こんにちは、猫居です。
趣味で完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を集めています。
今回は11/27~先行セールが始まっているAmazonブラックフライデーでセール対象となっているTWSの中から、個人的に特におすすめだなと思うものをピックアップしてご紹介。
価格帯別にいくつかピックアップしたので予算に合ったお買い得イヤホンが見つかると思います。
Amazon BlackFriday 2024|セール対象のおすすめ完全ワイヤレスイヤホン
予算1万円以内のセール対象おすすめTWS
QCY Melobuds Pro
- セール価格:5,300円(通常価格5,600円くらい)
- 連続再生時間:8.5時間/34時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
7.7/10 | 9/10 | 8/10 | 8.5/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | ○ | ○ |
コスパ高で人気の中国メーカーQCYの完全ワイヤレスイヤホン。
このブログでは普段からおすすめしているイヤホンです。
正直ブラックフライデーだからといってすごく値引きされているってわけではないのですが…他のイヤホンのセール価格と比較してもやはり良いです。
(中華メーカーは常にセール価格状態なので大型セールがきてもそれほど大きな値下げはしない傾向にあります)
5,000円そこそこのお値段ながら1万円以下のTWSではもっとも強力なノイズキャンセリング機能を搭載。かなり強力にノイズカットしてくれます。
音質も明瞭でバランスの良いサウンドですし、装着感やビルドクオリティも良好。
とてもコストパフォーマンスの良いイヤホンです。
【デメリット】
- 着脱検知機能*の精度がイマイチ
(*イヤホンを外すと音楽を自動停止し、装着しなおすと音楽の再生を再開する機能)
イヤホンをテーブルに置いただけで装着中と判断されたりするので、アプリから機能をOFFにすることをおすすめします。
Anker Soundcore Liberty 4
- セール価格:9,990円(通常価格14,990円)
- 連続再生時間:9時間/28時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
8/10 | 8.5/10 | 8/10 | 8.5/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | - | ○ |
予算をもう少し広げて1万円までと考えたとき、普段はもっとも完成度の高いイヤホンとしてEarFun Air Pro 4をおすすめしています。
しかし、こちらも普段とあまり変わらないお値段。
代わりに中々値下げされないAnker Soundcore Liberty 4が大幅値下げで1万円以下まで落ちてきており、今回はこれが目玉の1つかなと思っています。
デュアルドライバー搭載でド派手なドンシャリサウンドを鳴らすイヤホンです。
音質は定価の15,000円くらいではめっちゃ良いとは言い難いですが、1万円以下なら全然アリ。
ノイキャンもかなり強力ですし、空間オーディオ機能や心拍数・消費カロリーなどが測れるワークアウト機能まで搭載。
非常に多機能でユニークなイヤホンとなっています。
【デメリット】
- ドンシャリが過ぎて高音がかなり刺さる
- 低遅延モード無し
刺さりが気になる場合はアプリのイコライザーで高音を少し抑えてあげると良いと思います。
【Anker Soundcore Liberty 4 レビュー】
予算2万円以内のセール対象おすすめTWS
Nothing Ear (a)
- セール価格:11,840円(通常価格14,800円)
- 連続再生時間:9時間/42.5時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
8.6/10 | 9/10 | 9/10 | 8.5/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | ○ | ○ |
Nothingのおしゃれ完全ワイヤレスイヤホンです。
強力なノイキャンと重低音が特徴。
ベースエンハンス機能で低音の調整でき、程よい低音から重々しいほどの重低音までコントロール可能。
AirPods Proの感圧センサーと同じようにスティック部分をつまむことでイヤホンを操作するスタイルなので誤操作の心配がありません。(先に紹介したAnker Liberty 4もこの方式)
実はNothingのイヤホンはEar (a)と上位機Ear、両方がセール対象となっています。
ただ、上位機だからといって完全な上位互換ではなく、音の傾向からして全然違います。
Ear(a)は低音重視、Earは高音重視のサウンド。
Earのほうが高音が明瞭な分やや刺さり気味、ノイキャンも少し強力な分ホワイトノイズ多めと少し上位機のほうがすこし癖が強いです。
おしゃれさはどちらも変わらないくらいおしゃれなのでデザインの好みで選ぶのもアリかと思いますが、個人的にはEar(a)の方がクセなしコスパ良しでおすすめです。
【デメリット】
- イヤホンケースの蓋がちょっと開けにくい
- 低遅延モードはNothing Phone以外ではそれほど低遅延ではない
Edifier Neobuds Pro 2
- セール価格:13,990円(通常価格18,000円くらい)
- 連続再生時間:5.5時間/22時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC/LHDC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
