Anker Soundcore P40i | |
発売日 | 2024年4月9日 |
価格 (発売時) |
7,990円 |
連続再生時間 (単体/ケース込) |
ANC OFF 12時間/60時間 ANC ON 10時間/50時間 |
コーデック | SBC/AAC |
ドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
防水性能 | IPX5 |
Bluetooth Ver. | 5.3 |
機能 | ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・低遅延モード・イコライザー・空間オーディオ・専用アプリ・Google Fast Pair・ワイヤレス充電・急速充電(10分→5時間) |
資料 | 公式サイト / 説明書 |
こんにちは、猫居です。
今回レビューするのはAnkerの完全ワイヤレスイヤホン、Soundcore P40i。
人気イヤホンだったSoundcore Life P3の後継機だそうです。
Ankerの独自技術『ウルトラノイズキャンセリング2.0』を搭載し、2台同時接続可能なマルチポイントにも対応。
最新のTWSらしい機能にバージョンアップした感じですね。
昨日買って今朝届いたばかりでまだファーストインプレッションという感じなのですが…
初回7,500個限定で20%ポイント還元されるみたいなので、簡単にでもレビューしてこうかなと思った次第です。
Anker Soundcore P40i のレビュー
音質について
Ankerらしい刺激強めのドンシャリサウンドです。
特に低音は暴れすぎと言えるほどの暴力的量感。
高音も強調感強めでややシャリ付き気味ですね。
中音は中高音寄りはよく出る一方で中低音側はちょっとおとなしい印象です。
音質を個人最適化してくれるHearIDやイコライザーで調整が効きやすいのは○。
同価格帯のライバルと比べると少し荒っぽさが目立ち、7000円台の完全ワイヤレスイヤホンとしては普通というか並って感じの評価だと思います。
Ankerイヤホンにしては低音が抑制的だったLife P3とはだいぶ違う音といえますが、解像度はP40iの方が高いですね。
7.3~7.5点/10点
空間オーディオ機能について
無理に音場を広げようとした感じで違和感しかないです…。
使うことはまずないでしょう。
ノイズキャンセリング機能の比較
約15.000円のSoundcore Liberty 4と同じウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載。
さっそく比べてみると、むしろLiberty 4よりノイキャンは効いていますね。
もちろんLife P3よりもかなり強力です。
この価格帯では低音ノイズの処理も強力な部類ですが、特に高音ノイズの処理がうまい印象です。
その他との比較では、-43dBのEarFun Air Pro 3と比べても薄っすらP40iのほうが勝っている印象。
ウルトラノイズキャンセリング3.0のLiberty4 NCには届きません。
Air Pro 3のワンランク上のノイキャン、-45dBのCMF Buds ProやBeats Studio Buds+と比べると今度は低音の消音力で負けているかなという感じ。
したがって、-43dBと-45dBの間くらいの消音力ですかね。
-44とするほどではないかな…ということでノイズキャンセリングイヤホンの強度比較表では-43dB評価の先頭に入れておきます。
8.5点/10点
外音取り込み機能について
これまでAnkerイヤホンの外音取り込みはどれもサーというノイズが強めに乗っていたのですが、P40iでは改善されています。
サーというノイズは僅かに入る程度。
イヤホンをしていないときと比べて85%くらいの音量で外音を聞くことができます。
充分使える機能です。
8.5点/10点
装着感について
Life P3よりコンパクトになっていておそらく軽くもなっていると思うのですが、その分少し軽い着け心地になったように思います。
劇的に変わるわけではありませんが、フィット感は良くて圧迫感も少なめ。
比較的快適な装着感です。
8点~8.5点/10点
マイク性能について
マイク性能はAnkerらしくまとまった性能になっています。
めちゃくちゃクリアというわけではありませんが、ある程度クリアで問題なく通話に使用できると思います。
その他
イヤホンケースがスマホスタンドになるようになっています。
今の自分には正直あまり使い道のない機能なんですが、自習室やらカフェやらあちこちで移動しながら勉強していた学生の頃だったらこういうの欲しかったかなぁと思いますね。
当時はスマホなどありませんでしたが
総評
ポイントまとめ
- Life P3からはだいぶ進化している
- ノイキャンと機能性は価格帯TOPクラス
- 音質は並
- 空間オーディオは全然駄目なので無いのと同じ
- 値段は他社の人気TWSと比べると僅かにお高め
完全ワイヤレスイヤホンとかよくわからん!という人にはなんとなく手にとっても最新のスペックのものが使えるので良いかなと思います。
が、中華系のコスパ高なTWSをすでに使っている人がわざわざ乗り換えたりするほどのものではないでしょう。
以上が現時点での僕なりの感想です。
もう少し使い込んだらきちんと書き直します。
また次回のレビューでお会いしましょう。