猫居のイヤホン (旧:僕は猫だった)

TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

EarFun Clip レビュー|物理ボタン式を採用したイヤーカフ型イヤホン【OpenJumpと使い比べ】

Author:猫居こうた

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EarFun Clip

  EarFun Clip
発売日 2025年7月4日
価格
(発売時)
7,990円
連続再生時間
(単体/ケース込)
LDAC OFF
10時間/40時間
LDAC ON
5.5時間/22時間
コーデック SBC/AAC/LDAC
ドライバー 10.8mmカーボンファイバードーム振動板ドライバー
防水性能 IP55
Bluetooth Ver. 6.0
機能

マルチポイント・ゲームモード・シアターモード・イコライザー・専用アプリ・Google Fast Pair・急速充電(10分→2時間)

資料  公式サイト/説明書
  • キレの良い低音が特徴的な明瞭サウンド
  • 物理ボタン式なのでイヤーカフ型で多い誤操作の心配が無い
  • 軽さと安定感を兼ね備えた装着感
  • LDACとマルチポイント・シアターモードは併用不可
総合評価
 
9.5/10

■EarFun Clip クーポン情報
25%OFFコード:EARFUNCWPY
有効期間:2025年7月19日~2025年8月10日
対象店舗:Amazon EarFun公式ページ
価格:7,990円→5,993円


こんにちは、猫居です。

趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。

今回レビューするのはEarFunのオープンイヤー型イヤホン、Clipです。

流行りのイヤーカフ型にコスパの鬼、EarFunもついに参戦。

一般的なイヤーカフ型イヤホンと違って物理ボタン式を採用しているところが地味だけど大きな違いですね。

以前レビューしたオープンイヤー型のEarFun OpenJumpと使い比べつつ、使い勝手や装着感、音質、音漏れ具合など詳しくチェックしていきます。

本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

EarFun Clip 外観・付属品チェック

イヤホン本体

ビルドクオリティは値段の割に良好。

通常のオープンイヤー型であるOpenJumpと比べてかなり小型になっています。

比べるとその差は歴然

 

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

イヤホンケース

ケースも傷や指紋がつきにくい加工がされていて良質です。

逆にOpenJumpのケースは傷や指紋がつきやすい感じだったので、Clipのほうが安価ながら質感は良いかなと思います。

なお、EarFunといえばワイヤレス充電対応というイメージが強いですが、オープンイヤー型では今のところ採用されていません。

OpenJump・Clip共にワイヤレス充電非対応です。

サイズ感もClipの方がコンパクト

 

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

外箱・付属品

EarFun Clip 外箱・付属品

付属品リスト

  • 充電用 USB Type-C ケーブル
  • 説明書類

EarFun Clip 測定データ

重さ・サイズ実測値

EarFun Clip 重さ・サイズ 実測値

ケースサイズ 縦:48.3mm
横:66.0mm
高さ:28.0mm
三辺合計:142.3mm
重さ イヤホン:5.7g
ケース:38.0g

OpenJumpは

  • 三辺合計→170.1mm
  • 重さ→イヤホン:7.9g・ケース:57.2g

EarFun OpenJump 重さ・サイズ 実測値

比べるまでもなくコンパクトになっていますが、数字でみてもかなりの差ですね。

(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)

遅延測定結果

EarFun Clip 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時 251ms(SBC)
321ms(AAC)
239ms(LDAC)
321ms(AAC)
低遅延時 159ms(SBC)
219ms(AAC)
168ms(LDAC)
219ms(AAC)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

