
| EarFun Air Pro 4+ | |
| 発売日 | 2025年11月17日 |
| 価格 (発売時) |
13,990円 |
| 連続再生時間 (単体/ケース込) |
ANC OFF 12時間/54時間 ANC ON 8時間/36時間 |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless/LC3 |
| ドライバー | バランスド・アーマチュアドライバー + 10mmダイナミックドライバー |
| 防水性能 | IP55 |
| Bluetooth Ver. | 6.0 |
| 機能 | ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・着脱検知・マルチポイント・ゲームモード・イコライザー・専用アプリ・急速充電(10分→3時間)・ワイヤレス充電・Google Fast Pair |
| 資料 | 公式サイト/説明書 |
- ハイブリッドドライバーとなり音質がAir Pro 4から順当にレベルアップ
- 多機能でカスタマイズ性が高く、使い勝手が抜群に良い
- 音質以外の機能は据え置き
- 一部のスマホで音量やコーデックを変更できない可能性あり
| 総合評価 |
|
9/10 |
|---|
■Air Pro 4+クーポン情報
25%OFFコード:EFPLUSPR
割引後価格:10,493円
有効期間:~2025年12月31日
対象店舗:Amazon EarFun公式ページ
こんにちは、猫居です。
趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。
今回レビューするのはEarFunの完全ワイヤレスイヤホン、Air Pro 4+。
その完成度の高さから1万円以下の定番TWSとなっているAir Pro 4の進化版ですね。
ドライバー構成がBAドライバー+ダイナミックドライバーのハイブリッド型になったということで、音質面でどのような変化があったのかが気になるところ。
Air Pro 4の他、同時期発売のライバル機SOUNDPEATS Air5 Pro+とも使い比べて違いをチェックしていきます。

本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
EarFun Air Pro 4+ 外観・付属品チェック
イヤホン本体
タッチセンサー式を採用。
Air Pro 4と基本的なデザインは一緒ですね。
ただ、装着感はちょっと違っていました。その点については後述します。

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】
⇠⇠⇠
|
|
|
|
|
|
イヤホンケース
ワイヤレス充電に対応。
イヤホンとは違ってケースはこれまでのEarFunとは全く違うデザインとなっています。

個人的にはAIr Pro 4のケースのほうが好みですね 笑
シンプルながら丸みを帯びていてかわいらしいと思います。

Air Pro 4+のケースは片手でも開閉できるので、その点は良くなったポイントと言えそうです。

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】
⇠⇠⇠
|
|
|
|
|
|
外箱・付属品

付属品リスト
- イヤーピース
- 充電用 USB Type-C ケーブル
- 説明書類
- 掃除用綿棒
EarFun Air Pro 4+ 測定データ
重さ・サイズ実測値

| ケースサイズ | 縦:50.0mm 横:60.0mm 高さ:27.5mm 三辺合計:137.5mm |
| 重さ | イヤホン:5.0g ケース:43.2g |
イヤホンケースはそこそこコンパクトな部類に入ります。
ポケットにもスッと収まるサイズ感。
イヤホンは重さ・サイズ共に標準的ですね。
| 携帯性 | S・A・B・C・D |
|---|
(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)
遅延測定結果

| Android・PC その他 | iPhone | |
| 通常時 |
240ms(SBC) |
240ms(AAC) |
| 低遅延時 | 94ms(SBC) 142ms(AAC) 105ms(aptX) 155ms(aptX Adaptive/高音質モード) 306(LDAC) |
142ms(AAC) |
100ms=0.1秒です。この測定環境ではスピーカー出力時60msの遅延を観測します。結果から-60msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。(LC3のみ別スマホのため-21ms計算)
アプリまたはイヤホン操作でゲームモードにすることで低遅延に切り替えることができます。
かなり遅延が少なく、動画はもちろんのこと普通のゲームなら問題なく遊べそうです。
特にLEオーディオで接続した時はドングル接続並の低遅延。音ゲーもカジュアルに遊ぶ程度なら全然いけそうです。
ただし、LDAC接続中はゲームモードにはできましたが、おそらく効いていないと思います。
実連続再生時間のチェック・バッテリー残量の推移
ノイズキャンセリングON・aptX Adaptive・音量44%で再生
- 1時間再生=バッテリー残量90%
- 2時間再生=バッテリー残量75%
- 3時間再生=バッテリー残量55%
- 4時間再生=バッテリー残量35%
- 5時間再生=バッテリー残量20%
- 6時間8分再生=バッテリー残量0%
6時間超えの長時間連続再生ができました。
(室内での結果なのでよりノイズの多い電車などで使用した際にはもっと短くなる可能性があります)
ライバルのAir5 Pro+は同じテストで2時間半しかもたなかったので、連続再生時間については圧倒的にAir Pro 4+の方が優秀。
使い勝手に直結する部分なので、どちらかで迷っている場合には大きな差別化ポイントとなりそうです。
交換イヤーピースについて

