こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
AmazonのBluetoothイヤホンベストセラー常連のSoundPEATS。
安くて良いBluetoothイヤホンが欲しいのならSoundPEATSから選んでおけばOKと言えるくらいには鉄板のメーカーになっています。
しかし、そんなSoundPEATSホンもQ12やら30やら35やらと結構種類がたくさんあってどれを選んでいいかわからない!という方もいるのではないでしょうか。
そこでここまでシリーズを通して実際に使ってきた僕がそれぞれの特徴や違い・使用ケースによってどれがおすすめなのか紹介していきます。
SoundPEATS左右一対型Bluetoothイヤホンのスペックまとめ
型番情報を更新
上から発売順に紹介していきます。
価格 | 対応コーデック | 防水性能 | 連続再生時間 | |
Q12 (終売) |
- | SBC・aptX | IPX4 | 6時間 |
Q30HD | 3600円 | SBC・aptX・aptX HD | IPX7 | 14時間 |
Q34 (終売) |
- | SBC・aptX | IPX4 | 7時間 |
Q35HD | 4500円 | SBC・AAC・aptX・aptX HD | IPX8 | 14時間 |
備考
- Q12=数千レビューを記録した大ヒットイヤホン。今となっては型が古く、わざわざこちらを選ぶことはおすすめしません。
- Q30=重低音・スポーツタイプのイヤホン。コスパ重視の方、スポーツをする方、低音盛り盛りサウンドを好む方に。
- Q34=質の良い低音が光るコスパイヤホン。装着感が残念。
- Q35=水に浸かっても大丈夫な防水性能(イヤホン部を除く)。音のレベルもワンランク上。
Q35・Q34・Q30にQ12それぞれの特徴・違いをレビュー
Q12の紹介レビュー
SoundPEATSの人気を不動のものにしたBluetoothイヤホンです。
今流行のマグネット式などのスタイルもこのQ12あたりから定着していったように思います。
このイヤホンがウケた最大の理由は、当時は粗悪なものが多かったBluetoothイヤホンの中でも安いのにクリアな音で接続が安定していたこと。
そして、日本人好みでわかりやすいドンシャリサウンド。
この値段でこんな良いものあるんだ!?といったかんじで急速に広まっていきました。
自分の持っているものはケースが下の写真のものですが、今はQ30・Q34と同じものに変更になっています。
また、音声ガイダンスが英語から日本語に変更になったりまた英語に戻ったり、男性音声から女性音声になったりと時期によって細かい変更も。
今となっては他のSoundPEATSイヤホンと比べるとチープな質感やマグネットの弱さが目立つのでわざわざ買うことはおすすめしません。
Q30HDの紹介レビュー
Q12の後にリリースされたQ30。
このシリーズの中でも明確に音の傾向が異なるイヤホン。
一言で言うと非常にボリュームのある低音です。
人によってはブーミーと感じるレベルなので、好き嫌いの分かれるイヤホンですね。
発売からしばらくして防水性能が改良された新バージョンとしてリリース。
運動用に最適化されました。
音の傾向も運動中の音楽鑑賞にあった低音盛りなので、この改良は良いバージョンアップだったと思います。
シリーズで随一のフィット感も運動で使うのに向いています。
コントローラーが防水強化仕様のためかなりカッチリした作りになっています。
普通のコントローラーに比べてUSBの蓋がかたくてあけにくい・ボタンが硬いと感じると思いますが、このへんは防水性能とトレードオフなので仕方のないところですね。
Q34の紹介レビュー
Q30の次に出たのがこのQ34。
切れのある低音が抜群に良く、他社同価格帯イヤホンの追従を許さない出来になっています。
値段もQ12を除けば最安。
後継機にあたるQ35proが発売された今でも非常におすすめのイヤホンです。
一つだけちょっと気になるのがフィット感ですね。
Q30の後継機なのにQ34ではフィット感がやや劣化しています。
耳に合わないとか外れてしまうというわけではないのですが、耳につけるだけでフィットしたQ30に対してこちらは耳にしっかりとはめる必要があります。
その手間の分だけフィット感が落ちたという感じです。
Q30のフィット感が抜群に良かっただけにそれだけはちょっと残念でした。
Q35HD(旧Q35+)の紹介レビュー
10mmドライバーを搭載した最新モデル。
これまでの型番と違い、充電方式が専用クレードルに設置する形に。
その分防水性能がアップしています。
対応コーデックもこれまで対応していたaptxだけでなくaacにも対応。
防水性能はIPX8と完全防水レベル。(イヤホン部を除く)
フィット感もQ30と同等でスポーツなどでも使える、まさにどんな場面でもいけちゃうイヤホン。
そして肝心の音質ですが、ドライバーが大きいものになったおかげかかなり余裕を持って音を鳴らしてくれます。
無理のない素直な出の音で、これまでのシリーズイヤホンでは埋もれがちだった繊細な表現も聴こえてきます。
解像度もあがっており、聴き比べればこれまでよりワンランク上の音質とすぐにわかるものです。
コントローラーはQ30同様に高い防水性のため、USBの蓋とボタンが硬めになっています。
特にボタンはQ30よりも硬いかなと感じますね。
値段は低価格Bluetoothイヤホンのボリュームゾーンである3000円台をややはみ出してしまってはいますが、この出来なら少し上乗せしてでも買う価値ありです!
最後に
SoundPEATSの歴代イヤホンの特徴とレビューをまとめて紹介してみました。
見た目はどれもよく似ていますが、それぞれに違いがあります。
他の中華メーカーからも似たようなものがでていますが、SoundPEATSは不良品などへの対応も良いのでおすすめです。