猫居のイヤホン (旧:僕は猫だった)

TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

SOUNDPEATS Air6 HS レビュー|シリーズ1の低音?Air5と使い比べて違いをチェック

Author:猫居こうた

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SOUNDPEATS Air6 HS

  SOUNDPEATS Air 6 HS
発売日 2026年3月3日
価格
(発売時)
5,980円
連続再生時間
(単体/ケース込)
ANC OFF
9時間/45時間
コーデック SBC/AAC/LDAC
ドライバー 13mmダイナミックドライバー
防水性能 IPX5
Bluetooth Ver. 6.0
機能 空間音響エフェクト・マルチポイント・低遅延モード・イコライザー・専用アプリ・急速充電(10分→3時間)
資料 公式サイト/説明書
総合評価
 
8.5/10

こんにちは、猫居です。

趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。

今回レビューするのはSOUNDPEATS Air6 HS。

久々のインナーイヤー型イヤホンとなります。

最近はどのメーカーもオープンイヤー型に力を入れていて、インナーイヤー型は影を潜めていたので、こうして新作を出してくれるのはありがたいですね。

前作Air5と比べるとノイズキャンセリング機能が無くなっている代わりに値段はかなり安くなっています。

音質や装着感など、どのような変化があったのか。

Air5と使い比べてチェックしていきます。

SOUNDPEATS Air6 HSの外観・付属品チェック

イヤホン本体

タッチセンサー式。

光沢のあるデザインに変更されています。

 

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

イヤホンケース

イヤホンケースは開閉口が少し広くなってイヤホンを取り出しやすくなりました。

3,4→5→6とバージョンアップごとに取り出しやすさが改善

 

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

外箱・付属品

SOUNDPEATS Air6 HS 外箱・付属品

付属品リスト

  • 充電用 USB Type-C ケーブル
  • 説明書類
  • ピーツ君ステッカー

SOUNDPEATS Air6 HS測定データ

重さ・サイズ実測値

SOUNDPEATS Air6 HS 重さ・サイズ 実測値

ケースサイズ 縦:49.5mm
横:61.4mm
高さ:27.4mm
三辺合計:138.3mm
重さ イヤホン:4.3g
ケース:35.4g

ケースサイズはAir5より少しだけ大きくなっていますが、前述のようにイヤホンを取り出しやすくなっているのでメリットのほうが勝っていると思います。

重さはほとんど変わりないですね。

携帯性 S・A・B・C・D

(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)

遅延測定結果

SOUNDPEATS Air6 HS 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時 355ms(SBC)
419ms(AAC)
322ms(LDAC)
419ms(AAC)
低遅延時 110ms(SBC)
183ms(AAC)
-(LDAC)
183ms(AAC)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

アプリまたはイヤホン操作でゲームモードにすることで低遅延に切り替えることができます。

LDAC接続時はゲームモードは使用できないようです。

SBC+ゲームモード時の結果が非常に優秀で、普通のゲームはストレスなく遊ぶことが出来ると思います。

AACだと人によってはちょっと遅延が気になる可能性もあるかなと。

動画視聴に関してはNetflixなどアプリ側で遅延補正してくれるものならどのコーデックでも問題無く楽しめます。

バッテリー保ちを実際の環境でチェック

SOUNDPEATS Air6 HS バッテリーチェック

バッテリー消費の激しいLDAC・音量30%で再生してみたところ、4時間38分再生することができました。

SBCやAACでの再生ならもっと長く再生出来ると思います。

SOUNDPEATS Air6 HSとAir5の比較レビュー

装着感評価 

音質より先に装着感に触れておきます。

インナーイヤー型らしい軽い着け心地だったAir5とはまた違う装着感になっていました。

SOUNDPEATS Air6 HS vs Air5
Air6 HSはAir5と比べて幅広に

単純にイヤホンの横幅が大きくなっただけではなく、ドライバーがより耳穴に近い位置でフィットするようになったため、蓋をしている感覚が強めに。

開放感を犠牲に低音のパワーと装着時の安定感を手にした感じといいますか。

  • 軽めの装着感が好みならAir5
  • 安定感のある着け心地が好みならAir6 HS

特にインナーイヤー型は耳から落ちやすいという方にはAir6 HSのほうが合うかもです。

装着感
 
8.5/10

音質評価

Air5と聴き比べてみると、全く別物のサウンドとなっており、ボーカルをメインに聴かせるスッキリしたサウンドの5に対して、本作は低音の量感が増してウォームな音の傾向に変化。

