Xiaomiといえばコスパの高いスマホなどで有名な中国の大手メーカーです。
誰でも名前くらいは聞いたことがあると思います。
しかし残念なことに日本向けの販売は今まで展開されていなかったので、日本では手に取る機会は中々ありませんよね。
Xiaomiは有線イヤホンのProHDなどが日本のオーディオ好きの間でも話題になるなど、オーディオ方面でもコスパ高な製品が注目されています。
個人的にも初めてのXiaomi製品なので非常に楽しみですが、その出来栄えやいかに。
チェックしていきましょう。
本レビューはGearBest様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
開封の儀
シンプルなケース
中身
耐水性のイヤホンケースが凄いです。
めっちゃしっかりしていて手触りも良い。
2万円以下でこれほど質感の良い付属ケースは見たことがありません。
イヤホンケース内にUSBと替えのイヤーピースが入っていました。
本体
コントローラーは先端と言いますか、尻尾の部分についていました。
裏に服やポケットなどに挟むクリップ
サイドに充電用USB
コントローラーの丸ボタン長押しでペアリングモードに入ります。
ペアリングすると中国語でアナウンスが入ります。
電源ON・OFF・ペアリング時にアナウンスしてくれるので言葉がわからなくても大体わかりますし、問題ないでしょう。
Bluetooth Music Sport Earbuds(Mini Version)の音質について
スポーツ用のワイヤレスイヤホンで値段的にも低価格帯(3500円程)のものなので音質面は正直それほど期待していませんでした。
しかし、これが良い意味で裏切られました。
国内で出回っている低価格帯の中華Bluetoothイヤホンと比べて低音のぼわつきがなく、高音の刺さりもありません。
そしてボーカルがかなり近い。
小気味よいアタック感がテンションをあげてくれる、楽しく音を聴かせてくれるタイプのイヤホンです。
スマホ付属のイヤホンなどを使っている人には別世界に感じられるくらいによく出来ていますし、普段使いでも非常に高い満足感を得られるでしょう。
装着感について
イヤーフックが柔らかく付け心地は良いです。
その分、がっちりホールドしている感はないので走ったりした時にどうなのかな?と思ったもんですが、実際使ってみると走ってもブレずに安定していました。
コントローラーが中央にぶら下がりになっていてクリップで服に挟める構造なのが安定感につながっているのかもしれません。
ただ、クリップは硬めでやや挟みにくかったです。
遮音性について
スポーツ用なので遮音性はあまり高くはありません。
その割に外音はあまり拾わないかな‥。
PLANTRONICSのBackBeat FitやウォークマンNW-WS410のように音楽をかけたまま会話をしようというのは無理ですね。
爆音にしなければ気になるほど音漏れはしませんし、車の音くらいは拾えます。
外音をたくさん拾う構造だと低音が死んでしまうので普段使いもいける音質のこのイヤホンにはこれくらいがちょうどいいのかもしれません。
総評:Bluetooth Music Sport Earbuds(Mini Version)まとめ
質の高いイヤホンケースに始まり、全てにおいて価格を遥かに上回るクオリティを持ったイヤホンでした。
Amazonで売っている低価格帯のBluetoothイヤホンの中ではQ12やTT-BH07をイチオシのオススメとして当ブログで紹介しているんですが、それを超えるクオリティです。(値段も若干超えてますが)
音声案内が中国語・国内ショップでは取り扱っていないといったハードルはあるものの、性能的にはスポーツ用など関係なくアンダー5000円Bluetoothイヤホンの中で間違いなくトップクラスです。
興味のある方は是非試してみてください!