楕円形の太いノズル。
ざっと試した感じではほとんどのイヤーピースが入らず。
汎用イヤーピースの選択肢の幅はかなり狭いと思ったほうが良いでしょう。
EarFun Air Pro 4+ 詳細レビュー

音質評価
弱ドンシャリで音場がかなり広いのが特徴的。重心はやや下寄りでしょうか。
刺激感が少なくて自然な音の出なので聴き疲れしにくいと思います。
ハイブリッド構成ながら音に一体感があり、ドライバー間の変な繋ぎ目を意識させられることもなく、BA特有の刺激感も無く、とても良く調整されていると思います。
ただ、その分、ライバル機のSOUNDPEATS Air5 Pro+みたいな派手さ・わかりやすさはなくて、あくまでAir Pro 4の延長線といいますか、順当な進化バージョンと言えそうです。
Air Pro 4との比較
音の傾向は概ね同じです。若干低音の量感が増していますかね。
聴き比べるとまず高音域の明瞭さ、見通しの良さに明確な違いを感じます。
また、低音も輪郭を捉えやすくなっている印象で、質感の向上を実感できます。
Air Pro 4の音が好きな人なら違和感なくさらに良くなった音を楽しめると思います。
Air5 Pro+との比較
音場が広く自然な音の出のAir Pro 4+に対して、Air5 Pro+は音場は狭めでパワフルなサウンド。力強さと柔らかさを兼ね備えており、MEMSドライバーの素性の良さを全面に押し出している感じですね。
一方、Air Pro 4+はBAらしさを極力排除して刺激感なく、丁寧にAir Pro 4をアップデートする調整。
ダイナミックやBAドライバーでは中々出せないような音が出るAir5 Pro+のほうに響きの良さを感じますが、Air5 Pro+はノイキャンのON/OFFで音が結構変わってしまうのが難点。ONにすると低音がちょっと出過ぎる傾向で中域のこもり感が気になるようになります。
それに比べてAir Pro 4+はそういった心配なくノイキャンONでもバランス良く聴けるのでノイキャンイヤホンとしてはこちらのほうが使いやすいです。
| 音質 |
|
8.3/10 |
|---|
アプリのイコライザー画面
多数のプリセット+カスタムEQ
聴力テストを通じて最適なイコライザー設定に導く機能も
ノイズキャンセリング機能の比較
風切音低減機能はライバルのAir5 Pro+には無い機能
低音ノイズだけでなくノイキャンの効きにくい中音・高音ノイズにもある程度作用する強力なノイズキャンセリングです。
消音力はAir Pro 4と変わらず。
装着感にちょっとした違いがあるので、フィット感次第で多少違ってくる可能性はありますが、ノイキャン性能はほぼ同じといっていいでしょう。
1万円以下では最上位クラスのノイキャンでしたが、1万円台となるとAnker Soundcore Liberty 4 NCのようなノイキャン特化TWSなんかも選択肢に入ってくるので、ノイキャン最強とまでは言えません。
Air5 Pro+と比べても、高音ノイズの処理が若干程度Air5 Pro+の方が上手くて、あちらのほうが少しだけ上かなという印象でした。
(参考:最強~コスパ機までわかるノイズキャンセリングイヤホンの強度比較表)
| ノイキャン |
|
9/10 |
|---|
外音取り込み機能の評価
2種類の外音取り込みモードを搭載
こちらもAir Pro 4と概ね同じ性能だと思います。
デフォルトでは人の声をやや強調して取り込むようになっていて、明るいトーンで聞き取りやすいです。
その分、ちょっと周囲の余計なノイズも多めに取り込んでしまうというデメリットもあります。
バランスモードにすると、その余計な取り込み方を抑えて自然な取り込み音に。
ただし、人の声はイヤホンをしていない時と比べてやや音量が落ちて聞こえるので、デフォルトよりもちょっと聞き取りにくくなります。
散歩やランニングなどで環境音を聞きたいだけのときはバランス、会話やアナウンスが聞き取りたいときにはデフォルトが良いでしょう。
実用的に使える良い機能です。
| 外音取り込み |
|
8.5/10 |
|---|
装着感評価
装着時の見た目
Air Pro 4とはちょっと違う着け心地でした。
Air Pro 4はもっちりとした着け心地でしっかり密閉感が得られる感じ。
Air Pro 4+は4より耳の中にゆとりがあって圧迫感が軽減されたように感じます。それでいて耳穴はしっかり塞がれて密閉感はちゃんとある、バランスの良い装着感ですね。
個人的には軽い着け心地のほうが好みなのでAir Pro 4+のほうが好みかなぁと感じました。
| 装着感 |
|
8.5/10 |
|---|
マイク性能・通話品質
マイク性能はAir Pro 4と変わりないように感じました。
明るい声色で割と聞き取りやすい音声かなと。
風切音の処理はうまくて、風が吹いてもほとんど影響を受けなかったのが◯。
周囲のノイズもある程度カットしてくれますが、少し取り切れないノイズが乗ってしまっていました。
また、ノイズ処理中は声にこもり感が出ます。
凄く騒がしい環境とかでなければ問題なく使えるレベルだと思います。
| 通話品質 | S・A・B・C・D |
|---|
操作方法と操作性評価

