追記:すでに終売しているようです
こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
今回レビューするのは低価格帯完全ワイヤレスイヤホンで圧倒的人気を誇るTaoTronicsのSoundLiberty53です。
なぜSoundLiberty53は人気なのか?
実際にSoundLiberty53を使って使い心地や音質まで細かくチェックしていきます!
TaoTronics SoundLiberty53の詳細レビュー
SoundLiberty53の特徴
再生時間 | 連続再生6時間 / ケース込40時間 |
対応コーデック | SBC、AAC |
Bluetooth | 5.0 |
付加機能 | 防水性能IPX7 |
低価格帯完全ワイヤレスイヤホンの多くに見られる4つの課題とは以下のとおりです。
- Bluetooth接続が不安定
- 1回あたりの再生時間が短い
- 音質に難あり
- 品質にバラつきがある
1と3は実際に手にとって確かめるしかありませんので後述します。
2については高価格帯でも2019年に入ってようやく再生時間が伸びてきたくらいで、低価格帯では1回あたり3時間程度の再生時間が当たり前でした。
しかしSoundLiberty53に関しては1回あたり6時間とかなり長い再生時間を達成できています。
また、4についてはTaoTronicsの製品というのが大きいです。
左右一体型のBluetoothイヤホンで人気が出始めた頃からTaoTronicsのイヤホンは何度も買ったりレビューしたりしていますが、中華製品にしては品質が良くて保証も手厚いんですよね。
玉石混交の中華系メーカーの中でもトップクラスに信用できます。
今回手にとってみた感じではSoundLiberty53もしっかりとお値段以上のビルドクオリティを実現しています。
外観・付属品チェック
Bluetooth接続の安定性について
所謂うどん型の形状をした完全ワイヤレスイヤホン。
アンテナの構造上、この形だとかなりBluetooth通信が安定しやすいようです。
今までいくつか使ってきたうどん型イヤホンは全てBluetooth接続が安定していました。
SoundLiberty53もやはりそうで、アンダー5000円の格安完全ワイヤレスイヤホンながらしっかりとした安定性です。
音質について
売り文句では【音質は低音をしっかりと再現しながら高音もクリアに聞こえる、全体的に臨場感のあるとてもバランスが良い音にチューニング】とあります。
実際に聴いてみると、たしかに非常に低音にボリュームがあります。
低音が前面に出てきながらもボーカルは中々くっきりと聴かせます。
しかし高音はやや後ろから鳴っている印象がありますね。
また、低音は質より量のタイプで曲によってはやや膨張しすぎるところもあり。
低音好きには心地よい音でこの価格帯で求められる音の傾向とマッチしています。
ですが、低音そんなにいらないよという方は注意です。
4000円そこそこという超格安な値段を考えたら十分な音質の完全ワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
装着感について
これまた先程と同様にうどん型のイヤホンは軽めの装着感で耳へのフィット性は高い傾向にあります。
SoundLiberty53も同じで軽くてさっと耳に収まってくれます。
真下に垂らすようにつけるのではなく、耳の溝に沿うようにつけるのがポイントかな?と思います。
タッチの感度や操作性について
タッチの感度はまぁまぁといったところ。
時々思った反応が得られないことも。
特に三回連続タッチで曲送り/戻しの操作は慣れるまで結構難しいです。
多くのTWSでは音量操作が本体依存ですが、SoundLiberty53はイヤホンから音量を上下できるのは良いですね。
また、再生/停止が2回連続タッチになっているので誤作動が起きにくいよう配慮されています。
総評
SoundLiberty53は低価格ながら基本性能がしっかりしていて、迫力ある低音が魅力。
コストパフォーマンスが良いと人気があるのも頷けます。
特大の低音押しイヤホンというのが音の好みが分かれるところでしょうが、お金はなるべくかけずに便利で実用的な完全ワイヤレスイヤホンが欲しいという方には最適なイヤホンではないでしょうか。
今回は以上となります。
また次回のレビューでお会いしましょう。