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TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

Sudio K2 Pro レビュー|おしゃれワイヤレスヘッドホンの上位版!前作K2と使い比べて違いをチェックします

Author:猫居こうた

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Sudio K2 Pro

  Sudio K2 Pro
発売日 2024年9月6日
価格
<発売時>
14.900円
連続再生時間
(ANC ON時)
65時間(30時間)
コーデック SBC/AAC
ドライバー 40mmダイナミックドライバー
防水性能 汗や水しぶきへの耐久性あり
Bluetooth Ver. 5.4
機能 ノイズキャンセリング・タッチコントロール
資料 公式サイト / 説明書

こんにちは、猫居です。

今回レビューするのはSudioのワイヤレスヘッドホン、K2 Pro。

Sudioはスウェーデン生まれのオーディオブランドです。

以前レビューしたK2は安価ながらおしゃれさと実用性を兼ねたヘッドホンでした。

上位版に当たるK2 Proは前作からどのように変わったのか。

実際に使い比べて違いをチェックしていきます。

本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

メーカー情報
・Sudio公式HP:https://www.sudio.com/jp/
・Instagram公式アカウント@sudio:https://www.instagram.com/sudio
・Sudio Sphere登録で18ヶ月間製品保証、30日間返品対応

クーポン情報
・クーポンコード:nekoi15
・対象/割引率:Sudio公式サイトの全商品/15%OFF
・有効期限:2024年10月31日

Sudio K2 Proとは

特徴

https://www.sudio.com/jp/k2pro-white

『特徴』

  • ロング再生:1回のフル充電で最大65時間の連続再生が可能。
  • ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング:ノイズを遮断し、あなた専用のプライベートコンサートを演出。
  • クリアな通話:仕事でも遊びでも、毎日の相棒として活躍。5つマイクとオーバーイヤーデザイン、ハイブリッドANCの組み合わせにより、まるで同じ空間で対話しているかのような感覚で会話が可能。
  • 快適でおしゃれな北欧デザイン:スタイルと快適さの融合。柔らかいレザーのイヤークッションと北欧らしいミニマルな設計により、長時間の使用でも快適。
  • タッチコントロール操作:ヘッドホンの側面をタップすることで電話に出たり、曲を変えたり、音量を調整したり、スムーズな操作が可能。

タッチコントロール操作が可能なスマートでおしゃれなヘッドホン。

連続再生時間が前作から5時間増加して65時間になっています。

それ以外の機能は前作と同様です。

2台同時接続可能なマルチポイント機能やヘッドホンをしたまま外音を効くことができるヒアスルー機能はありません。

便利機能 S・A・B・C・D

外観・付属品チェック

ヘッドホン本体

Sudio K2 Pro

K2の清潔感あるデザインを踏襲。

細部の違いについては後述します。

Sudio K2 Pro

K2よりイヤーパッドのクッション性が少しUPしているように感じます。

スライダーは9段階の調節が可能です。

外箱・付属品

Sudio K2 Pro 外箱・付属品

付属品リスト

  • 充電用 USB Type-C ケーブル
  • ユーザーガイド
  • トラベルバッグ
  • 3.5mm AUXケーブル

K2は有線接続用のケーブルは付属していませんですが、K2 Proは上位版だけあってちゃんと付属していました。

測定データ

重さ・サイズ実測値

Sudio K2 Pro サイズ・重量

サイズ 縦:19.5cm
横:17.5cm
重さ 246.7g

標準的な重さ・サイズ感のBluetoothヘッドホンです。

K2と比べてもほぼ同サイズ・重量でした。

遅延測定結果

Sudio K2 Pro 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時 367ms(SBC)
394ms(AAC)
394ms(AAC)
低遅延時 -
-

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

K2は対応コーデックがSBCのみでしたが、K2 ProはAACにも対応しています。

低遅延モードは無いのでゲームで使うにはやや遅延が気になる値です。

動画視聴はYoutubeやネットフリックスなどのアプリ側で遅延が補正されるものなら問題ありません。

Sudio K2 ProとK2の比較レビュー

デザイン・質感の違い

Sudio K2 ProとK2の比較

写真では伝わりにくいかもですが、K2はクリーム色っぽいホワイトでK2 Proは淡いグリーンのパステルカラーっぽいホワイトという感じで、同じホワイトでも少し色味が違います。

