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TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

【レビュー】SONY WH-1000XM3を前作WH-1000XM2との違いを比較チェック【Bluetoothヘッドホン】

Author:猫居こうた

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sony WH-1000XM3

こんにちは、猫居 (@KotaNekoi222)です。

予約購入していソニーのBluetoothヘッドホンWH-1000XM3が届いたので紹介していきたいと思います。

発売日の翌日には横浜駅をちょっと歩いている間にこのヘッドホンつけている人を2人ほど見かけたのでやはり注目度高いんでしょうね!

前作のWH-1000XM2と比べてどうなのか?チェックしていきましょう。

SONY WH-1000XM3とWH-1000XM2を比較レビュー

外観・付属品チェック

WH-1000XM3 外箱

まずは外箱から

WH-1000XM3 収納ケース1

WH-1000XM3 収納ケース2

あけると収納ケースがでてきます。B&O製品のような高級感あふれる質感!

WH-1000XM3 収納ケース中身

中はこんな感じです。比べてみると前作と小さいようで大きな違いがありました。

WH-1000XM3 ヘッドホン本体1

WH-1000XM3 ヘッドホン本体2

WH-1000XM3 ヘッドホン本体3

WH-1000XM3 ヘッドホン本体4

WH-1000XM3 ヘッドホン本体5

WH-1000XM3 ヘッドホン本体6

ヘッドホン本体。質感がものすごく良くなってカッコよくなりました。

QN1で4倍になったノイズキャンセリングの効果

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1を搭載したことでNC効果が4倍にアップしたというWH-1000XM3ですが、実際の所はどうなのか?たぶん皆さんが一番関心のあるところだと思います。

WH-1000XM2の時点で優れたANC効果を発揮していたのに4倍になったらどうなってしまうんだ!?と僕自身ものすごく楽しみにしていました 笑

実際に使ってみるとたしかにすごい!

揺れと騒音の激しい京急線で使ってもゴーとかザーという雑音が完全にかき消され静寂が訪れます。

もちろん電車と電車がすれ違うときの音など、4倍になっても消しきれない音はありますが前機種と比べて消しきれなかった音をより遠くにおいてくるような感覚ですね。

ANCをオフにすると電車ってこんなにうるさかったのかと驚かされます。

ノイキャンの有無で音楽への没入度は段違いに変わってきますね。

家の中でこのヘッドホンをテスト中、ピンポーンと宅配業者の人が来たらしいのですが音に全く気づかず居留守してしまったことがありました。

音楽も流していたとはいえ、圧倒的な没入感。

ANC効果半端ないです。

宅配業者の方には申し訳ないことをしてしまいました‥。

音質面の強化具合

QN1に内蔵されたDACとアンプで音質面も強化されているというWH-1000XM3。

一聴で全体的な音のレベルがあがっているのがわかります。

特に低音域はハリがあり沈み込む低音で聴き比べると違いは一目瞭然。

ボーカルの艶感や高音の伸びもアップしています。

発売前の宣伝では大幅に音質もアップしたというような触れ込みでしたが、大幅‥は言いすぎかなぁ。

でもレベル自体は確実にアップしていて、全体としてみると深みのある『リッチ』な音になったなぁと感じます。

装着感・デザイン面も強化

WH-1000XM3とWH-1000XM2の比較1

WH-1000XM3とWH-1000XM2の比較2

WH-1000XM3とWH-1000XM2の比較3

スタイリッシュでシャープなデザインとなり、イヤーパッドの質感もアップ。ヘッドバンドも柔らかく疲れません。

デザインは見たまんまですが、洗練されて高級感が増しました。

さらに音質よりも装着感のほうが劇的に変わったと言えるんじゃないかってくらいフィット感がアップしています。

こちらは中々見た目では伝わりにくいとは思いますが、付け心地は断然新作のほうが良くなっています。

耳を包み込むような感覚で、これが低音の迫力アップにもつながっていそうです。

これまではBoseのQC35に装着感の面で劣っていましたが、ほぼ同等の付け心地なんじゃないでしょうか。

素晴らしい!

その他・WH-1000XM2とはここが違う!

WH-1000XM3とWH-1000XM2の比較

左:WH-1000XM2 右:WH-1000XM3
クイックアクションモードがより実用的になっている

WH-1000XM3 クイックアクションモード

説明書より

クイックアクションモードとはタッチパネルを手で覆うと、音楽の音量が下がり周囲の音を集音する機能でとっさのときに周りの音が聞ける便利機能です。

WH-1000XM2ではこの機能、手で覆う→一旦音楽が止まる→音楽音量低下+集音

の流れでした。

これが新作WH-1000XM3では手で覆うと同時に音楽の音量が下がり集音が始まります。

音楽が一旦止まることがなくなり、シームレスにクイックアクションモードに移行できるようになったのです。

便利な機能がより便利になったという感じですね。

ただ、いままでよりしっかりとパネルを覆わないとモード移行しないみたいです。

WH-1000XM2では軽く抑えるだけでもモード移行していたので、前機種からの乗り換え組の方は最初は違和感を感じるかもしれません。

タッチパネル関連は全体的に誤動作が減ったなと感じているので操作感自体は上々です。

収納ケースもより実用的に

WH-1000XM3のケースとWH-1000XM2のケースを比較

コード類も収納可能に。見た目の質感だけでなく実用性もアップ

今までは収納できなかった有線用のコードやUSBまでもケース内に入るようになりました。

地味ですが嬉しい改善点ですね。

ノイズキャンセリング・アンビエントモード時のライトが廃止

NC機能ON時に光りっぱなしだったライトが廃止に

WH-1000XM2ではノイズキャンセリングモード時は緑色。

アンビエントサウンドモードは黄色のライトが点いていました。

WH-1000XM3ではこのライト自体を廃止。

完全ワイヤレスイヤホンとかでもそうですが、ライトが常についてるのってオーディオファンからは結構不評ですからね。

なくしてよかったと思います。

USB Type-Cに変更

使い勝手の良いType-Cに変更。

未だにノーマルなUSBを採用しているイヤホン・ヘッドホンも多いですが、いい加減切り替えてほしいですね。

総評:WH-1000XM3の評価‥買い換える価値は充分にある

前作WH-1000XM2の時点であまり非の打ち所が無いよく出来たノイズキャンセリングBluetoothヘッドホンでしたが、WH-1000XM3はそれをさらにブラッシュアップした傑作といえるでしょう。

音質・フィット感・ノイズキャンセリング性能とBluetoothヘッドホンで重要となる三要素全てがレベルアップしていますし、高級感も増して旅行やビジネスで旅に出るときに使うのも躊躇せずに済みそうです。

これから購入を考えている方には間違いなく、WH-1000XM2より新作のWH-1000XM3のほうがおすすめです。

すでにWH-1000XM2を持っている方の買い替えも全然アリです。

タッチパネルの誤動作が減ったのも大きいですし、装着感なども含めて総合的にレベルアップしていることを考えると買い換えの満足感は大きいと思います。

お古は売ってしまえばいいわけですしね。

おそらく2018年最高のヘッドホンとなるでしょう。

非常におすすめです!