完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。
今回は完全ワイヤレスイヤホン(TWS)をよく失くす・落とすという方のためのテーマとなります。
TWSをなくしてまうきっかけって大体どこかに忘れてきたか、落としてしまったかの2パターンですよね。
本当にたくさんの完全ワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、落としやすいイヤホンの特性は割りとはっきりとわかります。
なくしてしまうのは一見どうにもならそうですが、実は紛失対策がされているイヤホンもあります。
- どういった完全ワイヤレスイヤホンが落としやすいのか
- どう対策すれば失くさず(落とさず)に済むのか
- 失くしやすい人におすすめの“失くしにくい”特性を持ったTWS
このような順番で説明していきます。
なぜ完全ワイヤレスイヤホンは失くしやすいのか
AirPodsは耳から落ちやすい(インナーイヤー型)
イヤホンの種類は主に2種類あって、インナーイヤー型とカナル型があります。
インナーイヤー型イヤホンとは耳介に添えるように装着するイヤホン。
軽い付け心地が魅力ですが、フィット感は緩くちょっとした衝撃で落ちてしまいます。
もう一方のカナル型イヤホンは耳穴にイヤーピースを突っ込んで安定させるイヤホン。
こちらはちょっとの衝撃では落ちたりしません。
そして日本でもっとも使われている完全ワイヤレスイヤホンの1つ『AirPods』は落ちやすいインナーイヤー型なんですよね。
自分の使ったTWSの中でもAirPodsはかなり脱落しやすい部類です。
イヤホンケースから出す時に滑って落とす
もう1つありがちな原因がこれ。
イヤホンケースからイヤホンを取り出す時に滑って落っことしてしまうパターン。
- イヤホンの磁石が強くて中々取れない
- イヤホンを取り出すスペースが少なくて取り出しにくい
結構こういう完全ワイヤレスイヤホン少なくないですが、取り出す時すっぽぬけて落としそうになりますよね。
装着方法が間違っている・イヤーピースが合っていない
電車などで時々イヤホンの装着の仕方を間違えている方を見かけます。
上手くフィットしていない状態だとイヤホンを落とす危険性が高いです。
音質・遮音性の観点からもきちんと装着した方が良いでしょう。
正しい装着方法はイヤホンによって違うので説明書などで確認してください。
また、イヤーピースが合っていない場合も同様のリスクがあります。
付属しているイヤーピースをS・M・Lと各サイズきちんと全て試してみたほうが良いです。
どこにイヤホンをやったか忘れてしまう
コンパクトさが売りの完全ワイヤレスイヤホン。
しかしそれもいざどこに置いたか忘れてしまうと小ささ故に探すのが大変ですね。
このへんはかなり性格によって左右されそうですが‥
イヤホンがどこにあるのか“探す”機能を搭載したイヤホンを使うことでこの問題は解決できます。
手持ちのイヤホンを落とさないためのコツ
AirPods用のカバーを使う
どうしても耳から脱落しやすいAirPods。
それをカナル型のように安定した装着感に変えてくれるアイテムがあります。
エレコム イヤホンカバー(AirPods 第1世代・第2世代対応)
AhaStyle AirPods 3用イヤーピース(AirPods 第3世代対応)
これをつければ安定性がかなり高まります。
また、低音がスカスカになりがちなインナーイヤー型の問題もある程度解消できて低音の質感UPも望めます。
もちろんその分インナーイヤー型特有の装着感の軽さは薄れてしまいますが、高価なイヤホンなので紛失対策として有効です。
イヤホンケースからイヤホンを取り出しにくい時は“つまむ”ではなく“押し出す”
イヤホンを取り出すスペースが狭い場合もイヤホンの磁石が強い場合も強引に取り出そうとすると落とすリスクが高まります。
こういうのってつまんで引っ張り出そうとするとうまく取り出せないんですよね。
