僕は猫だった

TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

【UiiSii TWS808レビュー】4000円台でデュアルドライバー搭載のTWS

Author:猫居こうた

*当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

UiiSii TWS808

*追記:すでに販売終了してるようです。

完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。

今回レビューするのは個人的に初めて手に取るブランドでUiiSiiの完全ワイヤレスイヤホン、TWS808です。

2DDのデュアルドライバーを搭載したTWSなのに値段は4000円台と非常にコスパの良さそうなイヤホン。

デザインも安っぽさを感じませんし、もしかしたら凄いやつかも‥

ということでチェックしていきましょう!

UiiSii TWS808の詳細レビュー

外観・付属品チェック

f:id:catpaper:20200722195523j:plain

f:id:catpaper:20200722195537j:plain

付属品はイヤーピース・USBケーブル・説明書(日本語有り)。

f:id:catpaper:20200722195629j:plain

f:id:catpaper:20200722195659j:plain

ケースはこの価格帯ながらUSB-TypeC。

電池の残量表示も見やすくていいですね。

小ぶりで持ちやすく、質感も安っぽさがなくて非常に好印象でした。

f:id:catpaper:20200722195821j:plain

f:id:catpaper:20200722195838j:plain

中華2DDデュアルドライバーイヤホンでよく見る形状のものがうどん型になったといった感じのデザイン。

こちらもケース同様質感は4000円台とは思えないほど良いです。

音質評価

ドンシャリ傾向で切れのある音ですね。

音場はかなり狭いかな。

5000円以内で買える完全ワイヤレスイヤホンとしては悪くない印象です。

-低域

力強く、張り・キレのある低音

沈み込みはあまり無く、さっぱり。

もっとも同価格帯の他のTWSとの違いを感じる部分かと思います。

この価格帯のTWSは過剰でぼんやりとした低音を響かせるものがほとんどですが、TWS808の低音はそれらと比べて非常に明瞭だからです。

また、以前ダイナミックドライバーを2基積んだTWSでSOUNDPEATSのTruengine SEを以前レビューしました。

あちらは2DDらしさはあまりなく中高域にボリュームのあるイヤホンでしたが、それと比べてダイナミックドライバーらしさがしっかり出ていると感じます。

-高域

比較的明瞭な空気感を感じられます。

また、同価格帯のイヤホンと比べてあまり刺激的なサウンドではないのも特徴的。

割と自然な音の鳴りです。

-中域

中域はやや凹む印象があります。

そのため低域・高域と比べると少し地味な印象を受けます。

全体的に明瞭ですっきりしたサウンドなのでボーカルは聴きやすいです。

装着感はかなりカッチリフィット

f:id:catpaper:20200722195318j:plain

ウィングのような補助もあり、うどん型としてはかなりカッチリ耳に収まるタイプです。

スポーツなどの運動で使用しても落ちることを心配して不安になることもないでしょう。

ただ個人差はあるでしょうが、僕の場合はカッチリハマるので長時間の着用では耳が痛くなりました。

IPX5と防水性能が高いのでスポーツ向きなフィット感、日常使いでは長時間はやや耳疲れありといった感じ。

通勤通学などの短時間使用では問題ないと思います。

その他のメリット・デメリット

-メリット

・ケースを開けた時点で電源が入りペアリングを開始します。おかげで耳に装着される頃にはスマホ等と繋がっている状態になるので接続待ちのストレスがありません。

・Bluetooth接続の安定性はバッチリ。うどん型だけあって安定しています。

・遅延も特に気にならず、動画視聴程度なら問題なく楽しめます。

-デメリット

・タッチ操作にやや慣れが必要。↓画像のTOUCHマークの位置がタップする場所になっています。普通マルポチのところだと思うじゃないですか。笑

慣れるまで空タッチで反応してくれないとか咄嗟のときに押す場所間違えるといった感じでスムーズな操作性とは言い難いです。

(TOUCHのマークはシールなので剥がすと消えます)

f:id:catpaper:20200722195229j:plain

・無音時に若干のホワイトノイズがあります。音楽再生中は気にならない程度ですが‥。

総評

キレの良い低音と全体を通して明瞭感あるサウンドが特徴的なイヤホン。

アンダー5000円のTWSとしてはかなりレベルの高いものに仕上がっていると感じました。

またデザインや質感も4000円くらいのものとなるとかなりチープなのが当たり前なところ、非常に良く出来ています。

懸念はやはりタッチセンサの位置がいまいちだという点ですね。

慣れてしまえばさほどストレスになりませんが、ある程度タッチする位置を意識してから押さなければならないので頻繁に曲をスキップしたりする使い方は正直向きません。

再生リストを作ってから音楽を流すなどしたほうが良いでしょう。