初期設定の操作方法
全ての操作をカスタマイズ可能です。
センサーの感度も特に問題はないでしょう。
ゲームモードも設定可能ですし、ノイズコントロールのカスタマイズも出来ます。

ノーマルを外すことでノイキャンと外音取り込みだけのループ設定にすることが可能。
ノイズコントロールの使い勝手が大きく向上します。
Air5 Pro+はこのノイズコントロールのカスタマイズが出来ず、ノーマルを挟んだループになってしまうので、Air Pro 4+の方が操作性は良いと思います。

こちらもAir5 Pro+には無い機能で、イヤホンを外すと音楽再生を自動停止し、着け直すの自動再開してくれる着脱検知機能。便利な機能です。
| 操作性 | S・A・B・C・D |
|---|
専用アプリ【EarFun Audio】の主な機能
EarFunのアプリはホーム画面から全ての機能にアクセスできるシンプルな構造になっているのが◎。
主な機能一覧
- ノイズコントロール
- イコライザー
- 操作方法のカスタマイズ
- ゲームモード
- コーデックの切り替え
- マルチポイントの切り替え
- ファームウェアアップデート
ホーム画面

注意点
一部のスマホで音量やコーデックが変更できない問題
問題があった機種:SONY Xperia 5Ⅳ
- 音量→スマホで音量を変更しても反映されない問題。(イヤホンからの音量操作は反応あり)
- コーデック→LC3に固定される問題。表記上は変更されても実際には変わっていない。(音の違いでわかるとか言いたいところですが、遅延を測ることでわかります)
手持ちの他のスマホでは起きず、このスマホでだけこの現象が起きました。
思い当たる節もあって、このスマホはLEオーディオに対応しているのですが、Air Pro 4+はLEオーディオの互換性に問題があることが明言されているんですよね。
で、動作保証されてるLEオーディオ対応スマホ一覧にこのスマホの名前はありません。

Xperiaが相性悪いだけかもしれませんが、対応機種に乗っていないLEオーディオ対応スマホをお使いの方は注意したほうが良いかもしれません。
マルチポイント+LDAC接続、できるけど推奨はされていない

一応LDAC接続とマルチポイントが両立するようにはなっていますが、あまり推奨はされていないようです。
マルチポイントの挙動について
マルチポイントの挙動について。
EarFun Air Pro 4+のマルチポイントは割り込み再生不可でした。

まとめ

メイン機能評価
| 音質 |
|
8.3/10 |
|---|---|---|
| ノイキャン |
|
9/10 |
| 外音取り込み |
|
8.5/10 |
| 装着感 |
|
8.5/10 |
使い勝手評価
| 操作性 | S・A・B・C・D |
|---|---|
| 携帯性 | S・A・B・C・D |
| 便利機能 | S・A・B・C・D |
| 通話品質 | S・A・B・C・D |
総評:9/10
Air Pro 4から順当に音質が進化。元々がハイエンド並みの高機能、使い勝手の良さだったので、今作もやはり完成度は高いです。
ただ今作、機能的な面では特に変化はありませんでした。1万円以下では類を見ないほどの高性能でも1万円台になると着脱検知機能やワイヤレス充電対応のイヤホンもちらほら出てきます。なのでAir Pro 4の時のような圧倒的優位性は築きにくいんですよね。
音質だけでなくノイキャンもさらに強力になっているとか、もう1個上澄みがあるとさらに良かったのかなぁと感じました。
Air5 Pro+と比べて
どちらのイヤホンも高音質志向の全部入りTWSという風に見えますが、個人的には種類の違うイヤホンだと思っています。
Air5 Pro+はノイキャンONだと最近の物としては再生時間がかなり短く、音のバランスも変わる関係上、ノイキャンOFFで音質特化イヤホンとして使うのが良いかなと感じました。
一方、Air Pro4+は使い勝手に優れた総合力のイヤホン。音質的にはAir Pro 4から順当なパワーアップという感じで劇的な変化とはいきませんが、ノイキャンや外音取り込みなど全ての機能が高水準で備わっており、ワイヤレス充電や着脱検知などの便利機能も◎。連続再生時間も長く、ノイキャンイヤホンとして便利に使いたい場合はAir Pro 4+の方がおすすめです。
今回は以上となります。
また次回のレビューでお会いしましょう。










