
| Edifier NeoBuds Pro 3 | |
| 発売日 | 不明 |
| 価格 (発売時) |
19,980円 |
| 連続再生時間 (単体/ケース込) |
ANC OFF 9時間/36時間 ANC ON 6時間/24時間 |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC/LHDC5.0 |
| ドライバー | Knowles社製BAドライバー + 10mmダイナミックドライバー |
| 防水性能 | IP54 |
| Bluetooth Ver. | 5.4 |
| 機能 | ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・マルチポイント・ゲームモード・空間オーディオ・イコライザー・専用アプリ・着脱検知機能・急速充電(15分→3時間)・Google Fast Pair |
| 資料 | 公式サイト |
- 価格帯最高峰の高音質・強ノイキャンTWS
- バッテリー持ちや操作性など、前作の課題が改善されている
- LDACとマルチポイントの併用が可能
- 外音取り込み機能は前作よりやや後退
- 空間オーディオ機能とLDACは併用できない
| 総合評価 |
|
10/10 |
|---|
こんにちは、猫居です。
趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。
今回レビューするのはEdifierの完全ワイヤレスイヤホン、NeoBuds Pro 3。
大変多くのレビューリクエストをいただいていたTWSです。
バランスド・アーマチュアドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド型かつ公称値-50dBのノイズキャンセリングを搭載。
前作NeoBuds Pro 2は2万円以下では音質とノイキャンの総合力が突出したおすすめイヤホンでしたが、今作ではどのような変化があったのか。
Pro 2の改良版ともいえるNeoBuds Plusも交えて使用比較していきます。

Edifier NeoBuds Pro 3 外観・付属品チェック
イヤホン本体
シリーズ通して似たようなデザインとなっています。
NeoBuds Pro 2まではタッチセンサー式でしたが、NeoBuds PlusとNeoBuds Pro 3はスティック部分をつまむことで反応する感圧センサー式を採用。
誤操作が減って操作性が大幅にUPしています。

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】
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イヤホンケース
イヤホンケースはちょっとずつデザインが変化していっていますね。
個人的にはNeoBuds Pro 2がシックで高級感もあって1番好みです。
Pro 2と Pro 3はワイヤレス充電に対応していませんが、なぜかPlusだけはワイヤレス充電に対応しています。

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】
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外箱・付属品

付属品リスト
- 収納ポーチ
- イヤーピース
- 充電用 USB Type-C ケーブル
- 説明書類
Edifier NeoBuds Pro 3 測定データ
重さ・サイズ実測値

| ケースサイズ | 縦:54.0mm 横:64.0mm 高さ:30.5mm 三辺合計:148.5mm |
| 重さ | イヤホン:5.7g ケース:46.7g |
イヤホンケースは標準的な重さ・サイズ感です。
イヤホンはスティック部分にやや幅があるので大きく見えますが、重量的には標準的な範囲かと思います。
| 携帯性 | S・A・B・C・D |
|---|
(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)
遅延測定結果

| Android・PC その他 | iPhone | |
| 通常時 |
295ms(SBC) |
285ms(AAC) |
| 低遅延時 | 137ms(SBC) 293ms(AAC) 221ms(LDAC) |
293ms(AAC) |
100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。
イヤホン操作またはアプリからゲームモードにすることで低遅延に切り替えることができますが…
AACとLDACではゲームモードの効果が得られませんでした。
EdifierのTWSは大体この仕様なので低遅延にしたいときはSBCで接続したほうが良いです。
動画視聴はNetflixなどアプリ側で遅延補正してくれるものはどのコーデックでも問題ありません。
実連続再生時間のチェック・バッテリー残量の推移

ノイズキャンセリングON・LDAC・音量40%で再生
- 1時間再生=電池残量78%
- 2時間再生=電池残量54%
- 3時間再生=電池残量26%
- 約4時間再生=電池残量0%
NeoBuds Pro 2は同じ条件では2時間くらいしかバッテリーが持たず、この点が大きなデメリットと見られることが多かったと思います。
それと比べるとNeoBuds Pro 3はかなり電池持ちがよくなっています。
NeoBuds Plusのテストもだいたい同じくらいの結果でした。
交換イヤーピース対応表

| SONY ハイブリッドイヤーピース(M) |
△ | AZLA SednaEarfit Crystal(M) |
◯ |
| SONY トリプルコンフォートイヤーピース(M) |
△ | AZLA SednaEarfit Crystal 2(M) |
- |
| オーディオテクニカ AT-ER500(M) |
◯ | final TYPE E(M) |
◯ |
| NUARL Magic Ear+7 |
△ | Spinfit OMNI |
△ |
| COMPLY TWo-220-C(M) |
△ | 日本ディックス COREIR BRASS(M) |
- |
| radius HP-DME2(M) |
△ |
イヤホン自体には大抵のイヤーピースが入ると思います。
ただ、ケース内で浮いてしまう場合が多かったです。
イヤホンに装着できて充電もできるけど、ケース内でちょっと浮くものは△としました。
Edifier NeoBuds Pro 3 詳細レビュー

