2022年11月2日 追記
Free 2の後継機 Free 2Sをレビューしました。
Free 2Sのレビュー記事はコチラ
こんにちは、猫居です。
今回レビューするのはEarFunの完全ワイヤレスイヤホン『Free 2』です。
定価4999円ながらQualcommの3040チップ搭載。
apt-Xでの接続、ワイヤレス充電や低遅延モードに対応したTWS。
EarFunは過去に2つレビューしていますが、どちらもノイズキャンセリング機能を搭載したTWSでした。
【EarFun レビュー記事】
https://www.goodgoodlife.jp/entry/EarFun_Free_Pro
https://www.goodgoodlife.jp/entry/EarFun_AirPro
EarFunイヤホンの個人的な印象はとにかくコスパが高い!
安いのにスペックが高くて使い勝手や音質も犠牲になっていない、良くできたイヤホンって感じですね。
そんなEarFunの新作『Free2』。
音質や使い勝手の面で同じシリーズのFree Proとどう違うのか比較していきたいと思います。
EarFun Free 2の詳細レビュー
外観・付属品チェック
外箱。
5000円以下のイヤホンだと簡易なパッケージのものが多いですが非常に良い造りです。
付属品。
説明書は日本語もありわかりやすいです。
イヤホンケースはコンパクトで持ち運びに便利なサイズ。
イヤホンの取り出しは磁石が強くて摘むイヤホン側面も滑りやすいので注意深く行ったほう良いでしょう。
どんぐり形状のイヤホン本体。
タッチセンサの感度は良好でした。
装着感については後述します。
Free Proとのスペック比較
Free Pro | Free 2 | |
定価 | 5999円 | 4999円 |
再生時間 | 7時間(ケース込み32時間) | 7時間(ケース込み30時間) |
ドライバー | 6,1mm | 6mm |
対応コーデック | AAC・SBC | apt-X・AAC・SBC |
ノイズキャンセリング機能 | 対応 | 非対応 |
低遅延モード | 対応(100ms) | 対応(60ms) |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
防水性能 | IPX5 | IPX7 |
こうしてスペックを比較してみるとFree 2はFree Proからノイズキャンセリング機能をとって値段を下げた廉価版のような印象を受けます。
しかし両方を実際に使ってみると、Free 2はQualcomm3040チップの『TrueWireless Mirroring』が効いているためかとにかく途切れにくいです。
(Proも安定した接続ではありますが)
見えないスペック、接続の安定性はFree 2に軍配があがりました。
音質評価
しっかりと厚みある低音と非常に前のめりな中高音。
ドンシャリしたサウンドで中高音の表現に優れることから特にアニソンなどに向いています。
ロックなどノリの良い音楽にもいいですね。
EarFunのイヤホンはどれも適度な強調感を自然なバランスで聴かせるところが優れていると思います。
今回も音の傾向は概ね同じかな?と思いましたが、聴き比べると印象が若干違いました。
Free 2はこれまでのEarFunイヤホンと比べるとややスッキリしたような印象。
クールな印象を受けるのは高域の表現力に優れるapt-Xで接続しているからかと思いましたが、どちらかというと中域がやや細めなんですよね。
厚みある低域・中高域にサンドされる形で中域があるのでFree Proと比べるとスッキリしたような印象を受けるのです。
また高域は彩度が増して主張も強くなりました。
よりわかりやすい万人受けサウンドになったと言えそうです。
装着感はかなりのしっかりフィット
↑画像の通り、イヤホンのサイズ感はFree Proと比べてだいぶ厚みが増しました。
ただ見た目に反してそれほど圧迫感なく、それでいてしっかりとしたフィット感が得られます。
IPX7と防水性能も高いのでスポーツで使っても問題なさそうです。
どうしてもサイズの問題で耳が小さい人には合わない可能性があるのが懸念点でしょうか。
総評
ノリよく聴ける万人受けドンシャリサウンド。
非常に安定した接続。
しっかりした装着感。
低遅延モードで動画視聴なども問題無し。
(低遅延モードにしなくても動画視聴くらいは問題なく見れましたが)
その他基本的な操作性などもしっかりしていてストレスなく使用できます。
特にBluetoothの接続安定性はトップクラスかと思います。
玉石混交のTWSアンダー5000円の価格帯において非常に安心感ある、良い選択肢が増えましたね。