完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。
今回レビューするのはagのTWS03R。
agはイヤホン好きなら知らない人はいないであろうFinalが監修する完全ワイヤレスイヤホンのブランドです。
そのエントリーモデルにあたるのがTWS03Rで値段は5980円。
Twitterでレビューすると書いてから一ヶ月も経ってしまいました‥ごめんなさい。
その分、充分な時間聴き込んできたのでしっかり特徴をお伝えできたらと思っています。
同価格帯で比較対象となるであろういくつかのイヤホンとの比較をしつつレビューしていきます!
ag TWS03R 詳細レビュー
外観・付属品チェック
カラーバリエーションが豊富で女性も手に取りやすそうな可愛らしさのある外箱。
イヤホンケース。
指紋がつかないマットな質感です。
後ろ姿ががま口みたいでユニークですが、コンパクトで持ち運びやすいです。
USBがマイクロUSBなのが残念ポイント。
イヤホンの出し入れもスムーズに行なえます。
ヒンジ部分もしっかりしていて安っぽさは全然ありません。
イヤホンもケース同様マットな質感。
コンパクトで可愛らしいデザイン。
イヤホン細部。
こちらも安っぽさは一切なし。
その他の付属品。
買うと高い装着感に優れたFinalのType Eイヤーピースが付属。
音質評価
ウォーム系の音。
ボーカルにしっかりフォーカスがきいていて自然で伸びのある音がとても聴きやすいです。
低域は量感・沈み込み共にそれほどという印象ですが、アタック感が心地良いです。
一方で高域はまろやかながらやや暗めな印象。
低価格帯のTWSとしては安価な中華イヤホンよりはるかにバランスの良い音です
ごちゃごちゃしたところがなく安心して聴いていられるイヤホンといえます。
軽い装着感も魅力
非常にコンパクトなイヤホンで装着感は良好です。
圧迫感を感じず長時間つけていても疲れません。
音質で比較した3つ比べても一番付け心地が良いと感じました。
(この中でAir2はかなり装着感の良い方ですが、それよりも上です。)
操作性や使い勝手について
物理ボタン(マルチファンクションボタン)式。
再生・スキップ・音量操作などすべての操作がイヤホンから可能です。
特にストレスなく使える操作性で、唯一の不満点はUSBがマイクロUSBな点ですね。
これがType-Cだったら完璧でした。
Youtubeなどの動画視聴の遅延も特に気にならず、Bluetooth接続も安定して使えます。
ケースの出し入れもしやすいですし、ケース自体もコンパクトで質感もとても良いです。
使い勝手の面も文句なしに合格と言えるでしょう。
総評
エントリーモデルにあたる低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンながらFinalらしい誠実な音作り。
装着感やイヤホンの質感も良く、迷ったらこれを選んでおけば後悔はまずないかなと言える素晴らしい出来です。
安価なTWSにありがちな過度に盛った低音が苦手という方には特におすすめです。
今回は以上となります。
また次回のレビューでお会いしましょう。