更新日:2023年3月 いつの間にかアップデートでマルチポイントに対応していました
TWSコレクターの猫居です。
今回レビューするのはAmazonからリリースされたノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン。
Echo Buds 第2世代です。
2022年2月14日発売、お値段は定価12,980円。
(ワイヤレス充電ケースモデルは14,980円)
コンパクトなデザインで複数のイヤーピース・イヤーウイングが準備されている点から装着感にかなり気を使っているようにみえます。
Amazon純正だけにAlexaと最適に連動できる点も使い勝手の面で他社製品を圧倒するでしょう。
音質やノイズキャンセリングの性能はどうでしょうか?
快適さ重視でAppleのAirPods Proの代替品となりうるイヤホンなのか。
それとも本格的なリスニングもいけるイヤホンなのか。
今回も早速ですが結論から書いていきましょう。
音質 |
低音:★★★★★☆☆☆☆☆ 中音:★★★★★★★★☆☆ 高音:★★★★★★★☆☆☆ |
装着感 | S・A・B・C・D |
通話品質 |
S・A・B・C・D |
ノイキャン | ★★★★★★☆☆☆☆ |
外音取り込み | ★★★★★★★★★★ |
Echo Buds 第2世代の良い点
- 解像度高いスッキリサウンド
- 外音取り込みはイヤホンをしていないときとほぼ同じ自然な音
- Alexaが便利・アップデートでマルチポイントに対応した
Echo Buds 第2世代の注意点
- 低音が貧弱
- 操作のレスポンスが悪い
ファーストインプレッションは“思ってたのと違ったなぁ”という感じです。
遮音性を高めるためか結構きつめのフィット感。
操作も思ったよりサクサクではない、むしろ遅いくらい。
ノイズキャンセリングも、Echo Buds より安くて強力なのたくさんあるんでうーん‥。
外音取り込み機能は文句無し。
逆に音質は思ったより良かったです、ただあまり面白みのない音ではあります。
全体的にそこそこまとまったイヤホンだとは思います。
ただ音楽を再生するにしてもノイキャンを切り替えるにしてもちょっと待たされるのが気になるんですよね。
突き抜けて良いところもないだけにレスポンスの悪さが“セールが来るまで買わなくていい”という評価に繋がっています。
Alexaをバンバン使っていこうという方には良いと思いますが‥。
そうでない場合はプライムセールとかで8000円くらいですかね?
*追記:2台同時接続可能なマルチポイントに対応したことでセールで6000円くらいならかなりお買い得といえる性能になりました
それくらいまで落ちてきたら買いではないでしょうか。
Echo Buds 第2世代の基礎スペック
連続再生時間 |
5時間 15時間(ケース込) |
コーデック | SBC・AAC |
防水性能 | IPX4 |
ゲーミング モード |
- |
専用アプリ |
Alexa対応 イコライザー機能 操作カスタマイズ フィット感テスト |
開封メモ
いつものAmazonパッケージといった感じの外箱&付属品です。
自分にしては珍しくカラーを白にしたんですけど、ちょっとケースは安っぽく見えるでしょうか。
やっぱり黒にしておけばよかったかな‥。
ビルドクオリティは悪くはないです。
イヤホンが顔になっているのがカワイイ!
音質評価
高音域の解像度がかなり高く、低音が力不足なこともあって非常にスッキリしたサウンドです。
前述の通り、低音はちょっと控えめの迫力不足。
低音盛り盛りサウンドが多い完全ワイヤレスイヤホンの世界では珍しいですね。
中音に一番のボリュームがあるんですけど、あまり色気は感じない。
高音域は高解像ながら刺激は取り除かれてて聴きやすいです。
全体的に淡々と鳴らしてしまう印象があり、面白みに欠けるイヤホンというのが僕個人の感想です。
ノイズキャンセリング評価
まぁまぁの効き目。
ですがAmazonに期待されているコストパフォーマンスを満たしているかと言われると怪しいですね。
ノイズキャンセリング効果-35dbくらいを謳うイヤホンと同じくらいの効き目でした。
(例)
サウンドピーツ Mini Pro 6680円 ANC-35db
物理的な遮音効果(パッシブノイズキャンセリング)の割合が高いようで中音~高音のノイズキャンセリングはそこそこ効きます。
逆に低音のノイズ低減効果はいまいちで換気扇の音などもちょっと残ってしまう感じ。
最近は1万円以下でも優秀なノイキャンイヤホンが登場していますので、値段を鑑みてもそれほど強力とは言えないでしょう。
(参考:ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめと最強がわかる比較表)
外音取り込み機能評価
外音取り込み機能については非常に優秀です。
イヤホンをしていないときとほぼ変わりない聞こえ方。
自然に聞こえるってかなり重要で、遮音されて聞き取りにくいのは論外としても強調が聞きすぎていたりすると違和感で耳が疲れてしまうものです。
ただノイズキャンセリングから外音取り込みに切り替えるのに少々もたつくのが痛いところではあります。
装着感評価
ワークアウトの管理がアプリでできるようになっていることもあってか、運動にも堪えるフィット感があると思います。
しかし長時間つけていると耳が痛くなり、個人的にはいまいちな付け心地でした。
この辺は人によって変わってくると思いますが。
アプリでかなり厳密なフィット感検査ができる点は良かったです。
アプリ、その他の機能評価
専用アプリではなくAlexaアプリでの操作になります。
そのためかちょっと見にくいですし機能もかなりシンプル。
例えばイコライザーは低音・中音・高音の3種類をスライダーでいじれるだけの大雑把なものだったり。
たいした変化もつけられずイマイチな出来です。
ただAlexaでできることは多岐にわたります。
Alexaをどれくらい使うつもりなのかでEcho Buds 第2世代全体の評価が大きく変わってくるでしょう。