もちろんカナル型と比べたら重低音部分は出ませんが、インナーイヤー型としてはかなりしっかり低音が出るほうかなと。Air3 HS DeluxeやAir4も引っ張り出してきて比べてみましたが、歴代シリーズの中でも低音は今作が1番出ると思います。

また、後述の内容ですが、ダイナミックEQをオンにすることでさらに低音を盛ることもできます。

中音、高音は5がクリアで聴きやすく、特にボーカルが主張する5に対して、6のボーカルはややフォーカスが曖昧でぼんやりした印象を受けました。

従って、単純な後継機と捉えずに低音重視なら6,ボーカル重視なら5という感じで好みに応じて選ぶと良さそうです。

アプリのイコライザー画面

音質
 
7.6/10
ダイナミックEQについて

ONにするとサブウーファー積んでるのかな?というくらい野太い低音が出るようになります。

暴力的なまでの低音です。一方で中音はこもり感がでちゃいますし、強調しまくりな低音なこともあって曲によっては合わないことも。

なお、これまでのSOUNDPEATSのイヤホンはダイナミックEQ前提の音造りみたいなところがあったのですが、今作はオフが通常っぽい音造りになっています。

ダイナミックEQ前提の音造りの何が問題かといいますと、

  • ON=想定された低音の量感
  • OFF=低音が痩せてしまう

LDACとダイナミックEQが排他の関係にあり、ダイナミックEQ前提の音造りだと実質的にLDACが使えなくて困っていたので、この変更はありがたいです。

空間音響エフェクトについて

音楽モード

めちゃくちゃ音の広がりがアップするってわけではないのですが、しっかり広がりを感じられます。

デフォルトだとインナーイヤー型にしては密集した音なので、開放感が欲しい時に良いですね。

ボーカルはやや加工感強めかなと感じました。

ムービーモード

音声を強調するみたいですかね。

元々がやや引っ込み気味なボーカルなのでムービーモードにするとボーカルがかなり鮮明に感じられます。

マイク性能・通話品質

比較的クリアな音声でした。

風切音や周囲のノイズもよく抑えてくれます。

ただ、その処理中に声が途切れたり劣化したりする度合いは大きめ。

やや聞き取りにくさを感じたので騒がしい場所や強風時の通話はなるべく避けたほうが良さそうです。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価


(左)初期設定の操作方法|(右)割り当て可能な操作

すべての操作箇所をカスタマイズ可能です。

ゲームモードもイヤホンからONにできるのはありがたいですね。

使っていて感じたのは1タップ目の音量調整はイヤホンの装着時に結構誤タップに繋がりがちかなと感じました。

音声アシスタントが不要な場合は1タップ目はOFFにして、3タップ目に音量調整を移しても良いかもしれません。

感度とかは特に気になることもなく、適切にタップすればしっかり反応します。

操作性 S・A・B・C・D

専用アプリ【Peats Audio】の主な機能

主な機能一覧

  • 空間音響エフェクト
  • マルチポイント
  • イコライザー
  • ゲームモード
  • 操作方法のカスタマイズ
  • LDAC
  • ダイナミックEQ
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

設定画面

注意点

LDACとマルチポイントは併用できない

LDAC接続中はマルチポイント以外にもゲームモードや空間音響エフェクトなども使えません。

マルチポイントは割り込み不可

マルチポイントの挙動について。

Air6 HSのマルチポイントは割り込み不可でした。

まとめ

メイン機能評価

音質
 
7.6/10
ノイキャン
 
-
外音取り込み
 
-
装着感
 
8.5/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

総評:8.5/10

音質、装着感、機能。

割とほとんどの面でAir5とは別物となっており、単純な後継機と捉えるのは違うかなと。

インナーイヤー型なのにフィットしやすく低音もしっかり出る。一方で、インナーイヤー型らしい開放感はやや薄めと感じました。

カナル型とインナーイヤー型の中間のような性質のインナーイヤー型イヤホン、そんな趣の新たな選択肢と考えると、SOUNDPEATSのラインナップがますます豊富になったと言えそうです。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。