完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。
今回レビューするのはdyplayの新作完全ワイヤレスイヤホンANC Podsです。
dyplay製品は過去にこのブログではノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホンUrbanTravellerをレビューしました。
値段の割にとてもよく効くノイキャンでコスパの高い一品でした。
今回は低価格でノイズキャンセリングを搭載した「完全ワイヤレスイヤホン」へのチャレンジということで個人的に期待大です。
ノイキャンの効き目や音質など細かくチェックしていきましょう。
dyplay ANC Pods 詳細レビュー
外観・付属品チェック
シンプルな外箱。
非常にコンパクトなイヤホンケース。
触り心地はかなりプラスチッキーですがシンプルデザインで清潔感があります。
イヤホン本体。
楕円形のイヤーピースになっています。
付属品。
説明書にはない操作もあったので後述します。
音質評価
かなりの低音重視イヤホン。
それもスピーカーを鳴らしているような感覚を覚える圧の強い低音。
とにかく低音の響きが前面に出る音作りになっています。
低音をきかせた曲との相性は抜群です。
一方で中高音も一定の明瞭感はあり、おざなりになっているわけではありません。
高機能で低価格な完全ワイヤレスイヤホンということで音質面を懸念される方もいらっしゃるかと思います。
しかしこの価格帯のTWSとしては好みがあえば充分な音質を備えているといえるでしょう。
想像以上に実用レベル!ノイズキャンセリングと外音取り込み機能
まず肝心要のノイズキャンセリングの効き目について。
まず低音について。
エアコンの音とかかなりうるさめの換気扇の音なんかも効果的に消してくれました。
ほとんど無音に近いくらいに消してくれます。
高音に対してはマイルドな効き目。
若干ノイキャン特有の圧迫感やホワイトノイズはありますが、値段を考えれば充分すぎます。
実用的に使っていけるノイキャン効果でした。
<参考>
続いて外音取り込み機能について。
こちらはかなり強調した聞かせ方。
イヤホンをしていないときより外音取り込み機能ONでイヤホンをしている方が人の声がよく聞こえます。
一方で余計な騒音も大きく拾ってしまいがち。
常時ONにしておくような使い方ではなく、電車のアナウンスやレジの会計時など必要なときだけONにするような使い方になると思います。
こちらも充分実用的です。
その他便利機能について
Amazonの販売ページのほうでは書いてありますが、説明書のほうではその記載がないような?その他の便利機能について。
1.ワイヤレス充電対応
写真の通りQi規格のワイヤレス充電に対応していました。
立てて置くのではなく寝かせるようにして置くと充電されます。
2.低遅延のゲームモード
操作方法がどこにも書いていないのでどうやるのかわからなかったのですが、マルチファンクションボタンを3回連続タップでゲームモードとアナウンスされました。
なお3回押しても無反応で戻ったかどうかわかりませんが、その後また3回押すとゲームモードのアナウンスされるので無反応のときに低遅延モードが解除されているのかな‥?
注意点
低価格ながら非常にたくさんの機能を搭載したイヤホンですが注意点もあります。
それは操作に関する作りがやや甘いという点です。
まずタッチセンサーの感度があまり良くないです。
タップの認識がやや甘めでダブルタップまでは良いですが、低遅延モードへの切り替え3回タップは結構失敗します。
そして曲送り/戻し、音量UP/DOWNの操作がイヤホンからできないのも痛いですね。
操作をノイキャン・外音取り込みやゲームモードへの切り替えに割り振ってしまったので基本的な操作は省略せざるを得なかったのでしょうか。
そのへんはスマホなどから操作すれば問題ないといえば問題ないのですが、気にする方は要注意です。
総評
ノイキャンに外音取り込み機能、さらにワイヤレス充電に低遅延モードまで。
とにかく多機能・高機能なイヤホンなのに7000円を割る値段はすごいの一言。
操作性にやや甘い所はあるものの、他社の格安系ノイキャン完全ワイヤレスイヤホンでも値段は8000~10000円はしますからね。
値段差を考えれば充分選択肢に入ると思います。
気になる方は是非チェックしてみてください。