*追記:2022年10月現在、終売しているようです
皆さんこんにちは、猫居 (@KotaNekoi222)です。
今回レビューするのは低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンのMpow M5です。
値段の割に欲しい条件が整っている数少ない低価格TWSとして非常に人気の高いイヤホンです。
それに加えてデザインも良いですよね。
海外でも非常に評価が高く気になる存在でした。
詳しくチェックしていきましょう!
Mpow M5 詳細レビュー
M5のスペック
連続再生時間 | 6時間/42時間(ケース込み) |
対応コーデック | SBC、AAC、apt-X |
Bluetooth | 5.0 |
付加機能 | 防水性能IPX7 |
5000円台ながらQCC3020搭載、AAC・apt-X両対応、ロング再生、高い防水性能と驚くほどスキのない構成が魅力。
贅沢な機能(ノイズキャンセリングやヒアスルー)を除く全てが揃っていると言えます。
その上、保証期間が18ヶ月と長いのも大きなポイント。
表面上は文句のつけようがないので後は音質とBluetooth安定性がどうなのかですね。
外観・付属品チェック
音質について
M5を聴いていて似た音のイヤホン持っていたなぁと思い、イヤホンボックスをジャラジャラと漁っていると‥
そうだ、AVIOTのTE-D01gに似ているんだ!
(レビュー記事:【比較有】AVIOT TE-D01gをレビュー!2019年1万円以内の完全ワイヤレスイヤホンでベストバイか)
早速アンダー1万で大人気のTE-D01gと聴き比べしてみます。
・・・
低音の出は本当によく似ています。
TE-D01gのほうがボーカルへのフォーカスが少し上手い印象。
また明瞭度もTE-D01gのほうがやや上ですね。
それ以外は本当によく似ていて、TE-D01gは9000円弱ですから値段差を考えれば充分にM5は健闘。
音のコストパフォーマンスはかなり高いといえるでしょう。
【低音】
M5で一番特徴的な音。
深く沈み込む、力強い低音です。
この価格帯のTWSとしてはかなり質が良く、乗れます。
【中音】
中域はそれなりのボリューム。
空気感も中々の表現力ではないでしょうか。
ボリュームのある低音に負けずボーカルもちゃんと主張してきます。
【高音】
高音はやや暗め。
上もそれほど伸びません。
この価格帯のTWSとしては標準的かなと。
やや低音に押されて後ろに隠れることも。
装着感について
音質で比較したTE-D01gと比べても一回り小型なイヤホンのため、圧迫感が少なく装着感は非常に良好です。
走ったりしても取れませんし、グラついて不安になることもありませんでした。
IPX7の防水性能を生かしてスポーツに使用しても問題ないでしょう。
Bluetooth接続の安定性について
基本的にはほぼ途切れません。
ですが、非常に混み合う駅の改札やホームなどで時々途切れ有り。
最高クラスのBluetooth安定性(うどん型など)ですとそういった場所でも途切れないので、最高マイナス1くらいの評価でしょうか。
ただ、日常使うには許容範囲でストレスは特に感じません。
使用感の良い点・悪い点
良い点
- すべての基本操作がイヤホンから可能
- ストラップは意外と使い勝手良し
・曲送りと音量調節の両方がイヤホンから可能なのが非常に大きいです。
(音量の上下は再生機器からやってね、というイヤホンが多い)
・ストラップホール付きの完全ワイヤレスイヤホンケースって珍しいですよね。
これについてはポケットから出す時の落下防止にストラップを掴んで取り出すのが意外と安定感があり良かったです。
(ケースをポケットから出そうとして地面に落としてしまうことがよくあるので)
悪い点
- 動画視聴時、わずかに遅延を感じる
- 充電残量の確認ランプが一瞬しか光らない
・動画を観るときごく僅かな違和感を感じるくらいの遅延があります。
それくらいのものなので動画視聴自体は可能ですが、ゲームプレイは厳しいかなと感じます。
・イヤホンの出し入れ時、一瞬だけランプが点灯。もう少し長く光ってくれると電池残量を余裕を持って確認できてありがたいかなと。
総評
M5は良質な低音が非常に印象的な完全ワイヤレスイヤホンでした。
音・デザイン・装着感・使い勝手良しと値段からは考えられないくらい総合力は高いです。
ケースの質感については商品ページのやたら高級感ある画像と比較すると実物はややチープに感じるでしょう。
しかしそれでも1万円前後までの完全ワイヤレスイヤホンのケースなんてプラ感丸出しのものばかりですから凄いものです。
この値段でただ『使えれば良いや』ではない完全ワイヤレスイヤホンが手に入るのは素晴らしい!
非常にオススメです!