
| TOZO NC20 Pro | |
| 発売日 | 2026年?月 |
| 価格 | 11,990円? |
| 連続再生時間 (単体/ケース込) |
ANC OFF 12時間/60時間 ANC ON 9時間/45時間 |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC |
| ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
| 防水性能 | IPX8 |
| Bluetooth Ver. | 6.0 |
| 機能 | スマートタッチスクリーン・空間オーディオ・ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント・低遅延モード・イコライザー・専用アプリ・ワイヤレス充電・着脱検知・急速充電(10分→3時間) |
| 資料 | 公式サイト |
| 総合評価 |
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9.5/10 |
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こんにちは、猫居です。
趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。
今回レビューするのはTOZO NC20 Pro。
スマートタッチスクリーン、ノイキャン、ハイレゾ・マルチポイント対応、ワイヤレス充電、空間オーディオ、着脱検知…
3万円以上の高級機と見紛うような多機能っぷりですが、Amazonでは割引価格込みで1万円を切っていることも多いコスパ系TWSです。
個人的に初めて触るメーカーですが、実力のほどは如何に。
兄弟機TOZO NC20(こちらもディスプレイ付き)と使い比べて違い、性能をチェックしていきます。
本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
TOZO NC20 Pro の外観・付属品チェック
イヤホンケース
イヤホンケースのディスプレイから色々と操作することができる、スマートタッチスクリーンを搭載。
機能については後述します。
【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】
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イヤホン本体
タッチセンサー式。
イヤホンの方はベーシックなショートスティック型という感じですね。
【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】
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外箱・付属品

付属品リスト
- イヤーピース
- 充電用 USB Type-C ケーブル
- 説明書類
TOZO NC20 ProとNC20の主な違い

ぱっと見はほとんど違いのない2つ。
結論から言ってしまいますと、2つの主な違いはディスプレイの機能です。
デザイン面など細かな違いはあれど、音質やノイキャンの効きなどは基本的に同じでした。
しかし、ディスプレイの機能には雲泥の差があり、NC20はバッテリー残量を表示するだけなのですが…

NC20は音楽再生や音量調整だけでなく、通常アプリを通して設定することをほとんどイヤホンケースから済ますことができます。
言語は英語や日本語など複数選択可

音量やノイキャンなど主要な機能はもちろんコントロール可能

さらに低遅延モードや空間オーディオの設定、マルチポイントやLDACのON/OFFといった細かい部分もケースから操作できます

触ってみた感じは高級機のディスプレイ付きケースとほとんど遜色無い印象でした。
全然普通に使えます。
唯一違いを感じた部分はスワイプしたときに項目を送りすぎてしまうことですかね。
ヌルヌルすぎる、といいますか…
思ったところでピタッと止まってくれない感じはあって、スワイプするときにちょっと加減が必要です。
サクサク動いて設定変更もスムーズにされるので、実用的に使えると思います。
アプリを通してディスプレイの壁紙も変更可能

横スワイプで各設定項目から一覧に戻れます

イヤホンのデザインもちょっとだけ違いますが、質感などに差は感じませんでした。

TOZO NC20 Pro 性能評価

音質評価
寒色系、弱ドンシャリといった趣のサウンド。
音場は狭めでカラッとした明るい音色です。
低音と高音に強調感があり、中域は少し凹むもののボーカルはきちんと主張。バランスの取れたサウンドだと思います。
1万円以下で買えるTWSとしては高音域の分離感がかなり良いのが印象的でした。
(EarFun Air Pro 4など、1万円以下の定番イヤホンと比べてもこの点は顕著。)
低音もしっかり厚みがあり、深いところもある程度出るので不足感は全く無く、レスポンスも良好。
ロックなどの勢いが欲しい曲とは相性が良いです。
ただ、なんでも明るくしてしまう傾向にあるので、雰囲気を大事にしたい曲とは合わないかな?と感じました。
実売価格で1万円を切るイヤホンとしては音質はかなり良好だと思います。
アプリのイコライザー画面


| 音質 |
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8.0/10 |
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空間オーディオ機能について
サウンドモードから変更可能
めちゃくちゃ音の広がりが増すというわけではありませんが、違和感は少なく、ある程度の広がりを感じることができました。
元々の音場が狭めなので、ノーマル時との違いも割と感じられます。
使い所は結構ありそうです。
ノイズキャンセリング機能の評価
イヤホンケースから各モードに変更可能
ノイズキャンセリングも実売価格1万円のイヤホンとしてはかなり高レベル。
色々なANCイヤホンと比較してみましたが、EarFun Air Pro 4とほぼ同じくらいかなと。
僅かにNC20 Proのほうが効きが良い印象です。
低音ノイズを大きくカットしてくれます。
人の声などはある程度遠ざけるくらいの効果ですが、電車などでもしっかり効果を実感できるだけのパワーがありました。
(参考:最強~コスパ機までわかるノイズキャンセリングイヤホンの強度比較表)
| ノイキャン |
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9/10 |
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外音取り込み機能の評価

音質・ノイキャンと価格帯TOPクラスの性能でしたが、こちらはう~んという感じ。
機能をONにするとサーというノイズが結構入るのが気になるかも。
また、こもり感も最近の物としては結構強めです。
会話で使うにはやや聞き取り辛さを感じました。
電車のアナウンスなど大きな音なら問題無いので、ある程度は実用的に使えると思います。
| 外音取り込み |
|
7.5/10 |
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装着感評価
楕円形ノズルなので耳穴への収まりが良好で、圧迫感も少なめ。
多少の動きではズレたりしないだけのフィット感が得られていました。
ある程度長時間つけっぱなしにしていても疲れにくかったですし、装着感も比較的良い方ではないかなと思います。
| 装着感 |
|
8.5/10 |
|---|
マイク性能・通話品質
ある程度のクリアさはあり、聞き取りには問題ない感じでした。
風切音や周囲のノイズもそれなりに処理してくれます。
ただ、ノイズ処理中の声の劣化は結構あります。
こもったような音声になって少し聞き取りにくくなるので、なるべく静かな環境で利用したほうが良さそうです。
| 通話品質 | S・A・B・C・D |
|---|
操作方法と操作性評価

