ゲーム・映画用におすすめという触れ込みのサラウンド“イヤホン”というなんとも珍しい商品が2017年の6月に新登場。
サラウンドのヘッドホンは結構な数がリリースされていて、ゲームユーザーには必需品のようになっているんですが、サラウンドのイヤホンってのは珍品ですよね。
見た瞬間に気になって仕方がなくなり衝動買いしてしまいました 笑
そんなわけで今回はサラウンドイヤホンのVAVA・VOOM 14をレビューしようと思います!
- 開封・イヤホンの写真
- 低価格イヤホンなのにイヤホンケースがかなり良い
- 装着感・付け心地
- サラウンド感
- 映画も楽しめるってあるけど・・・
- ゲーム用イヤホンとしての評価
- 総評:VAVA VOOM 14の評価
開封・イヤホンの写真
小洒落た箱
イヤホン本体のデザインも中々
コントローラー・マイク
低価格イヤホンなのにイヤホンケースがかなり良い
単品で500円~600円くらいで売っていてもおかしくない、かなりしっかりしたイヤホンケースが付いていました。
これだけ良いケースがついてくることは低価格帯に限らずあまりないことなのでお得感ありますね。
装着感・付け心地
ハウジングが大きめですが、付け心地は可もなく不可もなく。
しかし、バーチャルサラウンド特有の聴き疲れがあります。
自分の場合は2時間ちょっとで疲れたなぁと感じますね。
ぶっ通しで何時間もゲームするわけでなければ問題無いとは思います。
映画は長いと3時間オーバーもあるじゃないかと思われるかもしれませんが、映画については考慮していません。
理由は後述してます。
サラウンド感
サラウンド感は値段とイヤホンであることを考慮したら頑張っているほうでしょうか。
しかし『迫力の3Dサラウンドが楽しめる!』みたいな期待感を抱くのはNGです。
あくまである程度。
低価格帯のサラウンドがなんちゃってサラウンドなのはヘッドホンでも同じなので仕方ないかなと。
サラウンド感を出すために音のポジショニングその他もろもろ極端にふっている?ようで、それがゲーム適正をもたらす反面マイナス要素も当然出てきてしまっています。
映画も楽しめるってあるけど・・・
音楽についてはライヴ音源以外の再生を勧めないようなことが商品の説明にも書いてあったと思います。
なので当然向いてません。
しかし、コレは映画やTVにも向いてませんよ~(;´Д`)
商品説明ではゲームの他、映画やTVにもいけるってあるんですけどね‥。
前述したとおり、音を極端に振っているためBGMが大きすぎて主人公の声が聞きにくいといった現象が多発。
特にひどかったのが群衆のざわめき、雑踏の中で主要人物たちが会話するようなよくある場面。
“ざわざわ”音の方が大きくて、主人公たちの声が逆に遠くから聞こえる立ち話みたいになっていたのは思わず笑ってしまいました。
そんなわけでゲームのようにBGMやSEの音量を個別にコントロールできない映画・TVでの使用はまったくもってオススメできません。
ゲーム用イヤホンとしての評価
ある程度の音の方向判断・足音探知は可能
逆にゲーム用、主にFPSなどの銃撃戦などには適正があります。
足音をおおきく拾うので敵の接近に気付きやすい他、前後左右どちらから音がするか程度は判断できました。
なので普通のイヤホン・ヘッドホンや直出しでプレイするのと比べたら多少の戦績UPは望めるでしょう。
FPSの関係ないゲームについても、映画とは違いゲームでは音量を細かくいじることができます。
なのでBGMを下げるなどの調整することで違和感なく臨場感だけアップすることができるはずです。
総評:VAVA VOOM 14の評価
VAVA・VOOM 14はこんな人にはオススメです。
- FPS用にサラウンドオーディオが欲しいけど、なるべくお金はかけたくない
- 試しに足音探知や音の方向性を感じてみたい
- ゲーム用オーディオが欲しいけどヘッドホンは苦手
こんな条件の方には値段も安いしイヤホンケースも良く出来ているので結構おすすめじゃないかなと。
逆にこんな人は買っちゃダメです。
- 本格的なサラウンドを期待している方
- 映画の視聴などにも使おうと思っている方
- 5時間も6時間もぶっ通しでゲームする方
こんなところでしょうか。
完全にゲーム専用のイヤホンです。
FPSの成績をちょっとでもあげたいけど高いサラウンドオーディオを買うのはなぁ~って人には手を出しやすいイヤホンではないかと思います。
今回のレビューは以上です!