音質評価
NeoBuds Pro 2→NeoBuds Plusもバランスよりの調整がなされていましたが、今回も音の傾向としてはPlusに近い感じになっています。
Pro 2→Plusにあった変化
Pro 2は非常に濃厚なドンシャリサウンドでしたが、弱ドンシャリくらいのバランスになっています。
圧倒的な量感で広がりの感じられた低音は引き締まってアタック感を重視した低音に。
キンキンの高音も刺激感を減らして全体的に聴きやすくなっています。
Pro 2はPro 2で非常に深みにある、スピーカーで鳴らすような圧の低音が癖になる良い音でしたが、Plusで万人受けしそうなサウンドとなりました。
Plus→Pro 3の変化
引き続き弱ドンシャリ。音の傾向はほとんどPlusと同じです。
Plusに比べて中低域にあった僅かな膨らみがシュッとして、よりタイトに。十分な深さとアタック感を感じられる良質な低音です。男性ボーカルもPlusよりくっきりとしていて明瞭。
中高音以降はほぼ変わりない印象でした。
NeoBuds Pro 2の音が好きだった方には大人しく感じられるかもしれませんが、素性の良さは相変わらずなので全域に渡ってかなりのパワーがあります。
低音に関しても、プリセットの『低音ブースト』ではまだPro 2ほどの重々しさは出ないのでカスタムEQでいじってやる必要はありますが、非常にパワーのある低音を出すこともできます。
色々なイヤホンを使ってきた中でも2万円以下のTWSではTOPクラスに高音質だと感じました。
| 音質 |
|
9.1/10 |
|---|
アプリのイコライザー画面

空間オーディオ機能について
NeoBuds Plusでは簡易的なものになってNeoBuds Pro 2よりかなり劣化していた空間オーディオ機能。
今回のNeoBuds Pro 3ではPro 2と同水準のものが帰ってきていました。

結構立体感を感じられて、音像も把握しやすいです。
機能自体はかなり面白く使えると思います。
ただ、LDACと併用できない点(LDACのON/OFFで再起動がかかるので面倒)と音質がやや悪くなる点が玉に瑕ですかね。
ノイズキャンセリング機能の比較
表記上はNeoBuds Pro 2と同じ-50dBのノイズキャンセリング機能を搭載。
しかし、実際に使い比べてみるとNeoBuds Pro 3の方がノイズカット出来ていますね。
もとから十分に強力なノイキャンでしたが、低音から高音までノイズがさらに遠のく感覚があります。
2万円以下で強力ノイキャンといえばAnker Soundcore Liberty 5やLiberty 4 Proの名前がよく挙がりますが、LibertyシリーズよりもNeoBuds Pro 3の方が自分は効きが良いと感じました。

なお、NeoBuds Plusはノイキャンに関してはNeoBudsシリーズの中ではやや弱め。
Pro3とPlusの1番の違いはノイキャン強度と言えるかもしれません。
(参考:最強~コスパ機までわかるノイズキャンセリングイヤホンの強度比較表)
| ノイキャン |
|
9.5/10 |
|---|
外音取り込み機能の評価
NeoBuds Pro 2→NeoBuds Plusで自然な取り込み方に進化していたのですが、NeoBuds Pro 3の外音取り込みはちょっと後退気味ですかね。
外音取り込みをONにするとサーというノイズが結構入ります。
人の声の音量もイヤホンをしていないときと比べて80%くらいまで落ちる印象で、小声だと聞き取りにくいです。
Pro 2やPlusのほうが聞き取りやすかったかなと。
駅でのアナウンスなどの聞き取りには問題ないので普通に使える機能ではあります。
ここを最重視して買う方はいないかもですが、外音取り込みに関してはNeoBuds Plusが1番優秀だと思います。
| 外音取り込み |
|
8/10 |
|---|
装着感評価

