こんにちは、猫居です。
今回レビューするイヤホンはCCAのC12です。
5BA+1DDという構成の片側6ドライバー搭載で5000円台というハイコスパなイヤホン。
兄弟機であるKZ ZSXと共に定番中の定番といえる人気の中華イヤホンですね。
個人的にKZのZS10・AS06あたりで多ドライヤホンに満足してしまってその後追いかけていなかったのですが‥
(その後C12やZSXが話題になって気にならなかったといえば嘘になりますが‥)
今回海外通販サイトのbanggoodさんからレビューのご依頼がありまして、手に取る機会を得たので紹介していきたいと思います。
CCA C12の詳細レビュー
外観・付属品チェック
メタルなプレートが高級感を演出。
手触りも良く所有欲を満たします。
ただプレートが少し角ばっているのでイヤホンケースに入れるなどして傷つかないようにしたほうが良いと思います。
付属のケーブルは及第点的な取り回し。
イヤホンケースなどもつかないのでとにかくイヤホンに全力を注いだという感じですね。
音質評価
非常に解像度の高いクール系サウンド。
全体を通してドライな音の鳴りです。
音場は狭めでボーカルは近めのドンシャリ傾向。
中高音~高音のヌケの良さが特に心地よく、女性ボーカルはハッするほど耳にダイレクトに入ってきます。
この辺は高級機を思わせるとてもハイレベルな音だと感じました。
また片側6ドライバーの多ドライヤホンらしく、非常に分離良く音の情報量が半端ではないです。
この楽しさもKZやCCAなどの高コスパな中華イヤホンでないと中々楽しめない強みですよね。
低音は割とタイトでダイナミックな音。
こちらも解像度が高く締りの効いて、シュッとしたイメージです。
量感も十分ありますが、KZと比べてここのバランスが均整のとれた音になっているのが大きな違いかなと思います。
(KZはよりわかりやすくドンシャリしているので)
一方で男性ボーカルはややかさついて味気ない印象を受けました。
女性ボーカルは高級機並みに素晴らしく鳴らすので相対的にそう感じてしまう部分もありますが。
得意な音楽はロックやアニソン、女性ボーカル物に相性抜群。
苦手な音楽はオーケストラなんかにはあまり向いていないですね。
装着感と取り回しについて
10mmの大きなダイナミックドライバーを含む6ドライバーが入っているだけあってイヤホンのサイズは大きめです。
ただフィット感は結構良くて、大きさからくる耳への存在感を考慮しても装着感は悪くないです。
普通くらいかな。
付属ケーブルはKZとかでよくみる標準的なもの。
取り回しの面で特に問題はありませんが、せっかくなので出来ればリケーブルしたほうがいいのかなと。
総評
定番人気を獲得するだけあって非常に完成度の高いイヤホンでした。
これが1万円以下どころか5000円付近で買えてしまうというのは驚異的なコストパフォーマンスですね。
個人的にKZのAS06で結構満足していたのですがさらに明瞭感あるサウンドと隙きのない音作りで明らかに1ランク上のレベルに仕上がっていました。
おすすめとか僕が言うまでもなくすでに人気のイヤホンですが、間違いないのない確かな出来のイヤホンでした。
おすすめです!