初期設定の操作方法
すべての操作箇所をカスタマイズ可能です。
割り振れる操作も多く、この点は文句なしかなと。

ただ、個人的には装着時などに1タップ目を誤タップしてしまうことが結構多かったので、1タップ目はOFFにしたいかなぁと感じました。
それでもイヤホンケースで色々操作でき、着脱検知機能(イヤホンを外すと曲を自動停止・着け直すと再開)もあるので、不便には感じないと思います。
| 操作性 | S・A・B・C・D |
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専用アプリ【TOZO】について
アプリを開くとログイン画面が出てきますが、会員登録なしでゲストとして利用することも可能です。

ほとんどの機能をイヤホンケースのスマートタッチスクリーンから操作できるので、アプリの出番は一般的なTWSと比べるとあまりないかもしれません。
聴力テストやカスタムイコライザー、あとはイヤホンケースの設定が主な使い道となりますかね。
ケース設定画面

聴力補正機能

TOZO NC20 Pro 測定データ
重さ・サイズ実測値

| ケースサイズ | 縦:48.8mm 横:64.1mm 高さ:26.0mm 三辺合計:138.9mm |
| 重さ | イヤホン:5.4g ケース:43.2g |
スマートタッチスクリーン付きのイヤホンケースながら、サイズ感は普通のTWSと比べてもコンパクトな部類。
重さも標準的で、ディスプレイあるけどそのせいで野暮ったいみたいなことなく、スマートです。
| 携帯性 | S・A・B・C・D |
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(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)
遅延測定結果

| Android・PC その他 | iPhone | |
| 通常時 | 216ms(SBC) 261ms(AAC) 334ms(LDAC) |
261ms(AAC) |
| 低遅延時 | 125ms(SBC) 175ms(AAC) 113ms(LDAC) |
175ms(AAC) |
100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。
音ゲーは厳しいですが、普通のゲームなら遊べるくらいの遅延。
AACだと人によっては少し遅延が気になる場合もあるかもしれません。
バッテリー保ちを実際の環境でチェック

ノイズキャンセリングON/LDAC接続/音量40%で使用してみたところ、5時間15分再生することができました。
去年1年間のこのブログの集計データでは、LDAC+ノイキャンONで再生できるTWSの実連続再生時間の平均は4時間40分だったので、それよりも長く再生できたことになります。
平均以上のバッテリー保ちと言えそうです。
交換イヤーピース対応表

| SONY ハイブリッドイヤーピース(M) |
◯ | AZLA SednaEarfit Crystal(M) |
◯ |
| SONY トリプルコンフォートイヤーピース(M) |
- | AZLA SednaEarfit Crystal 2(M) |
△ |
| オーディオテクニカ AT-ER500(M) |
◯ | final TYPE E(M) |
◯ |
| NUARL Magic Ear+7 |
- | Spinfit OMNI |
◯ |
| COMPLY TWo-220-C(M) |
△ | 日本ディックス COREIR BRASS(M) |
- |
| radius HP-DME2(M) |
- |
△にしたものは一応入るし収まるのですが、少しケースに干渉したりイヤホンから抜けやすかったりしたものです。
注意点
イヤホンケースからイヤホンを取り出しにくい
イヤホンがケースに収まっている状態を横から見るとわかりやすいと思います。

このようにイヤホンの大半がケースに埋もれているような形で収まっているので、正直取り出しにくいかな…と感じました。
LDACとマルチポイントは併用できない
LDAC接続とマルチポイントは排他の関係でした。
ゲームモードは使えます。
マルチポイントは割り込み可能
マルチポイントの挙動について。
TOZO NC20 Pro のマルチポイントは割り込み可能でした。

まとめ

メイン機能評価
| 音質 |
|
8.0/10 |
|---|---|---|
| ノイキャン |
|
9.0/10 |
| 外音取り込み |
|
7.5/10 |
| 装着感 |
|
8.5/10 |
使い勝手評価
| 操作性 | S・A・B・C・D |
|---|---|
| 携帯性 | S・A・B・C・D |
| 便利機能 |
S・A・B・C・D |
| 通話品質 |
S・A・B・C・D |
総評:9.5/10
久々にインパクトのあるイヤホンがきたな、という感じがします。
1万円以下で実用的に使えるスマートタッチスクリーン付きイヤホンケースが手に入るというのはこれまでのコスパ系TWSにはない、圧倒的な強み。
音質やノイキャンも1万円以下のTWSとしては上等で、非常にコストパフォーマンスに優れたイヤホンだと思います。
気になった点はイヤホンをケースから取り出しにくいところ。そして、外音取り込みがややこもり気味なところですかね。
特にイヤホンの取り出しにくさは人によってはかなり気になるかもしれません。指を入れるスペースが狭く、指の小さい自分でも取り出しにくいと感じたので、指が大きい人だと尚更大変そうです。
Proと無印の主な違いはスマートタッチスクリーン機能の有無。
スマートタッチスクリーン機能が不要という場合はより安価な無印を選ぶのもアリかもしれません。
でも、せっかくこの価格で実用的なスマートタッチスクリーン付きTWSが手にはいるのですから、個人的にはやはりProがおすすめですね。
今回は以上となります。
また次回のレビューでお会いしましょう。










