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TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

【AfterShokz Xtrainerz レビュー】水中でも使える骨伝導MP3プレイヤー

Author:猫居こうた

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Aftershokz Xtrainerz

追記:現在は終売し、同タイプのイヤホンはOpenSwimと販売されているようです

こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。

今回紹介するのは骨伝導イヤホンで有名なAfterShokzさんの新製品Xtrainerz。

水中でも使える防水性能とメモリ内臓でMP3プレイヤーとして単体使用できるところが大きな特徴となる骨伝導イヤホンです。

ジョギングや水泳などのスポーツシーンで活躍する他、メモリ内蔵でBluetooth接続なしに使えるので普段使いでも便利に使えそうです。

個人的にこれまで何百とイヤホンを使ってきましたが、骨伝導イヤホンは今回が初体験でした。

実際の使い心地や音質はどうだったのか詳しくレポートしていきます!

*AfterShokzの広報代理CyberMedia Communications Japanさんよりサンプルを頂いてのレビューとなります。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

AfterShokz Xtrainerz 詳細レビュー

Xtrainerzの特徴

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  • 骨伝導でもクリアな音質
  • 水中専用イコライザー搭載
  • 人間工学デザインの装着感
  • 音漏れが前世代から50%減少
  • MP3プレイヤーとして使用可能
  • 2年間の長期製品保証

外観・付属品チェック

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外箱。デザイン良く、プレゼントとしてもいけるクオリティです。スポーツ仕様をアピール。

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保証期間は驚異の2年間。安心してプールなどでも使えますね。

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付属品1。イヤホンケース。通気孔があり水中使用しても湿気がたまらないようになっています。

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付属品2。説明書はきちんと日本語で。ちなみに音声ガイドも日本語でした。

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付属品3。充電ベース。充電だけでなく曲の転送もこれ1つで済みます。

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付属品4。水泳用耳栓。これをつけて水泳モードにすると音の傾向が面白く変化します。詳しくは後述。

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本体。柔らかくしなり、フィット感はバッチリ。デザインも洒落ています。

そもそも骨伝導イヤホンとは

骨伝導とは鼓膜を通して聴く一般的な聴き方と違い、内耳のうずまき管に『音の振動』を伝えることで音として聴こえるという仕組みです。

難聴の方の光明としてだけでなく、その耳を塞がない聴き方に注目が集まる優れた技術ですね。

こういった仕組みなので音を流すと本体のフィット部分が微振動します。

AfterShokz製品は世代が上がるごとに振動の低減に成功しているみたいなので、Xtrainerzは振動がかなり抑えられている部類かと思います。

実際使ってみると最大音量で聴こうとしなければ振動はあまり気にならなかったです。

最大音量の振動は‥震えが伝わってきてくすぐったい感じです 笑

装着感は良好!走っても水中でも問題なし

ヘッドホンのように側圧を気にするレベルではありませんが、左右から抑えるような形のフィット感。

締めつけ感は殆ど無いのに走ったりしても全然ずれない安定感。

イヤホンを耳につけているよりかなり楽です。

ちなみにずれると骨伝導がうまくいかず音がスカります。

したがって寝ホンとしての使用は厳しかったです。

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水に長時間沈めても問題なしの確かな防水性能!

防水性能を試すため30分間、水につけっぱなしにしてみました。

結果は水から取り出した後も全く問題なく使用可能!

タオルでひと拭きするだけで水気が一瞬で飛ぶのも素晴らしいです。

曲転送は簡単、再生もスムーズで操作性問題なし

PCからドラック&ドロップするだけで曲転送完了。

別途アプリなどは必要ありませんでした。

再生/停止や音量の上限はもちろん、ランダム再生やリピート再生もボタン操作で簡単切り替え可能。

ハッキリと聞き取りやすい女性の日本語アナウンスなので今どのモードなのかも明確にわかります。

また、フォルダ単位で曲飛ばしできるのでアーティストやアルバム単位でフォルダ分けすれば聴きたい曲にたどり着くのも容易です。

MP3だけでなく WAVやFLACにも対応しているので音源データも高音質で持ち運べるのは良いですね。

Xtrainerzの音質について

さて、肝心の音質についてですが‥

通常モードと水泳モードでかなり違いがあったので分けて書いていきます。

通常モード時

想像以上にクリアな音です。

勝手ながら骨伝導イヤホン=籠もった音を想像していたのですが、そういったイメージを覆す明瞭感があります。

特に中高音は本当に耳にイヤホンをしていないのか?と思うほど綺麗な伸び。

空気感もよく伝わってきます。

ただ低音に関してはやはりそこまで出ませんね。

普通のイヤホンなどで聴くのに比べるとかなり控えめです。

水泳モード時

付属の耳栓を着けて、あるいはイヤホンなどでも良いのですが水泳モードにします。

すると、音の傾向が大幅に変化。

低音が出てるー!

通常モードでは引っ込み気味だった低音がボンボン主張してきます。

そして高音はかなりキンキンで刺さります。

ちなみにですが、耳栓をして水泳モードにしないと音がめちゃくちゃ籠もります。

それが水泳モードにすると籠もり感は0に。

イコライザで人工的に作り出した明瞭感を違和感としてわずかに感じてしまうところはありますが、水中でこれだけ明瞭で躍動感ある音が聴けるのはとても素晴らしいです。

通常モードでは物足りない低音がグンと出るのもちょっとした使い道があるかもしれません。

(低音の効いた曲を楽しむためのあえて水泳モードで聴く等*)

*耳栓やイヤホンなしで水泳モードにしてもスカスカの音が流れるだけなので意味無いです

骨伝導イヤホンのデメリットと言われる音漏れに関して

前世代より50%音漏れが低減されたそうですが、音漏れ自体はやはりします。

音量を大きくすると、ちょっと漏れるどころかかなり漏れる。

完全に音漏れなく聴こうと思うとやや控えめな音量で音楽を聴くことになりますね。

ただ骨伝導の特性なのか、それほど音量をあげなくてもしっかり音楽を聴くことができます。

適量でリスニングする分にはXtrainerzの音漏れは気になりませんでした。

Xtrainerzの評価:ただのながら聴きに収まらない音質・ポテンシャル

「耳を塞がない」・「ながら聴き出来る」が特徴の骨伝導イヤホンですが、Xtrainerzはそれだけに収まらないポテンシャルを持っているように思います。

MP3プレイヤーとして使える手軽さがあり、音は非常にクリアですし水泳モードというイコライザ機能も面白い存在。

リスニング目的でも中々楽しめます。

ジョギングなどでスポーツ用イヤホンもよく使う自分としては、スポーツ用としても非常に優れたイヤホンだと感じました。

デザイン・質感も良いですし、かさばらないので使い勝手はとても良いです。

骨伝導イヤホンに興味のある方は是非Xtrainerzを使ってみてください。

満足度はかなり高いです!