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TWSコレクターによるイヤホン/ヘッドホン レビューブログ

EDIFIER EvoBuds Pro レビュー|翻訳機能を備えたノイキャンワイヤレスイヤホンを試す

Author:猫居こうた

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EDIFIER EvoBuds Pro

  EDIFIER EvoBuds Pro
発売日 2025年11月5日
価格
(発売時)
10,980円
連続再生時間
(単体/ケース込)
ANC OFF
9時間/36時間
ANC ON
7時間/28時間
コーデック SBC/LDAC
ドライバー 6mmダイナミックドライバー
+
10mmダイナミックドライバー
防水性能 IP54
Bluetooth Ver. 6.0
機能 AIリアルタイム翻訳機能・ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・空間オーディオ・ゲームモード・イコライザー・着脱検知機能・専用アプリ・急速充電(15分→3時間)
資料 公式サイト
総合評価
 
8.5/10

こんにちは、猫居です。

趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。

今回レビューするのはEDIFIERの完全ワイヤレスイヤホン、EvoBuds Pro。

AIリアルタイム翻訳機能を搭載しているところが目玉のイヤホンですかね。

ただ、Edifierといえば音質やノイキャンに関するコスパの良さも魅力のメーカーなので、そちらにも期待したいところ。

手持ちのEdifier製品等と比較しつつEvoBuds Proの特徴をチェックしていきます。

本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

EDIFIER EvoBuds Pro 外観・付属品チェック

ビルドクオリティについて

イヤホン・ケース共に1万円前後で購入できるものとしてはかなり上質だと思います。

ちゃちな感じがなくて中々に良い感じです。

イヤホン本体

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

 

イヤホンケース

【画像5枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

外箱・付属品

EDIFIER EvoBuds Pro 外箱・付属品

付属品リスト

  • イヤーピース
  • 充電用 USB Type-C ケーブル
  • 説明書類

EDIFIER EvoBuds Pro 測定データ

重さ・サイズ実測値

EDIFIER EvoBuds Pro 重さ・サイズ 実測値

ケースサイズ 縦:51.0mm
横:64.1mm
高さ:26.7mm
三辺合計:141.8mm
重さ イヤホン:4.9g
ケース:40.0g

イヤホン・イヤホンケース共に標準的な重さです。

ケースサイズはそこそこコンパクトな部類に入ります。

携帯性 S・A・B・C・D

(参考:小さい順|完全ワイヤレスイヤホン・イヤホンケースサイズ比較表)

遅延測定結果

EDIFIER EvoBuds Pro 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時

347ms(SBC)
350ms(LDAC)

347ms(SBC)
低遅延時 102ms(SBC)
334(LDAC)
102ms(SBC)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時21msの遅延を観測します。
結果から-21msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

アプリまたはイヤホン操作でゲームモードにすることで低遅延に切り替えることができます。

ただ、LDAC接続中にゲームモードにしてもほぼ遅延は減っていなかったのでゲームモードを使う場合はSBC接続にしたほうが良いです。

SBC+ゲームモードの値は中々優秀。

ゲームや動画も問題なく楽しめると思います。(音ゲーを除く)

交換イヤーピース対応表

EDIFIER EvoBuds Pro 交換イヤーピース

SONY
ハイブリッドイヤーピース(M)
AZLA
SednaEarfit Crystal(M)
SONY
トリプルコンフォートイヤーピース(M)
AZLA
SednaEarfit Crystal 2(M)
オーディオテクニカ
AT-ER500
(M)
final
TYPE E(M)
NUARL
Magic Ear+7
Spinfit
OMNI
COMPLY
TWo-220-C(M)
日本ディックス
COREIR BRASS(M)
radius
HP-DME2(M)
   

標準的なノズル形状で大抵の汎用イヤーピースは入りました。

ただ、入っても抜けやすいものもあったのでそういったものは△としてあります。

EDIFIER EvoBuds Pro 詳細レビュー

音質評価

ダイナミック型×2基のデュアルドライバー構成。

Edifierにはダイナミック型とBA型でハイブリッド構成されたNeoBudsシリーズがあります。

NeoBudsシリーズのほうがちょっと値段が張るのですが、これらと聴き比べてみました。

BA型を使っているNeoBudsシリーズのほうがやはり高音の伸び、明瞭感に優れている印象。

EvoBuds Proはデフォルトでイコライザー設定が『重低音』になっており、かなり低音が支配的なサウンドです。

イコライザー設定を標準の『Edifier』にしても低音寄りのサウンドなので、『重低音』だとちょっと重すぎるかなと個人的には感じました。

標準設定で聴くEvoBuds Proは余裕を持って鳴らす豊かな低音が印象的。一万円前後のTWSとしてはかなり良質だと思います。天井が低めなのが少し気になりますが、中域も肉厚で値段の割にボーカルも中々聴かせます。

低音に関しては最近はバランス寄りのサウンドになってきているNeoBudsシリーズよりもEvoBuds Proのほうが出るので低音好きな方は一考の価値があるでしょう。