そこでおすすめなのが押し出して少し浮かせてやってから取り出す方法。
この方法だと割りとしっかりとイヤホンをホールドして取り出せるはずです。
付属のイヤーピースが合わない場合
付属のイヤーピースで合うものがない場合。
安価なワイヤレスイヤホンの場合、付属イヤーピースがペラペラな場合もありますね。
付属イヤーピースがペラペラな時
SONY ハイブリッドイヤーピースがおすすめです。
Amazonでは200円もしないくらい安く売っているイヤーピースですが、付け心地良く多くのTWSにフィットします。
迷ったらとりあえず試す定番中の定番イヤピ。
安いので1つ持っておいて損はないです。
イヤーピースのフィット感がいまいちと感じたら
圧倒的な密着度を生み出すAZLA SednaEarfit Crystalがおすすめです。
耳の外に出っ張るような形状のイヤホンでもイヤーピースだけで安定させてしまうほどすごいフィット力があります。
それでいて非常に柔らかい素材で出来ているので圧迫感はそれほど強くありません。
イヤーピースが原因で耳から脱落してしまう心配があるときの強い味方です。
おすすめの紛失しにくい完全ワイヤレスイヤホン
“探す”機能付きTWSがおすすめ
完全ワイヤレスイヤホンの中には“探す”機能を搭載したものもいくつかあります。
“探す”機能にも2種類ありまして
- Bluetooth通信が最後に接続した場所を検知するもの
- イヤホンから大音量を出して場所を特定するもの
落とし物に対応するのは1の“探す”機能ですね。
家の中でどこにやったかわからなくなることが多い人には2の“探す”機能も有用です。
ここでは1と2の両方の“探す”機能を有した安価なTWSをおすすめの1つとして紹介します。
(1の“探す”搭載イヤホンのレビューの記事一覧はこちら)
GLIDiC TW-6100
SoftBankのオーディオブランド『GLIDiC』からリリースされているノイズキャンセリング機能付きイヤホンです。
性能的には音質もノイキャンも平凡な出来ですが、コスパ高な中華イヤホン並に多機能で安価なのがウリ。
スマートトラッカー『Tile』を搭載しており、イヤホンから音を出したり最後にBluetooth接続した場所を地図上で確認することができます。
イヤホンを取り出しやすいケース構造のTWS
イヤホンを押し出して浮かせてから掴んで取り出すなんてめんどくさい!
という方におすすめなケースからイヤホンを取り出しやすいTWSも紹介します。
Anker Soundcore Life P3
取り出しやすいイヤホンケースで人気の高い完全ワイヤレスイヤホンといえばこれ。
- ハイブリッドノイズキャンセリング
- 外音取り込み機能
- ゲームや動画を楽しむための低遅延モード
- イコライザー機能
- 寝る時用のヒーリングサウンド
等など。
様々な機能を搭載したAnkerの完全ワイヤレスイヤホンです。
低価格帯では定番人気のTWSですが、イヤホンの取り出しに関しても非常に優秀です。
また、専用アプリにはイヤホンから音を鳴らす“探す”機能も用意されています。
⇒Anker Soundcore Life P3の詳細レビュー
片方だけ紛失した際に補償が用意されているメーカーもある
中にはこういった補償を用意しているメーカーもありますが、基本的には修理扱いとなりお金がかかります。
まとめ
完全ワイヤレスイヤホンをなくさない・落とさないための対策
- AirPods(インナーイヤー型)⇒カバーをつけてフィット力をアップ
- 取り出しにくいケース⇒“つまむ”ではなく“押し出す”を意識
- 忘れ物対策⇒“探す”機能付きTWS(GLIDiC TW-6100)
- 取り出しやすい収納ケース⇒ (Anker Soundcore Life P3)
- 片方の紛失に対する補償があるメーカーもある
完全ワイヤレスイヤホンは非常に便利なアイテムですが失くしやすい、落としやすい物でもあります。
特にAirPodsは危険度高めかつ高価なものなのでお気をつけください。