スイーベルがアルミになって高級感がUP。

全体がとても引き締まった印象になりました。

sudioの文字が消えてよりシンプルなデザインに。
また、K2はプラスチックって感じの触り心地でしたが、K2 Proはしっとりとした手触りで質感もUPしています。

ぱっと見ではほとんど同じ外観ですが、実際に手に取ってみるとお値段分上質になっているのがわかります。

音質の違い

K2をレビューしたとき、見た目に反してドンシャリしたノリの良いサウンドと評しました。

今作では低音がより豊かになっており、音の重心が下にさがってウォーム寄りの音に。

K2で少し気になった高音の刺激感も抑えられています。

K2 Proは見た目と齟齬のない柔らかい音になったように感じました。

ただ、量感の増した低音は中域にややかかっており、ボーカルの明瞭さはK2の方が上。

寒色系と暖色系どちらが好みか。

低音の迫力とボーカルのクリアさどちらを重視したいか。

そのへんを意識して選ぶと良いかと思います。

音質
 
7.7/10

ノイズキャンセリング機能の比較

デフォルトではノイズキャンセリング機能がOFF。

ONにしても電源を切るとまたOFFになるので使うたびにONにし直す必要があります。

ノイズキャンセリングの効き目はK2より僅かにパワーアップしている印象。

低音ノイズを中心にカット率があがっていると感じました。

といっても劇的に違うわけではなく、無音化するほどの強力なものではないです。

ある程度ノイズを遠ざけてくれるくらいの効き目が期待できます。

ノイキャン
 
6.5/10

装着感の比較

側圧はK2より少し強めな印象。

ヘッドホンの重量・イヤーパッドの大きさはほぼ同じで、スケールを挟む力だけはK2 Proの方が大きかったので実際の側圧もK2 Proの方が強いと思います。

ただ、K2 Proの方がイヤーパッドのクッション性が良くなっているせいか装着感にはそれほど差は感じませんでした。

長時間の装着だとパッドが当たる部分の疲れに差が出てるかなぁ、といったくらいの違いです。

装着感
 
7/10

マイク性能・通話性能について

音声はややこもり感とデジタル感のあるボイス。

K2は風切音の処理があまりうまくありませんでしたが、K2 Proは扇風機で風を当ててみても問題なく声が通っていました。

周囲の雑音は多少抑えてくれますが結構通話先に届いていたので、なるべく静かなところで通話するようにしたほうが良さそうです。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価

  電源ボタン タッチ操作
1タッチ - 再生/停止
2タッチ - 曲送り
3タッチ - 曲戻し
2秒長押し ノイキャンON/OFF ボリューム+
3秒長押し 電源ON ボリューム-
5秒長押し 電源OFF -

操作方法は基本的にK2と同じでした。

タッチ操作なのでボタンを手探りで探す必要が無いのが長所ですね。

  • ボリュームUP=タッチパネルを長押し2秒
  • ボリュームDOWN=タッチパネルを長押し3秒

この操作が若干わかりにくいところですが、2秒タッチし続けると『ポンッ』と音が鳴るのでそこで指を離せばボリュームプラス。

さらに長押しすればボリュームマイナス。

といった感じで理解すれば快適に操作できます。

操作性 S・A・B・C・D

使って気付いた注意点まとめ

外音取り込み機能はなし

ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能はセットでついているイヤホン/ヘッドホンが多いですが、K2 Proはノイズキャンセリング機能のみです。

Sudio K2 Pro 総評

メイン機能評価

音質
 
7.7/10
ノイキャン
 
6.5/10
外音取り込み
 
-
装着感
 
7/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

Sudio K2 ProとK2の違いまとめ

  • 連続再生時間が5時間UP
  • 3.5mm AUXケーブルが付属
  • AACコーデックに対応
  • デザイン・質感UP
  • 低音の質感UP
  • ボーカルはK2の方が聴きやすい
  • 側圧UP

K2よりさらにデザインが洗練され、手に取った時の質感も向上。

所有欲を満たしてくれるおしゃれなBluetoothヘッドホンです。

音質的には刺激感が減ってウォーム寄りのサウンドに。

豊かな低音を鳴らしてくれます。

ベースとなるデザインや機能の面では大きな変化はないので、機能性やファッションアイテムとしてのコストパフォーマンスを重視する方はK2を選ぶのもアリでしょう。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。