9/10 | 9.5/10 | 8.5/10 | 8.5/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | ○ | ○ |
EDIFIER NeoBuds Pro 2は高音質と強ノイキャンを両立した高性能イヤホン。
音質とノイキャンを高度に両立したイヤホンは3万円クラスのハイエンド機以外ではほとんど無いので本当に貴重です。
ノイズキャンセリングはSONYの旧ハイエンド完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM4と遜色のないレベルの強力さ。
これほど強力なノイキャンは3万円オーバーでも中々ありません。
音質的にもハイブリッドドライバーを生かしたパワーのあるドンシャリで、こちらも2万円以内で買える完全ワイヤレスではTOPクラス。
空間オーディオ機能も備えるなど、2万円後半〜3万円くらいのイヤホンと比較しても引けをとらない性能です。
【デメリット】
- 音量の調節は実質的にデバイス側から行う必要がある
- 連続再生時間が最近のTWSとしてはやや少なめ
操作性と再生時間という使い勝手に直結する部分に少し癖のあるところがデメリットです。完全ワイヤレスイヤホンは初めてという方にはあまり向かないかもしれません。
【EDIFIER NeoBuds Pro 2の詳細レビュー】
JBL TOUR PRO 2
- セール価格:19,800円(通常価格26,000円弱)
- 連続再生時間:10時間/40時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
8.8/10 | 8/10 | 9/10 | 9/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | - | ○ | ○ |
今年、後継機のTOUR PRO 3が発売されて販売終了となったJBLの旧ハイエンドTWS。
完全に投げ売り状態で定価33,000円が2万円を切るまでに値下がっています。
旧作といえど現在基準で見ても欲しい機能はしっかり揃っており、イヤホンケースからアプリを操作できるスマートタッチディスプレイはJBLならでは。
音質も定価の3万だったら物足りない解像感ですが、2万円以下なら上等と言えるでしょう。
さらにミドルクラスのスマートタッチディスプレイ搭載TWS『LIVE BUDS 3』もセール対象となっており、こちらは更に安価な13,750円。
- 低音重視のサウンドが好み→TOUR PRO 2
- ボーカル、中音重視のサウンドが好み→LIVE BUDS 3
- 軽い装着感が好み→LIVE BUDS 3
- 装着時の安定感も大事→TOUR PRO 2
- ノイキャンは強力な方が良い→LIVE BUDS 3
音質はTOUR PRO 2の方が若干程度優れていると思いますが、音の傾向が全然違うので好みに近いほうを選ぶと良いと思います。
装着感はどちらも良好ですが、LIVE BUDS 3は豆粒型で耳穴にすっと収まる圧迫感の無い軽いつけ心地。TOUR PRO 2はスティック型でしっかりフィットする安定感のある着け心地といった違いがあります。
ノイキャンは最近発売されたLIVE BUDS 3の方が明らかに効きが良いです。
予算3万円以内のセール対象おすすめTWS
HUAWEI FreeBuds Pro 3
- セール価格:22,980円(通常価格28,800円)
- 連続再生時間:6.5時間/31時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC/HWA
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
9.5/10 | 9.5/10 | 8.5/10 | 8.5/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | ○ | ○ |
HUAWEIのおしゃれで高性能な完全ワイヤレスイヤホン、FreeBuds Pro 3。
マイクロ平面振動板ドライバーと11mmダイナミックドライバーのデュアルドライバー仕様。
中高音寄りの音で、特に歪み無く綺麗に伸びる高音は秀逸です。
ノイキャンの強さはWF-1000XM4よりはやや下、Technics EAH-AZ80と同程度。
2万円台までで購入できる物の中ではTOP3に入るくらい強力なノイキャンです。
イヤホンのスティック部分をスワイプすると音量を上下、つまむと再生/停止といった操作になっており、操作性も非常に優れています。
各社のハイエンドTWSが4万円前後、あるいはそれ以上に値上がりしている中でFreeBuds Pro 3は2万円台で他社製品に勝るとも劣らない出来に仕上がっているのでこのセール価格はとてもお買い得と言えるでしょう。
【デメリット】
- AndroidではGoogle Playストアでアプリをダウンロード出来ないのでアプリインストールにやや手間がかかる
iOS版のアプリはApp Storeで問題なくダウンロード出来ます。
【HUAWEI FreeBuds Pro 3の詳細レビュー】
Bose QuietComfort Earbuds
- 価格:21,600円(通常価格26,400円)
- 連続再生時間:8.5時間/31.5時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
8.3/10 | 9.5/10 | 9.5/10 | 9/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | - | ○ (実質×) |
○ |
今年の10月に発売されたばかりのBoseのエントリーモデル。
ハイエンドにあたるQuietComfort Ultra Earbuds(QCUE)は最強のノイズキャンセリングイヤホンとして名高いですが、それよりは1レベルくらい消音力は劣ります。
