
こんにちは、猫居です。
今回紹介するのはQuestyleのBluetoothトランスミッター、QCC Dongle Pro。
LDACやaptX Adaptiveに対応しており、非対応のスマホやパソコンなどでもハイレゾ相当での再生が可能となります。
それだけならよくあるトランスミッターなのですが…

製品パッケージに【Made for iPhone | iPad】と記載されている通り、MFi認証を取っているのが大きな魅力となります。
MFi認証はApple社が定める性能基準を満たした他社製アクセサリに与えられる認定マーク
実際に使ってみて、機能や音の違いをチェックしてみます。
本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています
内容物

付属品は3点。
USB-A変換アダプタを使えばPCなどでも使用可能です。

使用までの手順
- アプリをスマホにインストールして起動
- トランスミッターを挿す
- 接続したいイヤホンなどのBluetooth機器側をペアリングモードにする
- アプリで接続候補から選択すればペアリング完了
トランスミッター側に物理ボタンなどが無いのでアプリは必須です。

スマホでBluetoothイヤホンを接続するときと同じような感じで候補が表示されます。
タップしてあげれば接続完了です。

接続中のコーデックの識別方法
ドングルのLEDの色でどのコーデックで接続されているか判断できるようになっています。

- SBC→青
- LDAC、aptX Adaptive→赤
- aptX、aptXHD→白
aptXとaptXHDは現在は主流とはいえないので、赤(ハイレゾ)か青(非ハイレゾ)かという見分けになりますかね。
LDAC、aptX Adaptive両対応のイヤホンもあるのでここが同じ色というのは少し不親切な気もしますが…
ハイレゾ接続時の音の違いや接続性について

今回は最近発売されたばかりのSONY WF-1000XM6をQCC Dongle Proで接続してみましたが、しっかりLDACで繋がりました。
凄くコンパクトなので出っ張りも少ないです。

音質や接続の安定性について
SBCやAACと比べて、LDACで聴くと音は明らかに違いますね。
特に全体の音の厚みが増し、高音の見通しの良さもぐっと良く感じられます。
Bluetooth接続の安定性は音質優先モードの設定だとかなり途切れやすい印象。
標準モードなら割と安定して使えるかなという感じでした。

良かった点
ゲーム機でつかえばゲームモードが起動

QCC Dongle Proはゲーム機に接続すると低遅延となるゲームモードが自動でオンになる機能が備わっているようです。
そこで試しにSwitch2×WF-1000XM6×QCC Dongle Proで使ってみました。

すると、普通のゲームなら遅延が気にならないくらいの低遅延で使えました。
ドングルを使わずにWF-1000XM6をスマホで普通にBluetooth接続したときの遅延測定結果は最小で233ms(0.233秒)で、ゲームでは明確に音の遅れを感じるくらいの値。
たしかに低遅延化しているようです。
(通常接続時の遅延についての詳細はWF-1000XM6のレビュー記事をご覧ください)
ただし、この機能はゲーム機専用のようでスマホでの接続では使えません。
従って、スマホでも低遅延で使いたい場合は後述のaptX Adaptive 低遅延モードで使うと良いです。
aptX Adaptiveの低遅延モードが選べる

通常、aptX Adaptiveは高音質モード/低遅延モードの切り替えが自動で行われ、任意の変更はできないのですが、このドングルでは切り替えが可能です。
100ms(0.1秒)を切るくらいの低遅延で使えるので、音ゲーもカジュアルに遊ぶ程度ならいけると思います。
気になった点
アプリを介した接続、設定変更が前提となっている

ドングルにボタンがついていて、それでコーデックの切り替えやらなんやらできるものもあるのですが、QCC Dongle Proはボタンの類は一切無し。
すっきりとして見栄えは良いですが、アプリがないと設定変更ができないのはちょっと不便かなと感じました。
まとめ

良かった点
- 薄くてコンパクトなので装着しても邪魔にならない
- 非ハイレゾコーデック対応端末でもハイレゾ再生が可能に
- aptX Adaptiveの低遅延モードを任意で選ぶことができる
- ゲーム機に接続すれば自動で低遅延モードに
気になった点
- LDACの音質優先モードでは接続が切れやすい
- ドングルにボタンなどはないので設定変更にはアプリが必要
LDAC/aptX Adaptive対応トランスミッターのQCC Dongle Pro。
実際に使ってみると音質・接続性の他、ゲーム機での実用性やaptX Adaptiveで低遅延モードを選べる点など、Bluetoothトランスミッターとしてかなり高性能だと感じました。
MFi認証済みというのもiPhoneで使いたい方にはトランスミッターとの相性を気にしないで済むので安心感がありますね。
すごい安いトランスミッターだと接続しようとしても中々繋がってくれなかったり音もノイズがすごかったりとかすることもあるので、、
個人的にはこの手のトランスミッターの中ではかなり好感触でした。
今回は以上です。
また次回のレビューでお会いしましょう。
