サウンドピーツのA1 Proに続いてTaoTronicsからリリースされた格安BluetoothヘッドホンのTT-BH030。
A1 Proが中々に良い出来だったのでこちらも期待を込めて購入してみました。
(A1 Proのレビュー記事:SoundPEATSのA1 ProをJBL T450BTと比較レビュー)
TT-BH030が5000円弱。
一方、A1 Proは4000円弱。
値段に少し差がありますが、おそらく購入を検討するときの比較対象はA1 Proになると思うのでこの2つを比較していきたいと思います!
写真レビュー
TT-BH030がA1 Proより優れている点
1.対応コーデック
- BH030 - SBC・AAC・aptX
- A1 Pro - SBC・AAC
A1 Proは対応コーデックがSBCとAACの2つなのに対してBH030はapt-Xも合わせた3つに対応しています。
Android使いにはこれは嬉しいところですね。
iPhone・Androidのどちらでも動画などの遅延を気にせず使用できます。
2.装着感とヘッドホンの質感
A1 Proはオンイヤータイプのヘッドホンなので、側圧の関係で超時間の使用には向いていません。
BH030はアラウンドイヤーでクッションも予想していたよりもフカフカだったので長く着けていても疲れません。
また質感がかなり良いですね。
A1 Proも値段の割には見た目良く出来てますが、BH030は5000円とは思えないほどガッチリしっかりした造りで好感がもてます。
3.キャリングケース
A1 Proは写真右のポーチでしたが、BH030はケースもかなりしっかりしたものが用意されていました。
5000円でこんなケースまで付いてくるのは驚きなんですが、1つ気になる点も。
中華系のヘッドホンケースとかを買ったことある人はわかると思うんですけど、結構独特なニオイがします。
この匂い、ただ放って置くだけだと2・3ヶ月は取れないんですよね~‥。
ケースの中にヘッドホンが収納されていたのでヘッドホンのイヤーパッド部分にもモロにこの匂いが移っちゃってます。
しばらくはケースに収納せずに外に出しておいたほうが良いでしょう。
4.音の抜けの良さ
側部にスリッドが入っているおかげで音の抜けの良さが際立ちます。
しかし、その分ある程度音量をあげると音漏れもしますね。
この辺はトレードオフなので仕方ないかなと。
オンイヤータイプのA1 Proよりは音漏れは少なめです。
A1 Proのほうが優れている点
1.お値段
どちらも低価格帯に属するヘッドホンですが、A1 Proの出来で3000円台は驚異的なコストパフォーマンス。
2.女性でもイケるデザイン
BH030は結構無骨なデザインといいますか、自分は男なので気になりませんがサイズも結構大きめ。
A1 Proのほうが女性ウケするデザインかなと思います。
3.低音の質
ここが1番のポイントですかね。
高音はどちらのヘッドホンも綺麗に伸びます。
しかし、質のいい低音を鳴らすA1 Proに対してBH030はそれなりの押しはあるものの深みが足りていない印象。
BH030の抜けの良い音を聴いたあとにA1 Proを聴くと閉塞感を感じますが、高音から低音まで質の良い音で鳴らすA1 Proのほうが迫力があります。
総評:TT-BH030の評価
TT-BH030は5000円で買えるBluetoothヘッドホンとしては造りもしっかりしていて良く出来ていると思います。
が!
A1 Proが4000円弱で買えることを考えると難しいところですね。
個人的にはA1 Proのほうがおすすめです。
ただ、聴き疲れしない抜けの良い音を好む人にはこちらのほうが良いでしょう。
長く装着していられるのもこちらですしね。
逆に低音重視の人は買わないほうが良いかな。
TT-BH030の感想はこんなところです。
比較検討の参考になれば幸いです!