*追記:すでに終売しているようです
こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
今回レビューするのはTaoTronicsの新作イヤホンSoundElite71です。
低価格帯Bluetoothイヤホン人気の火付け役の一端を担ったと言えるコスパイヤホン『TT-BH07』にQCC3034を積んで最新のBluetoothイヤホンに見合ったスペックに進化させたものです。
僕は当時買ったTT-BH07を未だに持っているので、新旧でどう違うのかをチェックしながら紹介していきたいと思います。
なお、今売っているTT-BH07はBluetooth5.0だったり防水性能もIPX6と初期のものより若干アップデートされているようです。
(当時はBluetooth5.0じゃなかったし防水性能もIPX4くらいだったような?)
Bluetoothが5.0かどうかなんて正直どうでもいいので基本は変わらないものとして比較していきます!
TaoTronics SoundElite71 詳細レビュー
スペック比較
SoundElite71 | TT-BH07 | |
連続再生時間 | 18時間 | 6時間 |
対応コーデック | SBC・AAC・apt-X・apt-X HD | SBC・apt-X |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
防水性能 | IPX6 | IPX6 |
付加機能 | マグネット | マグネット |
再生時間が6時間→18時間と大幅にアップ。
対応コーデックはapt-X HDに目が行きますがAACに対応したことでiPhoneでもAndroidでもより高音質で聴けるようになったのが大きいですね。
マグネットは左右のイヤホンをマグネットでくっつけてネックレスのように首から下げておける機能のことです。
外観・付属品チェック
使い勝手が良化
見た目も装着中のフィット感も特に変わらず良好です。
ハウジングが大きめで少し重いのが玉に瑕ですがスポーツなどで使ってもブレずに問題なく使えます。
細かい所に目を向けると、コントローラーのボタン部分に変化がありました。
SoundElite71ではボタンがゴムになり押しやすくなっています。
押したという確かな感触が得られるのが良いです。
また、音量を上下させたときの動作音が廃止に。
最大音量になったときだけこれ以上は上がらないという合図で音がなるようになっています。
音質の違い
TT-BH07の進化版とされていますが、音の傾向はかなり違います。
同じ曲を聴き比べるとSoundElite71のほうが明瞭度が数段高いのが一目瞭然でわかります。
それに細やかな音までSoundElite71のほうが拾って聴かせてくれます。
また、ボーカルの透明感が相当にアップしたように感じます。
声も近く迫力が明らかに違います。
TT-BH07はわかりやすくドンシャリの利いたイヤホンでした。
SoundElite71は前述のように中高音がクリアになり、ボリュームもあります。
一方で低音はボリュームダウン。
締りがよく解像度の増したカラッとした低音になっています。
ただ、深いところがあまり出ません。
これにはTT-BH07の音が好きだったから進化版に買い換えよう!って人は要注意。
TT-BH07は低音強調、SoundElite71は中高音強調のイヤホンなので音の傾向が違います。
総評
人気イヤホンのTT-BH07をアップデートしたということでしたが、音は全く別物でした。
個人的には明瞭感にかなりの差があるのでクリアな音のSoundElite71の音のほうが好みです。
ただTT-BH07のあの低音が良いんだよ!みたいな方は気をつけてください。
値段は3000円台半ば。
当時僕が買ったTT-BH07も3000円台だったと思うので基本性能や使い勝手があがってこの辺は順当に進化したといえそうです。
また、最近は完全ワイヤレスイヤホンばかり使っていたので久々に左右一体型のBluetoothイヤホンを使ってみるとTWSではこの値段でこの音は出せないなぁと。
コストパフォーマンスの高さを再確認しました。
有線より便利で音はTWSより良い、まだまだ左右一体型も捨てたもんじゃないですね。
気になった方は是非チェックしてみてください!