
こんにちは、猫居です。
普段はイヤホンばかりレビュしていますが、今回はちょっと変わり種。
Earaku Youon Proという手元スピーカーです。
手元スピーカーというのは自分にだけ適度な音量でTVの音が聞こえるように設計された、指向性の強いスピーカーとのこと。
- TVの音が聞こえにくくなってきた
- 家族と適度な音量に差があって困っている
そんなときに良さそうですね。
元々Earaku Youonという手元スピーカーがヒット商品となっていたそうなんですが、今回リリースされるYouon Proは音質にもこだわったという上位版。
実際、Youon ProとYouonではどのような差があるのか。
そもそも本当に自分にだけ適音が届くのか、遅延はどれくらいあるのか。
使い比べて違いをチェックしてみます。
本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
Earaku Youon Pro レビュー
Youon Pro 外観・付属品
スピーカー本体
ぱっと見、普通のワイヤレススピーカーかな?と思うようなスタイリッシュなデザインです。




つまみでの音量操作や切り替えボタンのわかりやすさは普通のBluetoothスピーカーとは違うところ。


サイズ感はこんな感じ。
コンパクトに持ち運べます。

スタンダードモデルのYouonと比べてみるとどうでしょう。

サイズ感がだいぶ違いますね。

デザインもProのほうがオシャレな感じがします。
ただ、質感的な部分ではそれほど差はないように感じました。

付属品
Rena送信機Pro。
これをTVと接続すると低遅延でワイヤレススピーカーから音が出せるようになります。



説明書は詳しい説明が大きな文字で書かれた大判の物とイラストで簡潔に書かれたクイックスタートガイドの2種類が入っていました。

付属のコードには番号が振ってあるので、

何番をどっちに挿すとかいった感じで説明書に沿って設定すれば問題なくTVと接続できるようになっています。

自分にだけ『適音』は本当か、指向性を測定
まずは本当に自分にだけ適度な音量が届くのかをテストしてみます。
まずは何もつけていない状態の部屋のdb値を測定。
エアコンが稼働しているのでこれくらい。

次に、TVの正面にあるソファーに座ってTVから聞こえる音量をちょっと音大きいかな?と感じるくらいにしてみました。
おおよそ66dB。
Youon Proで手元から聞こえる音量も同程度にしました。

そして、ソファーから横に移動する形で音源から3m離れた位置で測定器を持ってノイズを測定してみたところ…
TVから届くノイズの量

Youon Proから届くノイズの量

たしかにノイズが減っていました。
体感での差をお伝えしますと、TVから届く音は結構大きいです。自分が聞きたくて聞いているわけでなければ煩いと感じると思います。
Youon Proのほうも全く届かないわけではなく、普通に聞こえてきますが、そこまで気にならない程度。なんか喋ってるなくらいの音量という感じ。
ちなみに音源は安住さんのラジオを1分間くらいリピート再生することで同じ音量を確保しました 笑
遅延測定結果
Rena 送信機 Proと接続した場合
普段使っている測定アプリがTVとの接続では使えないため体感での感想しかお伝えできませんが、TVとYouon Proの両方から音が出る設定にして聴き比べてみた結果、体感では遅延はほぼ感じられませんでした。
普通にTVをみているのと遜色ないです。
Bluetooth接続した場合
こちらはアプリで測定。

245ms=約0.245秒の遅延が発生していました。
この数値でTVをみようとするとかなり音声の遅れを感じます。
普通のワイヤレススピーカーを手元スピーカーとして代用しようとすると同様に遅延が発生してしまうので、専用の送信機があるのは強みとなりますね。
音楽を聴く際や、Netflixなどのアプリ側で遅延補正してくれるものの場合は問題ありません。
Youon ProとYouonの音質の違い

Youon ProとYouonを聴き比べてみましたが、1番の違いは低音ですね。
スピーカー出力が10W→20Wになっているので、パワーが明らかに違います。
Youonでは音楽モードにしても中音にボリュームのあるサウンドで、まぁこれはこれで癖がなくて聴きやすいんですが、低音の迫力を求めるには無理がある感じでした。
それがYouon ProではYouonに比べて低音がだいぶ出るようになっています。
音自体もクリアになっていて音楽を聴くにはProの方が断然良いと思います。
モードによる音質の違い
テレビモード
人の音を聞くのに特化したモード。
このモードではYouon ProとYouonでそれほど差を感じないですかね。
音楽モード
テレビモードに比べて低音・高音がぐっと前に出て、リスニング向きのサウンドとなります。
Youonより低音がかなり出るようになりました。
シネマモード
低音が強調され、中音・高音は控えめになります。
暖色系のちょっとぼんやりした音になるので音楽を聴くには向きません。
臨場感が増すというよりは、映像中の電話の音などの刺激的な音が抑えられてマイルドになるので、そのあたりが気になる場合はONにするといいかもですね。
その他の違い
Youonは最小音量がかなり大きい
Youonは音楽を聴こうと思ったら最小音量でも結構な音量なのがちょっと困ったポイントでした。
静かにBGM的に流したいと思っても難しい感じです。
それに比べてYouon Proはもっと細かく音量を刻めるので小音量でのリスニングも可能となっています。
Youon Proはバッテリー残量が一目でわかる

画像のようにバッテリー残量が一目でわかるようになっています。
これもYouonには無いYouon Proの利点ですね。
まとめ

Youon Proの特徴をまとめますと
- たしかに自分にだけ音が届きやすい
- 普通のBluetoothスピーカーよりもはるかに低遅延
- スタンダードモデルのYouonより低音がぐっと出るようになった
- デザインがおしゃれになった
といった感じでしょうか。
手元スピーカーといっても自分にだけ音が聞こえて他の家族には全く音が聞こえないってわけではないですが、届き方はだいぶマイルドになって煩く感じにくくなっていました。
専用の送信機があるおかげで普通のワイヤレススピーカーを手元で鳴らすのと違って遅延がないのも良いですね。
ただ、音楽用途で使う予定がなく、TVで使いたいだけならスタンダードモデルのYouonでも充分かもしれません。
今回は以上です。
また次回のレビューでお会いしましょう。