装着時の見た目
NeoBuds Pro 2よりも若干密閉感が増したように感じました。
ただ、窮屈に感じたり痛みを感じるほどの差はなく、むしろフィット感が向上した分だけ着け心地も良いような気がします。
ノイキャン性能の向上にも寄与していそうですね。
Pro 2・Plus・Pro 3とどれも評価は8.5としており、どれもスティック型としては良好な装着感なんですが、数字に変化をつけるほどではないにしろ違いはあります。
Pro 2と3はイヤホンの表面がツルツルなのに対してPlusはプラ感をダイレクトに感じる素材なので、肌に触れたときにちょっとゴツっとした感覚があります。
Pro 2と3はもちっと吸い付く感じなんですよね。
敏感な人、あるいは耳への触れ方次第ではここに結構違いを感じる可能性はありそうです。
| 装着感 |
|
8.5/10 |
|---|
マイク性能・通話品質
クリアで聞き取りやすい音声です。
風切音はやや入りますかね。強風時は声が聞き取りにくくなってしまいました。
周囲のノイズもある程度は抑えてくれますが、完全にはカットできないかなと。
室内など安定した環境で使うようにしたほうが無難そうです。
| 通話品質 | S・A・B・C・D |
|---|
操作方法と操作性評価

初期設定の操作方法
シングルクリックは再生/停止で固定されています
スティック部分をつまんで操作する感圧センサー式を採用。
NeoBuds Pro 2は割り振れる操作範囲が狭く、タッチセンサー式だったこともあり操作性は不評でしたが、感圧センサー式を採用しているPro 3とPlusの操作性はとてもいいです。

装着検出も設定可能です。
細かい話ですが、Pro 2のときは着けたり外したりしたときに反応するまで少し間があったんですが、Pro 3ではキビキビと一瞬で着脱の判定がされるようになりました。
| 操作性 | S・A・B・C・D |
|---|
専用アプリ【EDIFIER ConneX】の主な機能
主な機能一覧
- ノイズコントロール
- イコライザー
- 操作方法のカスタマイズ
- ゲームモード
- 空間オーディオ機能
- ハイレゾコーデックのON/OFF
- マルチポイントのON/OFF
- ファームウェアアップデート
ホーム画面

設定画面

注意点
低遅延で使いたいときはSBC接続で
遅延測定結果でお伝えした通り、AACやLDACではゲームモードにしても遅延は減っていませんでした。
低遅延で使いたい場合はSBC接続した上でゲームモードをONにすると良いです。
マルチポイントの挙動について
マルチポイントの挙動について。
NeoBuds Pro 3のマルチポイントは割り込み再生不可でした。

まとめ

メイン機能評価
| 音質 |
|
9.1/10 |
|---|---|---|
| ノイキャン |
|
9.5/10 |
| 外音取り込み |
|
8/10 |
| 装着感 |
|
8.5/10 |
使い勝手評価
| 操作性 | S・A・B・C・D |
|---|---|
| 携帯性 | S・A・B・C・D |
| 便利機能 | S・A・B・C・D |
| 通話品質 | S・A・B・C・D |
総評:10/10
音質・ノイキャンの総合力で2万円以下では個人的に最高だと思っていたNeoBuds Pro 2がさらに進化。
Pro 2で問題だったバッテリー持ちや操作性が大きく改善しました。
同じような改善がなされているNeoBuds Plusという存在もありますが、それと比べてもノイキャンが明らかに強力ですし、音質もより洗練されたと感じます。
ただ、Pro 2やPlusも非常に良いイヤホンであることには変わりありません。
以下の違いに着目して好みに合いそうな物を選ぶと良さそうです。
NeoBuds Pro 3の特徴
総合力は3つの中で間違いなく1番。2万円以下で1番高性能なものが欲しいならコレと言える存在です。ただし、外音取り込み機能は3つの中でもややベールを被ったような聞こえ方なので、外音取り込みも重視するという方は注意。
NeoBuds Plusの特徴
高音質・強ノイキャンなNeoBudsシリーズの中でもノイキャンは比較的弱め。ワイヤレス充電に対応しているのはPlusだけなので、ワイヤレス充電が欲しい方にはこちらがおすすめです。また、外音取り込み機能もPlusが1番優秀。
NeoBuds Pro 2の特徴
PlusやPro 3の登場で値下がり気味なこともあり、音質・ノイキャンのコストパフォーマンスに優れています。(音質もノイキャンもPro 3とそこまで大きく変わるわけではないので)
バッテリー持ちや操作性にやや難がありますが、例えば行き帰りの電車でしか使わないという場合にはバッテリーのデメリットはそれほど感じないでしょうし、コスパ重視でPro 2を選ぶのもアリかと思います。
こんなところでしょうか。
尖っているけど高性能なシリーズでしたが、いよいよ完成形と相まみえることが出来た気がします。
とてもおすすめです。
今回は以上となります。
また次回のレビューでお会いしましょう。