他社ハイエンド製品の強力なノイズキャンセリングと同格くらいの実力です。
音質面でもBoseらしい豊かな低音はしっかりと出ていますが、高音の質などで上位機のQCUEに見劣りします。
そして装着感も極上の着け心地のQCUEと比べると1レベルダウンした感じ。
それでいて26,500円という絶妙に買いたくない価格設定のイヤホンなのですが…
(もう少し上乗せすればSONY WF-1000XM5やQCUEが買えてしまうため)
今回めちゃくちゃ値下がりして21,600円という価格になっています。
この値段で最上位クラスのノイキャン、BOSEらしい深みのある低音が楽しめるなら結構良いんじゃないかなと思います。
【デメリット】
- 低遅延モードが全然低遅延にならない
- イヤホンケースが安っぽい
【Bose QuietComfort Earbuds (第2世代) 簡易レビュー】
3万円以上のセール対象おすすめTWS
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4
- セール価格:36,600円(通常価格45,000円くらい)
- 連続再生時間:7.5時間/30時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
9.9/10 | 9.5/10 | 9/10 | 9/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | ○ | ○ |
圧倒的な高音質と非常に強力なノイズキャンセリングを併せ持つ、2024年の完成度No1候補です。
デフォルトではフラットでやや地味な音色ですが、音質最適化機能で自分に合った音に最適化すると激変します。
ゼンハイザーらしい広大な音場感に適度な量感ながら非常に深みのある低音、生々しいボーカル、繊細な高音表現。
ワイヤレスでも非常にリッチなリスニングが可能です。
イヤホンは耳にすっと収まり長時間着けていても負担にならず、操作性も抜群で完成度はとても高いと思います。
【デメリット】
初期状態では外音取り込み時に異音が入る。(専用アプリからファームウェアアップデートすることで修正される)
【ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4の詳細レビュー】
AKG N5 HYBRID
- 価格:32,000円(通常価格38,500円)
- 連続再生時間:10時間/40時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC/LC3plus
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
9.7/10 | 9.5/10 | 9/10 | 9/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
○ | ○ | ○ | ○ |
ドングル接続可能なAKGのハイエンドTWS。
価格帯最高クラスの高音質で、非常にフラットで高解像なモニターライクな音を鳴らします。
ノイズキャンセリングも非常に強力ですし、装着感や機能はハーマン系列なのでJBLのハイエンド機と同等。
そしてペアリングしていない機器ともドングル接続で即座に繋ぐことができ、それが高音質かつ低遅延という実用性の高さが魅力です。
通常の完全ワイヤレスイヤホンに搭載されたゲームモードよりもさらに低遅延なのでゲームでも使いたいという方にもおすすめできます。
ドングルはイヤホンケースに収納可能
【デメリット】
- ドングル接続が万能ではない点
一見最高に思えるドングル接続ですが、時々ドングル接続とBluetooth接続が勝手に切り替わってしまうことがあったり、使える機能に制限があったりとやや使い勝手に難があります。とはいえ、やはりあると非常に便利なんですが…知らないで買うと思ってたのと違う!ってなるかもしれません。
Apple AirPods Pro
- 価格:33,200円(通常価格39,800円)
- 連続再生時間:6時間/30時間(ケース込)
- 対応コーデック:SBC/AAC
音質 | ノイキャン | 外音取り込み | 装着感 |
8.3/10 | 10/10 | 10/10 | 10/10 |
マルチポイント | ハイレゾ | 低遅延モード | イコライザー |
- | - | - | - |
めったに安くならないAirPods Proも今セールで6,600円の割引です。
AirPods Proの凄いところは外音コントロールが非常に巧みな点。
ノイキャンをONにすれば周囲の騒音がピタッと止まり、外音取り込みモードに切り替えればイヤホンをしていないときと同じ感覚で周囲の音を聞くことができます。
装着感もカナル型とは思えないほど軽いので、外音取り込みにして過ごしていると本当にイヤホンを着けていることを忘れそうになります。
音の傾向はフラットで非常に真面目な音という印象。
旧世代のものと比べて低音がしっかり出るようになったので充分リスニングが楽しめるレベルの音質となりました。
【デメリット】
- 他社のハイエンドイヤホンと比べると音質面では見劣りする
あとがき
簡単にですがAmazonブラックフライデーでおすすめのTWSについてまとめてみました。
自分はとりあえずオーディオテクニカ ATH-CKS50TW2(公式サイト)を購入しました。
オーテクの重低音+25時間の超ロング再生が売りのイヤホンです。
マグネティックスイッチ機能というイヤホン同士を磁石でくっつけると電源OFF、分離させると電源ONという仕組みを採用していて、ケース無しでも使えますっていうのが面白いなぁと思いまして。
ある程度使い込んだらレビューもすると思います!
今年最後のセール、みなさんも楽しんでください~。