*2019/02/12 追記
TARAHの上位バージョンTARAH PROのレビューも書きました。
→Jaybird TARAH PRO 詳細レビュー
こんにちは、猫居 (@KotaNekoi222)です。
今回紹介するのはスポーツイヤホンでは定番人気を誇るJaybirdさんから2018年10月に新しくリリースされたBluetoothイヤホンです。
人気だったX3の後継機種としてX4とTARAHの2種類が発売されたわけですが、今回レビューするのはTARAHのほうです。
手持ちのX3と比べてTARAHはどうなのか正直にお伝えしていきたいと思います。
また、X4は名前からしてわかりやすく後継機種とわかりますが、TARAHは何なの?と思う方も多いかと思います。
なのでその違いについても説明していきます!
*本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
Jaybird TARAH 詳細レビュー
外観・付属品チェック
音質:X3との違い
スポーツ用なんですがバランスの良い音作りがオーディオファンからの受けがよく、リスニング用としても使えるのがJaybirdのスポーツイヤホンの特徴でもありますよね。
TARAHについても相変わらず低音・中音・高音と非常にバランスの良い音を鳴らします。
同じくバランスの良かったJaybirdの左右一体型ワイヤレスイヤホンX3と聴き比べると明瞭感が明らかに上がっていますね。
また、低音も量は変わらないもののキレがアップしています。
ワンランク上の音になったなと感じます。
新素材による装着感の変化
新採用のシリコンイヤージェルの効果で付け心地が非常に優しくなりました。
これは装着時間が長くなるほど効果が出てくるでしょう。
イヤーピースとイヤーフックが一体型になったシリコンイヤージェルですが、フィット感はX3と比べても変わりなくバッチリです。
ランニングなどで使用しても落ちませんし、落ちるかも?と不安になることもありませんでした。
付け心地が優しくなった分、こちらの面でもX3よりTARAHのほうが上ですね。
コントローラーと充電方式
充電方式はX3同様に専用のクレードルを使用しての充電となります。
USBに刺す必要が無く、はめるだけで充電可能なのが便利です。
ですが、汎用のUSBケーブルでは充電できないというのはデメリットでもあります。
外出先で充電するには専用の充電クレードルを持っていく必要がありますし、家の中でもUSBの口を1つ専有することになります。
高い防水性能を実現するためにはこの充電方式が必要なんでしょうが、良いところばかりとは言えないですね。
自在に音を変化!優秀なアプリ
個人的にJaybirdのアプリは本当に使いやすいと思います。
過去のレビューでも紹介しましたが各社からこういった専用のアプリがリリースされている中でも、低音を強化したりといった音質の変化の付け方がここまで自在にできるのはJaybirdアプリだけです。
X4とTARAHの違い
X4とTARAHの主な違い
素材・構成
- TARAH:一体型のイヤージェル
- X4:イヤーフックとイヤーチップが独立(イヤーチップにはCOMPLY ULTRAフォームチップ)
装着方法
- TARAH:SHURE掛け不可
- X4:SHURE掛け可能
音質
- TARAH=X4
イヤーフックとイヤーピースが独立しているX4はTARAHよりさらに装着感がよくなっているそうです。
あとはX4はSHURE掛けができるというのが大きですね。
あとはTARAHとX4では音質の違いはないそうです・・・が。
X4にはCOMPLY ULTRAフォームチップが採用されているので、装着感の差から低音域の出には確実に差が出ると思います。
結果として装着感・音質ともにちょっと上の存在がX4ということになりそうです。
ただ、廉価版とはいえTARAHは定番人気を誇ったX3より優れています。
装着感にすごくこだわりがあるとかSHURE掛けしたいとかでなければコスパの良いTARAHの方を選ぶのも全然ありでしょう。
総評:Jaybird TARAHの評価
ここまでTARAHをレビューしてきました。
見た目的な部分は正直X3のほうが格好良くて好きでしたが(笑)、基本性能が洗練されてさらに良いイヤホンになっていました。
音良し、装着感良しでX4と共に新たなスポーツBluetoothイヤホンの定番的存在となりそうです。
リスニングもいけるスポーツイヤホンとして非常におすすめです!