音質
 
8.1/10

アプリのイコライザー画面

ノイズキャンセリング機能の比較

-48dBを謳うノイズキャンセリング機能を搭載。

ノイキャンもNeoBudsシリーズと比べてみましたが、こちらもNeoBudsシリーズのほうが強力です。

特に低音ノイズへの消音力に差を感じました。

ただ、EvoBuds Proのノイキャンが弱いわけではなく、むしろこの価格帯では強力な部類。

コスパ高で人気のEarFunのハイエンドモデル、Air Pro 4+とほぼ同等の効き目。ほんの少しだけEvoBuds Proのほうがノイズカット効果が高い印象でした。

一万円前後のTWSとしてはハイレベルではあるものの、NeoBudsシリーズが非常に優秀なのでそれと比べると一段落ちるかなぁといった感じです。

(参考:最強~コスパ機までわかるノイズキャンセリングイヤホンの強度比較表)
最強がわかる!ノイズキャンセリングイヤホンの強さ比較ランキング

ノイキャン
 
9/10

外音取り込み機能の評価

アプリで-3〜+3まで取り込み量を調整可能となっています。

ただ、取り込み量を調整してみても正直ほとんど変化はなかったです。

少しだけ取り込み量が増減するかなぁといったくらいの違い。

0のときの取り込み量はイヤホンをしていないときを10とすると7.5〜8くらいでしょうか。

結構音量が落ちるので相手が小声だと聞き取りにくいです。

電車のアナウンスなどは問題なく聞き取れると思います。

外音取り込み
 
8/10

AIリアルタイム翻訳機能を試す

アプリの翻訳ボタンを押すと翻訳モードが起動。

自分の声はイヤホンを通じて、相手の声はスマホを通じて翻訳するスタイルとなっています。

↓画像のように様々な言語パッケージをダウンロードしてオフラインで利用可能です。

 

翻訳の精度について

以前レビューした翻訳専用イヤホンTimekettle W4 Proに翻訳させたBBCニュースと同じものをこのイヤホンでも翻訳させてみました。

比べてみると翻訳レベルがどの程度なのかわかりやすいと思います。


左)EvoBuds Pro / 右)W4 Pro

W4 Proに比べて機械翻訳感が強めですね。

気になったのが翻訳途中で止まってしまったり、文章が途中で途切れてしまうこともあって、その都度アプリを再起動する必要がありました。 

この機能1つで言葉の壁を越えて完璧にコミュニケーションが取れるとは考えずに、あくまで補助的な利用を想定したほうがよさそうです。

装着感評価

EDIFIER EvoBuds Pro 装着時の見た目装着時の見た目

NeoBudsシリーズと比べると少し密閉感強め。

耳穴をぴったり塞ぐ安定した装着感なので多少のことではズレたりしません。

個人的には耳の中にゆとりを感じるような軽めの着け心地のほうが好みなので、NeoBudsシリーズのほうが好きなのですが、安定感を重視したい方にはこちらのほうがいいかもですね。

装着感
 
8/10

マイク性能・通話品質

静かな場所ではクリアで聞き取りやすい音声でした。

風切音や周囲のノイズはある程度処理してくれますが、完璧ではないかなと。

また、ノイズ処理中は結構デジタル処理した感の強い音声に。聞き取りにくいわけではないですが、自然な声とはだいぶ違う印象です。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価

カスタマイズ画面 / 割り当て可能な操作

感圧センサー式。

イヤホンのスティック部分をつまむことで操作することができます。

矢印の窪んでる部分をピンチします

タッチセンサー式のように間違って触れてしまって誤操作につながる心配がないため、快適に操作できます。

イヤホンを外すと音楽を自動停止・装着し直すと再生再開してくれる着脱検知機能も搭載。

文句のない操作性です。

操作性 S・A・B・C・D

専用アプリ【EDIFIER ConneX】の主な機能

主な機能一覧

  • ノイズコントロール
  • イコライザー
  • 操作方法のカスタマイズ
  • ゲームモード
  • 空間オーディオ
  • LDACのON/OFF
  • 着脱検知のON/OFF
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

 

設定画面

注意点まとめ

イコライザー初期設定が「重低音」

標準でも低音重視のサウンドなので『重低音』だとかなり重々しいサウンド。

気になる場合はイコライザー設定を標準の『Edifier』にしてみると良いと思います。

AACには対応していない

実用上は特に問題はありませんが、一応。

LDAC接続中はゲームモードの効果確認できず

ゲームモードを使うときはLDACはOFFにしてSBC接続で使ったほうが良いです。

マルチポイントの挙動について

EDIFIER EvoBuds Proのマルチポイントは割り込み再生不可でした。

まとめ

EDIFIER EvoBuds Pro

メイン機能評価

音質
 
8.1/10
ノイキャン
 
9/10
外音取り込み
 
8/10
装着感
 
8/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

総評:8.5/10

  • 音質、ビルドクオリティはコスパ高と言える
  • ノイズコントロールはNeoBudsシリーズと比べるとやや控えめ性能
  • 翻訳機能はあくまで補助的な機能と捉えたい

デュアルドライバーらしく厚みのある低音を余裕を持って鳴らしてくれるので1万円前後のTWSとしては低音の質感がかなり良いです。

一方でノイキャンや外音取り込みはNeoBudsシリーズと比べるとやや控えめ性能。特に強力なノイキャンが欲しい場合はNeoBudsシリーズの方が満足度は高いと思います。

翻訳機能については過度な期待は禁物ですが、ちょっとした手助けとしては使えそうですかね。

今回は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。