アプリorイヤホン操作でゲームモードを起動することで低遅延化できます。

しっかり遅延は小さくなっていますが、ゲームで使えるかは結構微妙な数値。

若干ラグを感じる場合もあるかと思います。

動画の視聴については、Netflixなどアプリ側で遅延補正してくれるものなら問題なく楽しめるでしょう。

音漏れ測定結果

音量何%まで音漏れしないのかチェック。

パーソナルスペース(45cm)分の距離をあけて家族にイヤホンを装着してもらい、自分の耳と計測器で確認しました。

音漏れチェック

結果、26%から僅かに音漏れを確認。

23%までに抑えれば静かな図書館などでも問題なく使えると思います。

電車などの周囲が騒がしい場所では26%でもたぶん大丈夫そう。

音量に関しては少し注意点もあって、音量の刻み方がやや大雑把なんですよね。2段階ごとに大きく音量UPしてしまう感じ。

23%と26%でもかなりボリュームに差があります。

その点は少し残念というかもったいないですね。

また、OpenJumpと音漏れ比較すると、同じ音漏れしない範疇ではOpenJumpのほうがしっかり音量がとれていました。

音漏れのしにくさを重視するならOpenJumpの方が良いかもしれません。

EarFun Clip 詳細レビュー

音質評価

まず注意点からなんですが、ハイレゾコーデックのLDACで利用する場合はまずファームウェアを最新のものにアップデートしてください。

初期状態ではLDACにするとSBCやAACに比べて低音が痩せてしまって残念な感じだったんですよね。

それが先日のアップデートでLDACの問題が解決したというわけです。

音質についてですが、音の傾向はOpenJumpに近いです。

キレの良い低音が特徴的な明瞭サウンドといった感じで、主に低音の質感を中心にOpenJumpのほうが1ランク上の音かなぁという印象。

ただ、自分が使った中では現時点でOpenJumpは1万円以下のオープンイヤー型イヤホンで1番良い音だと思っているので、あくまでそれと比べるとという話です。

同価格帯の様々なイヤーカフ型イヤホンと使い比べてもみましたが…

低音の量感でいえばSOUNDPEATS CCQCY C30Sの方が出るかな?と感じるものの、音のキレや明瞭さなどはClipの方が上。

イヤーカフ型イヤホンという括りでみれば充分に高音質だと思います。

低音がすごくよく出るわけではないのでその点だけ注意という感じですかね。

アプリのイコライザー画面

 

カスタムEQ画面

カスタムEQで好みの音にカスタマイズできる他、聴力テストを通じて最適なイコライザー設定にしてくれる適応イコライザー機能も

シアターモードについて

アプリからシアターモードをONにすることで利用可能。

注意点としてハイレゾコーデックのLDACと併用不可のため、先にLDACをOFFにする必要があります。

OpenJumpはLDACのままシアターモードにできるので、なんだかなぁと思ったんですが…

シアターモードはClipの方がOpenJumpより広がりが感じられて良い感じでした。

音の劣化や違和感も感じず、常時このまま利用しても良いくらい臨場感のあるサウンドが楽しめます。

装着感評価

装着時の見た目

装着感は軽くて安定感もあって非常に良好です。

初期のイヤーカフ型イヤホンは左右どちらも雫状になっていて、耳からぶら下げるだけに近いかたちだったのですが、これが人によってはズレやすいという問題がありました。

こういうやつ

Clipはバッテリーコンパートメントを平らにして面積を取り、それを耳裏に当てる最近流行りの方式なので装着時の安定感が随分と違います。

従来型のイヤーカフ型が耳にうまく合わなかったという方にもおすすめできます。

操作方法と操作性評価

物理ボタンはこの位置に

イヤーカフ型イヤホンはタッチセンサーのタップ操作が安定しないと常々レビューで書いているんですが、このClipは物理ボタン式を採用しており、操作ミスによるストレスが無いのがとてつもないアドバンテージとなっています。

OpenJumpもちょっと操作にはコツというか慣れが必要だったので、それと比べてもClipは操作がすごくしやすいです。

初期設定の操作方法

各操作もそれぞれカスタマイズ可能なので好みの配置に変えることができます。

個人的には1クリック目を再生/停止にしたほうが良いかなと思っています。タッチセンサー式では誤タップ防止のためにここを再生/停止にしない場合が多いですが、物理ボタン式ならその心配もないので。

割り当て可能な操作方法一覧

赤く囲った部分は3回押しと長押しにのみ割り当て可能

マイク性能・通話品質

割とクリアな音声でした。

風切音や周囲のノイズもちゃんとカットしてくれます。

ただ、ノイズ処理中には声がかなり劣化して聞き取りにくくなってしまっていました。

なので落ち着いて話せる場所での通話が望ましいと思います。

専用アプリ【EarFun Audio】の主な機能

主な機能一覧

  • イコライザー
  • シアターモード
  • ゲームモード
  • マナーモード
  • LDACのON/OFF
  • マルチポイント
  • 操作方法のカスタマイズ
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

使って気付いた注意点まとめ

使用前にファームウェアアップデートを

初期状態ではLDACで再生すると低音が痩せてしまう不具合があります。

ファームウェアアップデートすることで解消するので使用前にアップデートしたほうが良いでしょう。

LDACとシアターモードは併用不可

LDACとマルチポイントも併用不可

マルチポイントの挙動について

EarFun Clipのマルチポイントは割り込み再生不可でした。

総評

EarFun Clip

総評:9.5/10

EarFun Clipの方が良い点

  • おしゃれさ
  • 操作性の良さ
  • シアターモードの臨場感
  • イヤホンケースの質感・コンパクトさ
  • 価格

EarFun OpenJumpの方が良い点

  • 音質(主に低音の質感)
  • 音漏れのしにくさ

装着感はどちらも甲乙つけがたいくらい良いです。

音質重視ならOpenJumpが優勢だろうと思いますが、操作性などその他諸々はClipの方が優れており、普段遣いとしてはClipの方が使いやすくておすすめかなぁと個人的には感じました。

他のイヤーカフ型イヤホンと比べてもストレスなく使えるとても完成度の高いイヤホンです。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。