猫居のイヤホン (旧:僕は猫だった)

TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

【有線イヤホン】TANCHJIM FISSION レビュー|4Uと使い比べて違いをチェック

Author:猫居こうた

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こんにちは、猫居です。

今回レビューするのはTANCHJIM FISSION。(2025年6月発売 19,999円)

完全ワイヤレスイヤホンばかり紹介している弊ブログですが、珍しく有線イヤホンです。

普段は有線イヤホンのレビュー依頼をいただいても(TWSのレビューを積みまくっている都合上)お断りしているのですが、このイヤホンはギミックが面白いなぁと思ってついつい引き受けてしまいました。

4段階の調整が可能なアナログフィルター×3種類のノズル=12種類のサウンド

比較対象となるイヤホンは2024年発売の同社製品、4U。(2024年12月発売 13,200円)

明言はされていないものの、4種類のフィルターを備えている点や音響設計的に実質的な先代機に当たるイヤホンのようです。

どのような違いがあるのか、聴き比べてみます。

*本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

TANCHJIM FISSION 外観・付属品チェック

イヤホン

 

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

外箱

 

付属品

【画像7枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

TANCHJIM FISSION vs 4U 使用比較

ビルドクオリティ

どちらも金属感溢れる見た目ですが、FISSIONはアルミ合金で出来ているらしく、4Uよりかなり軽いです。4Uは結構ずっしりと重さを感じますね。

測ってみたら4Uの2/3の軽さでした

 

また、造りもFISSIONのほうが精巧。


フィルター部分も比べると4Uの方は少し粗いのがわかります。

機能や付属品の違い

4U

  • 第4世代DMTドライバー
  • 4段階フィルター
  • Litz銅銀メッキケーブル

FISSION

  • 第5世代DMTドライバー
  • 4段階フィルター
  • 3種ノズル(ステンレス/真鍮/チタン)
  • 交換可能なプラグデザイン(3.5mm/4.4mm/Type-C【DSPチップ内蔵】)
  • 高純度LITZ銅銀メッキケーブル

USB-Cで接続すれば、TANCHJIMアプリを通じて音質を調整可能

 

ハイエンド製品にも使われている第5世代DMTドライバーが採用されているだけでなく、ノズル交換によるギミック部分の強化・スマホ直刺しでも使いやすいDSP内蔵ケーブルの付属・ケーブルの高品質化と全方向の強化が見受けられます。

音質比較

両者共にクール系の弱ドンシャリサウンド。

ただし、音質的なレベルはFISSIONの方が数ランク上だと感じます。

4Uは低音の質が値段の割にかなり良く、適度な量感と深度があり、ハキハキとキレの良い低音を鳴らします。一方で、中音・高音についてはボーカルはしっかり主張するし高音も金属らしいキラキラした明瞭感はあるものの、やや淡白な鳴りという印象でした。

特に中音域についてはボーカル域以外は結構薄いのが気になる感じですね。

それがFISSIONではしっかりと厚みのある中音、伸びやかで華のある高音になっており、一聴して違いを実感できるくらいパワーアップしています。

低音については量感こそ増しているものの、深度についてはあまり変わりない印象。十分なパワーがある一方で、深度は変わっていないので少し腰高に感じられるようになっており、バランス的には4Uの方が好みだったかなと。

全体としては解像感や音場などあらゆる方面でFISSIONが上回っており、単純に聴いていて心地良いです。

ギミック的な部分では、付属のドライバーでアナログフィルターを回すことで低音の量感が調整可能。

さらにノズルを交換すると、真鍮なら暖色、チタンなら寒色に傾けることができるといった具合。

12種類の大きな変化が楽しめるというよりは、より自分好みの音に寄せやすくなったといった感じでしょうか。

ただ、音質があがったことで各設定時の聴き応え自体は確実にUPしています。

4Uでは1番の強みである低音を調整することで、低音成分の少ない『モニター』などでは粗さが目立つと感じることもあったのですが、FISSIONではそのようなこともなく、『チタン×モニター』などの組み合わせでも充分に楽しめるクオリティとなっていました。

まとめ

今回は珍しく有線イヤホンのレビューということで、TANCHJIMのFISSIONと4Uと使い比べてみました。

完全ワイヤレスイヤホンの場合、同じメーカーのイヤホンで発売時の価格差が5,000~6,000円くらいだとそこまで劇的な音質差は無い場合が多いです。

音質だけでなく、ノイズキャンセリングとか機能性も含めて総合力で差を出してくる場合が多いと言いますか。

なので感覚が随分と違ってしまっているのですが、今回はすごく音質が良くなっていて驚きました。

ギミック的な部分は4通り→12通りと数字から感じるほどの差はなくて、より好みの音に寄せやすくなったくらいのものではありますが、音質のレベルアップはかなりのものだと思います。

イヤホンやケーブルの質感も随分と上がっていて、所有欲を満たしてくれる仕上がりです。

興味のある方は試してみてください。

今回は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。