猫居のイヤホン (旧:僕は猫だった)

TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

実用的?Ankerのモバイルバッテリー機能付きワイヤレスイヤホンAnker Soundcore P41iを試す

Author:猫居こうた

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Anker Soundcore P41i

  Anker Soundcore P41i
発売日 2025年7月10日
価格
(発売時)
12,990円
連続再生時間
(単体/ケース込)
ANC OFF
12時間/192時間
ANC ON
10時間/160時間
コーデック SBC/AAC
ドライバー 11mmダイナミックドライバー
防水性能 IPX5
Bluetooth Ver. 5.3
機能 モバイルバッテリー機能・ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・マルチポイント・ゲームモード・空間オーディオ・イコライザー・専用アプリ・急速充電(10分→5時間)
資料 公式サイト/説明書
  • ケーブル一体型のため色々持ち運ばなくてもイヤホンとしてもモバイルバッテリーとしても使える
  • イヤホンはちゃんと高性能な8,000円相当のものが入っている
  • モバイルバッテリーとして使わなければ一ヶ月くらい充電しなくても電池切れしなそう
  • 普通のTWSのケースよりはやっぱり大きくて重い
  • メインのモバイルバッテリーとして使うにはやや物足りないバッテリー性能
総合評価
 
9/10

こんにちは、猫居です。

趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。

今回レビューするのはAnker Soundcore P41i。

モバイルバッテリー機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。

昔はモバイルバッテリー機能付きのTWSってちらほら存在していたのですが、イヤホンケースがどんどん小型化していった結果、最近ではほとんど見かけなくなっていました。

そんな中でモバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンどちらの実績もあるAnkerがこういう物を出してきたというのは『テレビデオ』的な物が好きな自分にとってはかなり惹かれるニュースでした。

イヤホンとしての性能はどの程度のものなのか、モバイルバッテリーとしてはどれくらい使えるのか。

チェックしてみたいと思います。

Anker Soundcore P41i 外観・付属品チェック

イヤホン本体

ベースとなっているSoundcore P40iと基本的なデザインは一緒でした。

スティック部分の光沢がない分、P41iの方が落ち着いた印象ではありますね。

 

 

イヤホンケース

イヤホンケースはモバイルバッテリー機能を搭載しているだけあって少し大きめ。

ベースとなっているP40iと比べると違いがわかりやすいですね

ケーブル一体型なので別途ケーブルを持ち歩く必要がないのが他のモバイルバッテリ機能搭載TWSとは違うところ。

この一体型ケーブルでモバイルバッテリー側への給電も可能でした。

 

真ん中の数字がモバイルバッテリーの残量。左右のゲージはイヤホンのバッテリー残量を表しています。


ケースの裏は滑り止めがついていて、ケース内のストッパーを立ち上げるとスマホスタンドとして使うことも出来ます。

 

外箱・付属品

Anker Soundcore P41i 外箱・付属品

付属品リスト

  • イヤーピース
  • 説明書類

Anker Soundcore P41i 測定データ

重さ・サイズ実測値

Anker Soundcore P41i 重さ・サイズ 実測値

ケースサイズ 縦:75.3mm
横:59.3mm
高さ:29.5mm
三辺合計:164.1mm
重さ イヤホン:5.1g
ケース:104.0g

イヤホンケースは一般的なTWSと比べて大きめ、重さも2倍ほど。

ズボンのポケットに入らないほどではないですが、入れると嵩張って邪魔くさく感じるくらいの感じ。

イヤホンはごくごく標準的なサイズ・重量でした。

携帯性 S・A・B・C・D

(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)

遅延測定結果

Anker Soundcore P41i 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時

291ms(SBC)
337ms(AAC)

337ms(AAC)
低遅延時 148ms(SBC)
204ms(AAC)
204ms(AAC)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

アプリからゲームモードにすることで低遅延に切り替えることができます。

SBC接続時のゲームモードでは音ゲーは厳しいですが、普通のゲームなら大丈夫かなという感じ。

AAC接続だとゲームモードでももたつきを感じると思うので、ゲームに使うのはちょっと厳しいかなと思います。

動画視聴はNetflixなどアプリ側で遅延補正してくれるものはどのコーデックでも問題ありません。

交換イヤーピースについて

太くて浅い楕円形ノズルです。

手持ちのイヤーピースでは浅すぎてすぐ外れてしまったり、太すぎて入らなかったり。

ちょっと試した範囲ではどれも入らなかったので、最初からついている付属のイヤーピース以外はほとんど入らないと思ったほうがいいと思います。

Anker Soundcore P41i ワイヤレスイヤホンとしての機能をチェック

音質評価

音質はP40iと全く同じでした。

Ankerらしい派手なドンシャリサウンドです。

特に低音の量感が凄まじく、かなり迫力のある低音が楽しめます。

個人的には高音が少しキンキンして刺激感があるのが気になるところ。

同じように感じる場合はイコライザーで調整してあげると良いと思います。

イコライザーはプリセットの数も豊富ですし、カスタムイコライザーもちゃんと機能します。

 

また、HearIDという聴力テスト+好みの音テストで最適なイコライザー設定に導く機能もあるので、ある程度好みの音を作るのが容易なのがAnkerイヤホンの良い所ですね。

音質
 
7.5/10

ムービーモードについて

ムービーモードで3Dオーディオを楽しめるようになっています。

ただ、あまり効果的とは言い難い出来なので期待しないほうが良いです。

ノイズキャンセリング機能の比較

豊富なノイズキャンセリングモードを搭載

こちらもP40iと同等の性能でした。

約1.5万円したAnker Liberty 4(現在はLiberty 5が最新)と同じウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載していますが、ノイキャンの強度はP41iの方が上です。

