JVCケンウッドの安くて可愛らしいデザインが人気の有線イヤホン「Gumy」シリーズ。
そのBluetoothバージョンが2018年8月18日にリリースされるそうです。
まだ発売前なんですが、今回無償サンプルを頂いたので発売前レビューをお届けできることになりました!
レビュー方式はいつもどおりです。
ちょっと開封してみたところ、有線イヤホンのグミホンのほうはインナーイヤータイプのイヤホンでしたが、今回発売のHA-FX23BTはカナル型のようです。
この時点で単純にグミホンをBluetooth化しただけではないみたいなので、気になっている方は是非続きをチェックしてみてください!
本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
写真レビュー
基礎スペックは低め
- 連続再生時間 4.5時間
- 対応コーデック SBC
- 防水性能 無
僕が普段ブログ上でオススメしているコスパ中華イヤホンの場合、再生時間は7時間~。
コーデックはaptXは当たり前で物によってはAACも。
防水性能も最低生活防水はついています。
(参考:【予算別】マニアが厳選!Bluetoothワイヤレスイヤホンおすすめ10選!)
その他、マグネット機能や収納ケース付きなどの差もあるのでどうしても基礎スペックは見劣りしますよね。
ただ、これはブランドイヤホン全般にいえることで中華イヤホンのコスパが高すぎるとも言えます。
中華物はちょっと‥という人にとってはスペックよりブランドの安心感が大きなメリットとなり得ますので、そのへんは好みですね。
動画視聴は問題なし
対応コーデックがSBCだけですと動画視聴時の遅延が気になるところですが、Youtubeなどで試してみたところほとんど遅延も感じず問題ありませんでした。
防水性能はスポーツしないならまぁ問題ないでしょうし、あとは再生時間ですね。
こればっかりは使用環境と相談といったところです。
ボーカルが前面に出る音
ボーカルに中々艶の出るイヤホンですね。
低音は量はそこそこながらややぼわつきがちで締まりがない。
高音もちょっと遠いです。
正直グミホンをそのままワイヤレス化しただけなら籠もりのあるBluetoothイヤホンになるんじゃ‥と思っていましたが、音自体はクリアです。
有線より結構値段が高くなっているのでそこらへんは順当にパワーアップしていますね。
中華イヤホンと比べてしまうとややこしくなりますが、初めてのBluetoothイヤホンとして使うのであればまず不満は出ない音質ではないでしょうか。
標準的な装着感と軽量な本体
中華イヤホンはハウジングがかなり大きいものが多く耳に入れたときの異物感が強いのですが、HA-FX23BTはグミホンらしさを残したこぶりな形状。
そして軽いです。(12g)
着けやすさはこちらのほうが万人受けしそうかなと。
軽くて小さいハウジングのおかげで長時間つけていても疲れにくいんです。
ただせっかくグミホンのBluetoothバージョンとして出すんですからもっとカラーバリエーションがほしいですね~。
(今の所、白と黒だけ)
ピンクとかブルーとかあるのが良かったので、HA-FX23BTでも増やしてほしいところです。
*追記
10月15日、ピンクやブルー・グリーンなどカラーバリエーションを追加。
グミホンはこうでなくちゃね!
総評:HA-FX23BTの評価
見た目はややチープで基礎スペックも低めながら抑えるところは抑えてあるイヤホンという印象です。
【コスパ】では中華イヤホンと勝負できませんが、JVCの【ブランド力・安心感】がこちらにはあります。
カナル型がほとんどな中華イヤホンと差別化するために従来のグミホン同様インナーイヤー型で出してみても良かったかもしれませんねー。
ブランド・音質・値段・使い勝手‥総合的に見て初めてのBluetoothイヤホンとしてとても手に取りやすい良い商品だと思います!
8月18日発売です!