2017年10月7日、SONYの完全ワイヤレスイヤホンがついに登場!
しかも周囲の雑音をカット出来るノイズキャンセリング機能搭載機です。
完全ワイヤレスイヤホンだと今まではある程度妥協せざるを得なかった音質面もSONYだから期待できるかな?!
なんちゃってNC(ノイズキャンセリング)にはうんざりだけどSONYだから完全ワイヤレスでも実用レベルのNC機能になっているのかな!?
そんな期待感いっぱいで即予約購入してしまいました。
なぜか発売日前の10月5日届くというラッキーもあり、長めに使い込めたので使い心地や音質について詳しくレビューしたいと思います!
- 開封の儀・写真レビュー
- 操作は簡単で覚えやすい・使いやすい
- 装着感がとても良い
- ノイズキャンセリングモードとアンビエントサウンドモードのあわせ技がすごい
- WF-1000Xの音質について
- Bluetooth接続の安定性について
- 注意:動画視聴は遅延有り
- 総評:WF-1000Xの評価
開封の儀・写真レビュー
操作は簡単で覚えやすい・使いやすい
ボタン操作は非常にシンプルです。
説明書を1回見たその瞬間から使い方マスター。
2度見返すことはありませんでした。
左ボタンがノイズキャンセリング・アンビエントサウンドモードの切り替え。
- ノイズキャンセリングON(デフォルト)
- アンビエントサウンドモード
- ノイズキャンセリングOFF
ボタンを押すたびに1→2→3→1→2・・・と切り替わっていきます。
右ボタンが曲の再生ストップ・送り・戻りです。
- 1回押し→再生/ストップ
- 2回連続押し→次の曲の頭出し
- 3回連続押し→前の曲の頭出し
余計なボタンがついていないので非常にわかりやすいですよね。
音量操作はオーディオ本体で行います。
音量操作がそれじゃ不便と思うかもしれませんが、このWF-1000Xというイヤホンは音量操作自体あまりいらない造りになっています。
それについては後述します。
装着感がとても良い
装着感は今まで使った完全ワイヤレスイヤホンの中で1番良かったです。
頭を振ってみたら走ってみたりしても全く外れる気配無し。
付属品の種類も非常に豊富で
- SからLまでの3種類のハイブリッドイヤーピースロング
- SからLまでの3種類のトリプルコンフォートイヤーピース
- フィッティングサポーターM・L
これだけ組み合わせの種類があればほぼどんな人にもフィットするでしょう。
自分は初期セットでしっかりフィットしました。
また、フィット感を強めると低音がUPするのでイヤーピースを替えて好みの音質に調整するのもアリですね。
ノイズキャンセリングモードとアンビエントサウンドモードのあわせ技がすごい
先程WF-1000Xは音量を調整する必要が余り無いと言いましたが、理由はノイズキャンセリングとアンビエントサウンドモードのあわせ技にあります。
完全ワイヤレスイヤホンなのでノイズキャンセリング機能のほうはどうかな?と思ったんですが、ONとOFFでは明確に違いがわかる程度には効いています。
SONYヘッドホンのWH-1000Xのようなめちゃくちゃ凄いノイズキャンセリングとまではいきませんが実用レベルです。
そして周囲の音を取り込むアンビエントサウンドモード。
この2つを合わせることで音量を上げ下げせずに周囲の環境に適応できるのです。
電車のアナウンスなど、周囲の音が聞きたいときはアンビエントサウンドモードを。
雑音がうるさいところではノイズキャンセリングモードを。
こうすることで『うるさいから音量あげよ・聞こえないから音量下げよ』といった操作が不要になります。
めちゃくちゃ便利です!
WF-1000Xの音質について
WF-1000Xの音質についてですが・・・
今までの完全ワイヤレスイヤホンの音質レベルを完全に超越しています。
完全ワイヤレスとは思えないくらい音質良いです。
特に音場が広いのが良いですね。
臨場感溢れるサウンド。
高音も綺麗に伸びますし、SONYらしい元気な低音も健在。
対応コーデックがSBCとAACだけでLDACやaptxHDには対応していないのでどうなることか思いましたが、音質については完全に期待以上のものでした。
Bluetooth接続の安定性について
*追記
イヤホンのアップデートでBluetooth安定性が向上します
Amazonなどのレビューをみてみると接続が途切れるといった報告をちらほら見かけます。
これはどの完全ワイヤレスイヤホンでもお決まりの光景になりつつありますが、自分の環境では一部機種を除いてほぼ問題なく安定接続できました。
巷で話題の接続改善方法に7秒ルールというものがあります。
イヤホンをケースから外してから7秒待ってから装着すると接続が安定するというものですが、実際はそこまで待つ必要はなさそうです。
下の写真のように左右のイヤホンが赤に点灯したとき、イヤホン同士が自動でBluetooth接続しています。
これが完了すると青点滅になるんですが、その間3~4秒くらいでしょうか。
青点滅してから装着すれば安定して途切れること無く安定して接続できました。
逆に左右の接続が確立していないうちに耳につけてしまうと接続が安定しなくなるということだと思います。
このイヤホンは(というかほとんど完全ワイヤレスイヤホンが)左右のイヤホン同士をBluetooth接続して使用するタイプなのでその点に注意が必要です。
ちなみにウォークマン・Xperia・iPhone・パソコンでの使用は問題なく安定して使えました。
使えなかった一部機種というのがzenfone3です。
何度やり直しても接続が途切れてダメでした。
これは自分のスマホが悪いのかzenfoneと相性が悪いのかはたまた中華スマホと相性が悪いのか‥その辺はちょっとわかりませんが。
zenfone使いの方は気をつけたほうがいいかもしれません。
注意:動画視聴は遅延有り
YoutubeやAbemaの動画視聴を試してみましたが、目に見えて遅延があります。
1秒以上あるかと。
最近はスマホでゲームやってないのでわかりませんが、ゲームもたぶんあんまり適していないでしょうね。(特に音ゲー等)
WF-1000Xで動画視聴やゲームはNGです。
総評:WF-1000Xの評価
接続の安定性や音質、装着感・・・
どこか妥協が必要だった完全ワイヤレスイヤホンですが、ついに本当の意味で実用的なイヤホンが出てきたなと。
特に音質の面は完全ワイヤレスとは思えない非常に高いクオリティ。
買って損のない、使える完全ワイヤレスイヤホンです。
もう戻れないほど劇的に便利になります!
めちゃくちゃおすすめです!
*同時期発売で注目の完全ワイヤレスイヤホンVERSEとの比較レビュー記事も書きました
→【ERATOのVERSEをWF-1000X(SONY)と比較しながらレビューします】