1万円前後で最強とまではいきませんが、実用的に使える強さはあります。

ある程度大きなノイズもしっかり遠ざけてくれるでしょう。

(参考:最強~コスパ機までわかるノイズキャンセリングイヤホンの強度比較表)
最強がわかる!ノイズキャンセリングイヤホンの強さ比較ランキング

ノイキャン
 
8.5/10

外音取り込み機能の評価

2種類の外音取り込みモードを搭載

イヤホンをしていないときの音量100とすると、外音取り込み時の音量は85ほど。

少し音量が落ちる感覚はありますが、イヤホンをしたままでも人の声を拾うことが出来ます。

小声だとちょっと聞き取りにくいときもありそうですが、電車のアナウンスなどは余裕で聞き取れるので実用的に使える性能です。

外音取り込み
 
8.5/10

装着感評価

こちらもP40iと同じですね。

安定感と軽さを両立した装着感。

圧迫感は少なめですが、しっかりとフィットするので安心して着けられます。

装着感
 
8.5/10

マイク性能・通話品質

物凄くクリアというわけではありませんが、問題なく使える程度の性能。

周囲のノイズや風切音もある程度ちゃんと処理してくれます。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価


初期設定の操作方法

タッチセンサー式。

全ての操作をカスタマイズ可能です。

1タップ目は誤操作防止のために初期設定では無効になっています。

好みに応じて音量±などを入れてあげると良さそうです。

割り当て可能な操作方法一覧

ノイズコントロールはノイキャンOFFを含めるかどうかも選択可能。

ノイキャン→外音取り込み→ノイキャン・・・のループの方が使いやすいのでここが設定可能なのは嬉しいですね。

タッチセンサーの感度も問題なし。

普通に使いやすいと思います。

操作性 S・A・B・C・D

専用アプリ【Soundcore】の主な機能

主な機能一覧

  • ノイズコントロール
  • イコライザー
  • 操作方法のカスタマイズ
  • ゲームモード
  • ムービーモード
  • 装着感テスト
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

 

設定画面

Anker Soundcore P41i モバイルバッテリーとしての機能をチェック

どの程度充電できるのか、実際に充電してみた結果

使用したスマホはXperia 5 IV。

バッテリー容量は5,000mAhです。

スタート時のスマホバッテリー残量

 

急速充電で10分経過

 

モバイルバッテリーが充電できなくなるまで充電した結果

 

約44%充電することができました。

個人的には日常生活で使う分にはこれで十分かなという感じですが…。

ゲームをよくするとか、動画を沢山観るという方にはどうですかね。

バッテリー消費が激しい場合には少し物足りないかもしれません。

ケーブル一体型であること、10wとはいえ急速充電に対応していることで以前持っていたモバイルバッテリー搭載TWSより遥かに実用的に使えるなという印象です。

モバイルバッテリーとして使いすぎてイヤホンを充電できなくなるという心配はなさそう

充電できなくなるまで充電するとバッテリーが0%になってワイヤレスイヤホンのほうを充電できなくて困るんじゃ?と買う前に思っていたんですが、杞憂でした。

画像のように、バッテリー残量が10%になったところで充電が自動で停止。

ワイヤレスイヤホンを充電するためのバッテリーは確保されるみたいなので、そろそろ外さなきゃとか気にせず充電することができます。

野暮な比較(Anker Nano Power Bank+P40iでの運用との比較)

P41iの魅力はそれ1つでワイヤレスイヤホンとしてもモバイルバッテリーとしても使える所にあるので、コスパとかなんだとかいうのは野暮ではあるのですが…

僕は普段Anker Nano Power Bank(Amazonリンク)という小型モバイルバッテリーを愛用しているのですが、これとP40iを併せて使ったほうが取り回しもコスパも良いんじゃないかなーなんて思ったので、ちょっと比べてみました。

Anker Nano Power Bank


スマホに接続してもスマホの先がちょっと伸びたくらいの感覚で充電したままスマホを使えます

  • Anker Nano Power Bank 価格3,490円(バッテリー容量5,000mAh)
  • Anker Soundcore P40i 価格7,980円

合計11,470円でバッテリー容量もP41iの3,000mAhより多く、充電しながらの使用感も良くてイヤホンの性能は同等という感じですね。

大半の人はこっちでいいじゃんとなりそうですが、『テレビデオ』的な物には不思議な魅力があるんですよね 笑

まとめ

メイン機能評価

音質
 
7.5/10
ノイキャン
 
8.5/10
外音取り込み
 
8.5/10
装着感
 
8.5/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

総評:9/10

  • ワイヤレスイヤホン
  • モバイルバッテリー
  • 充電用ケーブル

あれもこれもごちゃごちゃと持ち歩きたくない人にとっては貴重なモバイルバッテリー機能付き完全ワイヤレスイヤホン。

ワイヤレスイヤホンはP40iと全く同じ性能だったので、約8,000円相当の性能と言えそうです。

音質、ノイキャン、外音取り込みとどの機能も実用的に使えるレベルのものが入っています。

一方でモバイルバッテリーとしてはやや半端な性能かなと。

一応10wの急速充電に対応しているものの、10分で10%、フルに充電しても40%くらいしか回復しませんでした。

ゲームとかしない人には日頃使うには充分かもしれませんが、よく電池を消耗するという場合はサブとして、保険として持つ感じになりそうです。

結局のところは小型モバイルバッテリー『Anker Nano Power Bank(Amazonリンク)+ワイヤレスイヤホン『Soundcore P40i(Amazonリンク)のほうが取り回しもコスパも良いのですが、自分のようにこういう『テレビデオ』的なものが好きって方にはコスパ度外視で欲しくなっちゃう魅力があるイヤホンだと思います。

今回は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。